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November 27, 2015

売上速報、食品スーパー、2015年10月、既存店102.0%!

スーパーマーケット販売統計調査(2015年10月実績速報版):11/20
・http://www.super.or.jp/
・https://www.facebook.com/superkyokai/timeline
・http://www.super.or.jp/wp-content/uploads/2015/11/tokei-20151120hms.pdf
・日本スーパーマーケット協会:http://www.jsa-net.gr.jp/
  →97社、7,550店舗、80,392億円:2015年4月現在
・オール日本スーパーマーケット協会:http://www.ajs.gr.jp/
  →55 社、1,924店舗、15,833億円:2014年12月現在
・一般社団法人 新日本スーパーマーケット協会:http://www.super.or.jp/?page_id=2646
  →350社、6,044店舗、73,000億円:2014年6月現在

2015 年10月:
・10 月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断 DI 現状判断は前月から+0.8 の 50.0、見通し判断前月から+0.2 の 46.5 となり、共にわずかな回復をみせ、現状判断はちょうど 50となった。
・経営動向調査結果は、少雨好天や土曜日が一日多い恩恵を受け、来客数 DI がやや持ち直したことで売上高 DI、収益 DI 共に小幅にプラスを維持している。依然として生鮮品や食品の仕入原価 DI が高止まりしていることで、販売価格 DI や客単価 DI が高水準で維持されている。
・カテゴリー動向結果は、相場高を背景に青果 DI が 16.0、好天による行楽需要の高まりを背景に惣菜DI が 11.1 と共に好調となっている。一方で相場高が落ち着きを見せ始めた畜産 DI や不漁等で高値が続く水産 DI はそれぞれ 3.8、-0.7 と伸び悩みをみせている。(カテゴリー動向については最終ページに詳細を掲載)
・景況感調査は、ここ数か月の下落傾向が続いていたが、当月はわずかに持ち直しをみせた。ただし、その上昇幅はいずれも小幅なものにとどまっている。景気判断 DI 現状判断は 50 台を回復したが、その他の DI は判断の分かれ目となる 50 を下回る水準であり、景況感の減速に歯止めがかかったとは言い難い。周辺地域景気判断 DI の長期傾向でみても景況感は下降トレンドを示唆している。(周辺地域景気動向 DI 長期傾向参照)
・好天や曜日などの追い風を受けた月であったが、特に見通し判断 DI の戻りは弱く、依然として先行きへの不安が根強い状況であることに変化はみられない。年末商戦に向けて見通し判断 DI の動向を注視していきたい。

集計企業数(社):パネル275(275社)
・総店舗数(店舗):7,432店舗
・既存店総売上高:81,354,684万円(店舗平均月商:11,310万円)
・総売場面積(平米):12,681,294平米:店舗平均売場面積:517.06坪)

概要:10月度
・総売上高:85,074,730万円(全体104.1%、既存店102.0%)
・青果:11,900,384万円(構成比14.0%、全体108.1%、既存店105.7%)
・水産:7,434,748万円(構成比8.7% 、全体103.2%、既存店100.8%)
・畜産:9,613,560万円(構成比11.3%、全体103.0%、既存店100.5%)
・惣菜:8,233,857万円(構成比9.7%、 全体107.1%、既存店104.3%)
・日配:16,429,766万円(構成比19.3%、全体103.9%、既存店101.8%)
・一般食品:22,256,925万円(構成比26.2%、全体103.0%、既存店101.1%)
・非食品:6,679,996万円(構成比7.9%、 全体101.7%、既存店100.8%)
・その他:2,525,537万円(構成比3.0%、 全体100.0%、既存店99.2%)

エリア別:10月度
・北海道・東北地方:全体104.3% 、既存店102.8%
・関東地方:全体104.3%、既存店101.8%
・中部地方:全体104.8%、既存店102.3%
・近畿地方:全体102.8%、既存店101.6%
・中国・四国地方:全体105.8%、既存店102.0%
・九州・沖縄地方:全体102.5%、既存店102.1%

