ヤオコー、2015年3月、中間、大幅増収増益、好調!
ヤオコー、2016年3月、第2四半期決算、11/4
・http://www.yaoko-net.com/
・http://contents.xj-storage.jp/xcontents/82790/4fd116dd/d22c/49a0/8cee/1d4943f89eb6/140120150922401095.pdf
B/S関連:キャッシュの蓄積
・総資産:1,333.95億円
・自己資本比率:49.0%(昨年46.9%)
・現金及び預金:51.71億円(総資産比 3.87%)
・有利子負債:196.96億円(総資産比 14.76%)
・買掛金:178.50億円(総資産比 13.38%)
・利益剰余金 :637.89億円
P/L関連:キャッシュの創出:
・営業収益: 1,612.68億円( %)、営業利益:88.80億円( %)
・経常利益:86.95億円( %)、当期純利益:56.39億円( %)
・原価:71.92%(昨年 %):+ 、売上総利益:28.08%(昨年 %):+
・経費:27.08%(昨年 %):+
・マーチャンダイジング力:+1.00%(昨年 %):+
・その他営業収入:4.77%(昨年 %):+
・営業利益:5.77%(昨年 %):+
・当社は、平成27年3月期第2四半期は連結業績を開示しておりましたが、平成28年3月期第1四半期より非連結での業績を開示しております。そのため、 平成27年3月期第2四半期の経営成績(累計)及び対前年同四半期増減率については記載しておりません。
参考:個別業績
・営業収益: 1,612.68億円(12.4%)、営業利益:88.80億円(24.4%)
・経常利益:86.95億円(16.8%)、当期純利益:56.39億円(16.8%)
ヤオコーのコメント:
・当社におきましては、第8次中期経営計画の初年度として、「スーパーではなく『ヤオコー』と呼ばれる存在へ」をメインテーマに掲げ、「商品・販売戦略」、「運営戦略」、「育成戦略」、「出店・成長戦略」の4つの課題を柱に、生活者の「豊かで楽しい食生活」の実現に向け取組んでまいりました。
・商品面につきましては、売上上位商品や旬の素材を中心とする主力商品の磨き込みと、商品のリニューアルによる活性化に尽力いたしました。特に、生鮮部門及びデリカ部門の連携を強化した商品開発や商品化の拡充とともに、生鮮部門については生産者の皆さまと共同で鮮度・品質向上に取組む一方、デリカ部門については商品開発や改良を鋭意進め、お客さまの支持向上につながりました。また、引き続き「Yes!YAOKO」(当社独自のプライベートブランド)と「star select」(株式会社ライフコーポレーションとの共同開発プライベートブランド)の商品開発を進めてまいりました。
・販売面につきましては、「商品育成」に主眼を置き、主力商品や旬の商品の支持拡大に注力いたしました。また、引き続き「ヤングファミリー層」(子育て世代)のお客さまからの支持拡大を図るべく、EDLP(常時低価格販売)政策の展開を拡大するとともに、ターゲットをより明確にした販促企画の充実など、FSP(フリークエント・ショッパーズ・プログラム)の活用をさらに深耕したマーケティング施策を展開いたしました。さらに、お客さま目線による従業員の接客意識の向上への取組みにも注力してまいりました。これらの施策の結果、既存店客数及び買上点数の増加につながり、既存店売上高が増加いたしました。なお、既存店売上高は29ヶ月連続で前年同月を上回っております。
・店舗運営につきましては、作業工程の見直しやIT化・機器導入による業務効率化を推進するとともに、生産性向上についてモデル店舗での取組みの「横展開」を進めてまいりました。
・店舗につきましては、4月にららぽーと富士見店(埼玉県富士見市)、7月に検見川浜店(千葉県千葉市)の2店舗を開設いたしました(平成27年9月末現在144店舗)。また、既存店の活性化策として、6月に野田つつみ野店(千葉県野田市)と桐生相生店(群馬県桐生市)、7月に富岡店(群馬県富岡市)と成田駅前店(千葉県富里市)、8月に前橋六供店(群馬県前橋市)の5店舗について大型改装を実施いたしました。
ヤオコーの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=8279.T
PI研のコメント:
・ヤオコーが11/4、2015年3月期の中間決算を公表しました。「平成28年3月期第1四半期より非連結での業績を開示」とのことで、昨年対比は個別としての補足での公表ですが、結果は大幅増収増益、すべての指標が2桁、特に、営業利益は24.4%増となる好決算でした。「主力商品や旬の商品の支持拡大に注力」、「ヤングファミリー層」(子育て世代)」、「EDLP(常時低価格販売)政策の展開を拡大するとともに、ターゲットをより明確にした販促企画の充実など、FSP(フリークエント・ショッパーズ・プログラム)の活用をさらに深耕したマーケティング施策を展開」等の諸施策が「既存店客数及び買上点数の増加」につながり、「既存店売上高は29ヶ月連続で前年同月を上回っており、・・」とのことです。ヤオコーの最大の特徴は「生鮮部門及びデリカ部門の連携を強化した商品開発や商品化の拡充」ですが、これらが顧客からの絶大な支持を得ていると思われます。食品スーパー業界は業態を超えたディスカウント戦略にさらされていますが、ヤオコーのように、この動きと一線を画し、付加価値を追求し、好業績をあげている企業もあります。ヤオコーの今後の展開に注目です。
お知らせ:
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