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November 19, 2015

東芝テック 、2016年3月、中間、赤字決算!

東芝テック、2016年3月、中間決算、11/5
・http://www.toshibatec.co.jp/
・http://www.toshibatec.co.jp/file/info15_2q_1.pdf

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:△55.14億円(昨年201.68億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△86.17億円(昨年△62.48億円)
  →有形固定資産の取得による支出 :△57.65億円(△29.09億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:185.16億円(昨年△30.69億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少): △2.72億円(昨年92.58億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積
・総資産:3,572.42億円
・自己資本比率:27.1%(昨年41.4%)
・現金及び預金:213.55億円(総資産比 5.97%)
・有利子負債:251.00億円(総資産比 7.02%)
・買掛金:758.34億円(総資産比 21.22%)
・利益剰余金 :△100.78億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・営業収益:2,641.44億円(3.1%)、営業利益:△5.39億円(  %)
・経常利益:△23.35億円( %)、当期純利益:△740.76億円(  %)
・原価:57.64%(昨年 56.39%):+1.25、売上総利益:42.36%(昨年 43.61%):-1.25
・経費:42.56%(昨年 38.83%):+3.73
・営業利益:-0.20%(昨年4.78%):-4.98

東芝テックのコメント:
・当社グループは「グローバル・ワンストップ・ソリューション企業」を目指し、「グローバルリテール事業の成長」、「ソリューション事業の拡大」及び「原価低減の加速、生産性向上による安定収益体制の構築」に鋭意努めてまいりました。
・売上高につきましては、為替の影響もあり、2,641億44百万円(前年同期比3%増)となりました。一方、損益面につきましては、海外リテールソリューション事業の粗利低下並びに同事業に係る新オペレーションシステム費用などの追加発生に伴う販売費及び一般管理費増加の影響により、営業損失5億39百万円(前年同期は122億18百万円の営業利益)、経常損失23億35百万円(前年同期は99億57百万円の経常利益)を計上いたしました。また、平成24年8月の買収後、買収したグローバルコマースソリューション事業の成長及びシナジーの創出に鋭意注力してまいりましたが、本年10月に入り、主要顧客の投資抑制傾向が顕著になることが判明し、需要の先行きに不透明感が増してきました。このような状況を踏まえて、新オペレーションシステムの立ち上げ時期及びコストを含む中期的な事業計画を保守的に見直し、減損テストを実施した結果、減損損失659億57百万円を特別損失に計上したことなどから、親会社株主に帰属する四半期純損失740億76百万円(前年同期は51億48百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)を計上するに至りました。
・リテールソリューション事業:
・国内及び海外市場向けPOSシステム、国内市場向け複合機及び国内市場向けオートIDシステム並びにその関連商品などを取り扱っているリテールソリューション事業は、欧米及び国内において小売業の投資意欲が伸び悩むとともに、競合他社との競争激化が続く厳しい事業環境の中で、マーケットニーズにマッチした新商品の開発、主力・注力商品の拡販、エリア・マーケティングの推進、コスト競争力強化による収益体質向上などに鋭意注力いたしました。
・国内市場向けPOSシステムは、セルフレジ、セルフオーダーシステムなどが好調であったものの、流通小売業の新規出店計画の見直しなどを背景に厳しい状況が続き、売上は減少いたしました。
海外市場向けPOSシステムは、主要顧客の投資抑制の影響などで伸び悩みましたが、為替の影響により、売上は前年同期並みとなりました。

東芝テックの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=6588.T

PI研のコメント:
・東芝テックが11/5、2016年3月期の中間決算を公表しました。2012年、IBMリテール・ストア・ソリューション事業をM&Aし、POS販売台数は世界シェア25%でトップとなった東芝テックですが、決算は一転、大幅、赤字決算です。「本年10月に入り、主要顧客の投資抑制傾向が顕著になることが判明し、需要の先行きに不透明感が増し、・・」とのことで、POS市場環境が世界的に急激に悪化したことに加え、「新オペレーションシステムの立ち上げ時期及びコストを含む中期的な事業計画を保守的に見直し、減損テストを実施した結果、減損損失659億57百万円を特別損失に計上、・・」と、減損が大きく経営を圧迫したためです。それにしても、世界No.1となったPOSメーカーが、ここまで厳しい経営悪化に陥るとは驚きです。これを受けて、株価も厳しい状況であり、投資家も売り優先となっています。東芝テック、今後、どう経営を立て直すのか、東芝本体も厳しい経営環境の中、その動向に注目です。

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