アインファーマシーズ、2016年4月、第1四半期、好調!
アインファーマシーズ、2016年4月、第1四半期決算、8/26
・http://www.ainj.co.jp/
・http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1282832
B/S関連:キャッシュの蓄積
・総資産:1,154.13億円
・自己資本比率: 42.1%(昨年 42.0%)
・現金及び預金:204.65億円(総資産比 17.73%)
・有利子負債:128.30億円(総資産比 11.11%)
・買掛金:337.16億円(総資産比 29.21%)
・利益剰余金 :322.21億円
P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高: 521.46億円( 20.3%)、営業利益:27.10億円( 58.7%)
・経常利益: 28.86億円( 58.1%)、当期純利益: 15.33億円( 52.7%)
・原価:85.01%(昨年 86.28%):-1.27、売上総利益:14.99%(昨年 13.72%):+1.27
・経費:9.78%(昨年 9.77%):+0.01
・営業利益:5.21%(昨年 3.95%):+1.26
アインファーマシーズのコメント:
・当社グループは、調剤薬局の新規出店及びM&Aによる事業拡大をはじめ、医療モールの総合開発、都市型ドラッグストア事業を推進し、グループの事業規模及び収益拡大に努めてまいりました。
調剤薬局部門の既存店売上高は、新薬への変更による処方箋1枚当たりの売上高の上昇により、引き続き増収傾向で推移しております。
・当社グループでは、調剤薬局に求められる「かかりつけ薬局」機能の役割を果たすべく、在宅対応を中心とした地域医療との連携、お薬手帳等を活用した薬剤に関する情報の一元的・継続的管理の強化、ジェネリック医薬品の使用を促進するとともに、それぞれの薬局が調剤薬局業務の全行程について、自ら検証・再構築する「考える薬局プロジェクト」にて業務効率の改善、患者サービスの拡充を進めております。
・同期間の出店状況は、M&Aを含め、グループ全体で合計11店舗を出店し、2店舗の閉店により、当社グループにおける薬局総数は763店舗となりました。
アインファーマシーズの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=9627.T
PI研のコメント:
・アインファーマシーズが8/26、2016年4月度の第1四半期決算を公表しました。結果は大幅増収増益、好決算です。特に利益はいずれの段階でも50%を超える増益であり、収益性が際立っています。その要因ですが、経費は若干上昇しましたが、それを大きく上回る原価の改善が寄与したことによります。アインファーマシー自身も「お薬手帳等を活用した薬剤に関する情報の一元的・継続的管理の強化、ジェネリック医薬品の使用を促進、・・」とコメントしているように、特に、ジェネリック医薬品等が原価を下げたのではないかと思われます。また、「処方箋1枚当たりの売上高の上昇」とのことですので、今期は既存店も好調に推移し、利益を押し上げたと思われます。アインファーマシーズ、この好調な決算をもとに、今期、さらに攻めに転じ、「調剤薬局の新規出店及びM&A」、さらには、「医療モールの総合開発、都市型ドラッグストア事業を推進」をどう進めてゆくのか注目です。
お知らせ:
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