消費横ばい、2015年7月、家計調査データ!
家計調査、2015年7月:8/28
・総務省統計局:
・http://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/index.htm
・消費支出:1世帯当たり 280,471円
・前年同月比 実質0.2%の減少、前月比(季節調整値) 実質0.6%の増加
・名目0.1%の増加
・消費支出 100.1%:280,471円
食料 104.2%:78,672
→穀類 100.3%:6,437、魚介類 102.6%:6,030、肉類 104.5%:7,187、乳卵類 103.8%:3,697、野菜・海藻 109.0%:8,748、果物 108.7%:3,529、調味料 104.0%:3,028、菓子類 104.3%:6,732、調理食品 102.3%:9,750、飲料 104.1%:5,132、酒類 98.5%:3,750
外食 105.5%:14,200
住居 95.2%:17,517
光熱・水道 98.3%:18,581
家具・家事用品 103.2%:12,538
被服及び履物 102.8%:12,130
保健医療 101.7%:12,635
交通・通信 99.2%:41,269
教育 97.4%:8,633
教養娯楽 105.7%:30,950
その他の消費支出 92.6%:47,546
猛暑・ボーナス増でも踊らぬ夏消費、食品値上げ重荷
・7月支出0.2%減、高齢者ら手控え
・日本経済新聞:8/29
・個人消費の回復が鈍い。総務省が28日発表した7月の家計調査によると、1世帯あたりの実質消費支出は前年同月比0.2%減の28万471円だった。猛暑やボーナス支給という好条件が重なったにもかかわらず、2カ月連続の減少となった。食品の値上げなどを背景に、年金収入で暮らす高齢者らが支出を抑えた影響が大きい。
PI研のコメント:
・2015年7月度の家計調査データが8/28、総務省統計局から公表されました。結果は消費支出100.1%で金額では280,471円となり、ほぼ昨年同月対比で横ばいとなりました。日経新聞でも、「猛暑・ボーナス増でも踊らぬ夏消費、食品値上げ重荷」との見出しで記事を配信していますが、厳しい状況といえます。ただ、食料は104.2%、78,672円と堅調な伸びで、CPI(消費者物価指数)とも連動し、値上げが消費を押し上げたといえます。食料以外では、家具・家事用品 103.2%(12,538円)、教養娯楽 105.7%(30,950円)が堅調です。ただ、これ以外はいずれも消費は伸び悩んでおり、猛暑であったにも関わらず、全体の消費は厳しい月であったといえます。CPIもほぼ横ばいであり、今後、消費の回復が見込みにく中、食品スーパーをはじめ、流通業は、競争がより激しくなる中での経営のかじ取りが求められるといえます。
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