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November 12, 2015

ハンズマン、2015年6月本決算、増収、大幅増益!

ハンズマン、2015年6月、本決算、8/4
・http://www.handsman.co.jp/
・http://www.handsman.co.jp/

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:18.81億円(昨年13.92億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△0.88億円(昨年△2.19億円)
  →有形固定資産の取得による支出 :△1.50億円(△3.20億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△18.83億円(昨年△11.73億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少): △0.90億円(昨年△0.00億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積
・総資産:177.57億円
・自己資本比率: 54.4%(昨年47.5%)
・現金及び預金:6.82億円(総資産比 3.84%)
・有利子負債:48.14億円(総資産比 27.11%)
・買掛金:16.29億円(総資産比 9.17%)
・利益剰余金 :75.52億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高: 290.24億円(2.6%)、営業利益:10.95億円( 65.6%)
・経常利益:17.72億円(33.1%)、当期純利益:10.92億円( 34.8%)
・原価:70.65%(昨年 71.01%):-0.36、売上総利益:29.35%(昨年 28.99%):+0.36
・経費:25.56%(昨年 26.63%):-1.07
・営業利益:3.79%(昨年2.36%):+1.43

ハンズマンのコメント:
・当社は前事業年度に引き続きお客様の要望される商品の導入・拡充を行うための売場改装を推進するとともに、売場スタッフのコンサルティング販売能力の向上を目的とした商品取扱実技研修会を積極的に開催し、より多くのお客様に喜ばれ、お役に立てる施策を実施してまいりました。
・店舗数11店舗:
・宮崎県4店舗、鹿児島県2店舗、熊本県2店舗、大分県1店舗、福岡県2店舗
・中長期的な会社の経営戦略:
・当面の目標は、地域一番のDIY大型専門店になることであります。九州地区におけるリージョナルチェーンを目指しております。また、出店地域のお客様の声を基にした品揃えの拡充とDIYの専門知識を豊富に持ったスタッフの増強によって、地域のお客様にとって、より必要とされ、喜ばれる店舗づくりに邁進してまいります。
・接客を重視するからPOSがない:
・「POSは導入されないのですか。」とよく聞かれます。確かに流通業にとって、売上や在庫を把握するPOSシステムは今や欠かせない存在とも考えられています。しかし当社ではあえてPOS導入を行っておらず、商品の在庫管理は適正な在庫量を維持するため独自システムで行っています。
POSが教えてくれることは、あくまで過去の売れ筋商品情報であり、お客様が本当に必要としているものは数えてくれないからです。また、POSを導入した場合、レジではバーコードを読み取るだけで値段札を付ける必要がなくなり、発注は機械で自動発注するとなれば、従業員が商品に接する機会も減ってしまいます。商品のことは機械ではなく人に任せたい。POSを導入しないのは接客に重点を置いているからなのです。

ハンズマンの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=7636.T

参考:
・BizReach Regional
・https://regional.bizreach.jp/company/handsman-overview/
・記事抜粋:
・1986年に35,000点の商品をそろえ開業したホームセンター「ハンズマン」。「これは置いてないの?」「こういうのが欲しい」とのお客様の声に応え続け、今や取扱商品は1店舗で22万アイテムにまで拡大した。ネジは1本から、片方だけのゴム手袋、ペットボトルのフタだけも買える。
・「これからホームセンターの時代がくるかもしれない」。それまで公共事業受注が主だった、ハンズマンの前身であるオーゾノ株式会社が、新しい事業を始めるため、視察に向かった先はアメリカだった。そこでさまざまなホームセンターを見学し、そこで得た知見を生かして、1986年に宮崎県でホームセンター事業をスタート。
・店舗デザインは「お客様が店内に入った瞬間、いかにすべての商品を見せてあげられるか」を大事にした。1階と2階を吹き抜けにし、どの陳列棚も一目で見渡せるようにする。そして棚ごとに何の商品が並んでいるかすぐにわかるようなディスプレー板を置く。これらは大薗社長のアイデアだ。

PI研のコメント:
・宮崎のホームセンター、ハンズマンの最新の決算結果です。ハンズマンはホームセンター業界の中でも独特な経営スタイルを貫いています。「1店舗あたり22万アイテムの品揃え、100名の従業員数(業界平均の3倍)、POSシステムに頼らず、お客様の要望商品は全て品揃え、売場回遊性の向上に寄与する複層階吹き抜けの構造、一般のお客様からプロの職人さんにまで対応できる接客力、店舗売場は全て従業員の手作り(商品レイアウトからディスプレイまで全て)」などです。その決算結果ですが、増収、大幅増益、売上高が2.6%増とやや伸び悩んでいる点は気になりますが、営業利益は65.6%増と好調です。原価、経費、特に、経費が大きく改善しており、ダブルで利益を押し上げたのが要因です。原価は70.65%、結果、売上総利益は29.35%、経費は25.56%ですので、けっしてディスカウント戦略ではなく、ロングテールの利益のある品揃えでしっかり利益を確保しているといえます。やや気になるのは投資キャッシュフローが△0.88億円と、投資を控え、今期は攻めよりも守りを重視している点です。有利子負債も48.14億円と総資産比 27.11%とやや高めであり、結果、財務キャッシュフローに△18.83億円と営業キャッシュフローの大半を充てています。ハンズマン、今期、好調な決算結果を背景に、守りから攻め、成長戦略にいつ転換すのか、その動向に注目です。

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