マミーマート、2015年9月本決算、増収大幅増益!
マミーマート、2015年9月、本決算、11/13
・http://mami-mart.com/
・http://v3.eir-parts.net/EIRNavi/DocumentNavigator/ENavigatorBody.aspx?cat=tdnet&sid=1304210&code=9823&ln=ja&disp=simple
CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:39.17億円(昨年41.66億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△46.55億円(昨年△21.78億円)
→有形固定資産の取得による支出 :△50.86億円(△18.61億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:12.74億円(昨年△18.45億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少): 5.36億円(昨年1.42億円)
B/S関連:キャッシュの蓄積
・総資産:448.14億円
・自己資本比率:48.9%(昨年51.2%)
・現金及び預金:24.07億円(総資産比 5.37%)
・有利子負債:93.42億円(総資産比 20.84%)
・買掛金:53.05億円(総資産比 11.83%)
・利益剰余金 :163.84億円
P/L関連:キャッシュの創出:
・営業収益:971.82億円(4.7%)、営業利益:27.58億円( 29.9%)
・経常利益:31.60億円(23.0%)、当期純利益:16.83億円( 53.6%)
・原価:74.08%(昨年 74.78%):-0.70、売上総利益:25.92%(昨年 25.22%):+0.70
・経費:24.37%(昨年 24.29%):+0.08
・マーチャンダイジング力:+1.55(昨年+0.93):+0.62
・その他営業収入:1.29(昨年1.37):-0.08
・営業利益:2.84%(昨年2.30%):+0.54
マミーマートのコメント:
・小売業界では、円安を背景とした訪日客の増加と中国人観光客の所謂「爆買い」に象徴されるインバウンド消費が話題となりましたが、限定的なものであり、国内消費を強く押し上げるには至りませんでした。スーパーマーケット業界におきましては、平成27年10月に予定された消費税率引き上げが延期され、一時的な消費マインドの低下は免れたものの、相次ぐ公共料金の引き上げや小麦などの原材料高を背景とした食品全般の価格上昇、急速に進展する少子・高齢化社会、国内経済の停滞等の将来不安を背景とした生活防衛意識の高まりや、多様化する消費者のライフスタイルに対応する業態を超えた競合の出店攻勢や販売促進の熾烈化など、経営環境はますます厳しくなっております。
・このような情勢の中、当社グループ(当社及び連結子会社)は、「オンリーワン店舗への飛躍」をスローガンに、「オリジナル商品の拡大」「個店力のさらなる向上」「個人のスキルアップ」の3項目を重点取り組み項目として、ご来店されるお客様に楽しくお買い求めいただくため、情報提案型の売場づくりを推進してまいりました。
「オリジナル商品の拡大」につきましては、鮮度・品質の向上を目的とした生鮮部門の産地開拓、また、新規商品開発を強力に推し進めました。
・「個店力のさらなる向上」につきましては、販売計画の精度向上と、仮説~検証のサイクルを確立し、隙のない売場管理体制を構築いたしました。さらに、毎月の恒例の企画として「大試食会」プロモーションを実施し、各店の従業員が自ら商品を調理・提案することで、魅力ある店舗づくりを推し進めました。
・「個人のスキルアップ」につきましては、選抜教育や知識習得教育等、その体系・整備を行い、お客様に価値ある情報提案が出来る人材育成に努めてまいりました。
・設備投資としましては、㈱マミーマートにおいて、「Enjoy Life」店舗として平成26年12月にビバモールさいたま新都心店(埼玉県さいたま市)、平成27年5月に松戸新田店(千葉県松戸市)、平成27年7月に中和倉店(千葉県松戸市)をオープンいたしました。店舗の改装につきましては7店舗を実施いたしました。したがって、当連結会計年度末の店舗数は、温浴事業・葬祭事業を含め72店舗となりました。
マミーマートの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=9823.T
PI研のコメント:
・マミーマートが11/13、2015年9月期の本決算を公表しました。結果は増収、大幅増益、好決算となりました。経費は若干、上昇しましたが、それを大きく上回る原価の改善により、利益を押し上げたのが要因です。今期、マミーマートは積極的な投資をしており、営業キャッシュフローを上回る投資キャッシュフローであり、積極的な経営を推し進めています。また、「オンリーワン店舗への飛躍」をスローガンに、商品、店舗、個人の3つの軸でレベルアップをはかっており、その成果が表れつつあると思われます。マミーマート、この好調な決算をもとに、来期、どこまで収益を向上できるか、その動向に注目です。
お知らせ:
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