保有店舗数別集計:10月度
・1~3店舗 :全体99.7%、既存店100.9%
・4~10店舗 :全体102.2%、既存店100.8%
・11~25店舗 :全体101.8%、既存店100.6%
・26~50店舗 :全体104.0%、既存店102.2%
・51店舗以上 :全体104.6% 、既存店102.3%

好調コメント 不調コメント :( )は少数コメント
・2015 年10月調査(9 月実績)キーワード:
  1. シルバーウイーク(好天に恵まれる、祝日が一日多い)
  2. 天候要因(気温低下、上旬は雨多く、中旬以降は好天)
  3. プレミアム商品券

青果 DI:16.0(好調)
・主力野菜(キャベツ・大根・ネギ等)相場の高騰が続くなか、買い上げ点数の減少が抑えられ、一品単価が上昇したことにより好調となった。サラダ、カット野菜が特に好調とのコメントが多い。鍋物商材(葉物・キノコ類)が好調となっている。果実では相場が安いバナナを中心とした輸入果物が好調、柑橘類(みかん)についても好調とするコメントが多かった。

水産 DI:-0.7(やや不調)
・行楽にあわせた刺身盛り合わせなど即食性の高いもの、塩干類、鍋物商材が好調である一方で、サンマや秋鮭は不漁や相場高などで不調であったとのコメントが多かった。

畜産 DI:3.8(やや好調)
・依然として相場高が続いており、訴求の仕方が難しい状況になっています。特に牛肉が高く、ステーキ、焼肉商材が伸び悩む一方、行楽や祭りに関連して焼鳥の需要が高く、鍋物商材が好調。牛肉から相場が落ち着きをみせている豚肉にシフトしているとのコメントも散見された。加工肉については発がんリスク報道以降、急激な売上減少を指摘する声も聞かれた。

惣菜 DI:11.1(好調)
・好天による行楽需要の高まりにより、揚げ物、弁当、オードブルなどが好調となった。曜日めぐりによる来客数の増加や季節商品の展開、できたての提供等の取組みの効果も好調の要因となっている。

日配 DI:2.5(やや好調)
・乳製品やパン類などは価格上昇を追い風に、ハロウィンに関連した洋生菓子、青果相場高により漬物などが好調となっています。おでんなどのホットメニューは、気温の低下状況により好不調まちまちな結果となった。

一般食品:-0.6(やや不調)
・曜日めぐりによる来客数の増加や、加工食品の価格上昇、これまで不振が続いていた米が新米発売でやや持ち直しをみせたものの、競合との価格競争が厳しく、やや不調となった。

非食品 DI:-4.8(やや不調)
・ハロウィン関連のグッズが好調であるが、妖怪ウォッチ関連、デング熱騒動の殺虫剤などで反動がみられ、カテゴリー全体ではやや不調となっています。紙製品は、価格上昇に加え、競合が厳しく不調、行楽関連で割り箸、紙皿・紙コップなどが好調とのコメントが散見されている。

PI研のコメント:
・11/20、新日本スーパーマーケット協会から、全国の食品スーパー、7,432店舗の2015年10月度の売上速報が公表されました。結果は全体が104.1%、既存店は102.0%と、好調な結果となりました。「少雨好天や土曜日が一日多い恩恵を受け」に加え、「相場高を背景に青果 DI が 16.0、好天による行楽需要の高まりを背景に惣菜DI が 11.1 と共に好調」だったことが売上高を押し上げたといえます。ただ、「相場高が落ち着きを見せ始めた畜産 DI や不漁等で高値が続く水産 DI はそれぞれ 3.8、-0.7 と伸び悩み」とのことですので、これまで全体を牽引していた畜産がやや伸びやんだことは気になるところです。また、エリア別では近畿、九州がやや伸び悩んだものの、それ以外は好調でした。一方、規模別では小規模店が苦戦しており、大規模店が好調であったといえます。食品スーパー、中間決算も堅調、特に、利益が好調に推移しましたが、後半も堅調に推移するか、その動向が気になるところです。

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