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December 14, 2015

アルピコH、マツヤをM&A、業界再編、地方で加速?

アルピコホールディングス株式会社による当社株式に係る株式売渡請求を行うことの決定、
当該株式売渡請求に係る承認及び当社株式の上場廃止に関するお知らせ :

・マツヤ:12/8
・http://www.s-matsuya.com/index.html
・http://www.daiwair.co.jp/CIB/7452/press/2015/pdf/p_20151208.pdf
・平成 27 年 12 月 1 日付「アルピコホールディングス株式会社による当社株式に対する公開買付けの結果並びに親会社、その他の関係会社及び主要株主の異動に関するお知らせ」にてお知らせいたしましたとおり、アルピコホールディングス株式会社(以下「特別支配株主」又は「アルピコホールディングス」といいます。)は、同社が平成 27 年 10 月 16 日から当社の普通株式(以下「当社株式」といいます。)に対する公開買付け(以下「本公開買付け」といいます。)を行い、その結果、同社は、平成 27 年 12 月 4 日をもって、当社株式 8,367,400 株(当社の総株主の議決権に対するアルピコホールディングスの有する当社株式の議決権の割合にして 95.28%を)所有するに至り、当社の特別支配株主となっております。
・承認に関する判断の根拠及び理由:
・当社は、平成 26 年 2 月に公表した中期経営計画の抜本的な事業構造改革の実施に伴い、平成 26 年 2 月期決算において主に減損損失及び事業構造改革損失により単体で 15 億 4,471 万円(連結も同額)の特別損失を計上し、22 億 5,651 万円の当期純損失(連結では 22 億 9,772万円)を計上する事態となりました。かかる業績の悪化に伴って自己資本が大幅に毀損し、当社としては、中期経営計画の実効性を高めるため、投資資金の確保と財務基盤の強化を可能とする資本提携先と、収益向上及びコスト削減を可能とする業務提携先の両方の条件を満たすパートナーを必要とする状況となりました。そのような中、当社とアルピコホールディングスは、長野県の北信地域を営業基盤としている当社と、中信地方を営業基盤としているアルピコホールディングスの子会社である株式会社アップルランド(以下「アップルランド」といいます。)が、ローカルチェーングループを形成することで、商品の共同開発による商品力の強化及び店舗運営ノウハウの共有による収益向上や、資材調達等の効率化及び物流等のインフラの相互活用等によるコスト削減をシナジー効果として享受できるとの考えに基づき、平成 26 年 5 月に資本業務提携契約を締結するとともに、同契約に基づき、当社はアルピコホールディングスに対する第三者割当増資(以下「本第三者割当増資」といいます。)を実施し、財務基盤の拡大と自己資本の増強を図りました。
・当社は、平成 27 年 2 月末日時点において、債務超過となったことから、上場廃止に係る猶予期間入り銘柄となっており、平成 28 年 2 月末日までに債務超過を解消しなければ、JASDAQ 市場における上場廃止基準に基づいて、当社株式は平成 28 年 6 月末までに上場廃止となります。加えて、平成 27 年 5 月 13 日付けで、東京証券取引所から当社株式の特設注意市場銘柄の指定を継続する旨の通知を受領したことにより、当社株式が特設注意市場銘柄に指定された日(平成 25 年 5 月 15 日)から 3 年を経過し、かつ、内部管理体制等に引き続き問題があると認められた場合、又は東京証券取引所が内部管理体制確認書の提出を求めたにもかかわらず、内部管理体制の状況等が改善される見込みがないと認めた場合、当社株式は上場廃止となります。
・当社は、機動的かつ迅速な再建を可能とするためには、アルピコグループとの部分的な資本業務提携では十分ではなく、当社とアルピコホールディングスが一体となった経営体制を確立することで、これまで以上に柔軟かつ迅速な意思決定を行いつつ、以下のシナジー効果の最大化を図ることが可能となることから、そのためには当社がアルピコホールディングスの完全子会社となってアルピコグループの一員として事業経営を行うことが望ましいとの考えに至りました。

マツヤ、2016年2月、第2四半期決算、10/15
・http://www.s-matsuya.com/index.html
・http://www.daiwair.co.jp/CIB/7452/library/pdf/151015.pdf

B/S関連:キャッシュの蓄積
・総資産:128.36億円
・自己資本比率:△0.2%(昨年△0.7%)
・現金及び預金:14.65億円(総資産比 11.41%)
・有利子負債:87.23億円(総資産比 67.95%)
・買掛金:18.26億円(総資産比 14.22%)
・利益剰余金 :△15.52億円

マツヤのコメント:
・継続企業の前提に関する重要事象等:
・継続企業の前提に関する重要事象等当社グループは、売上高の減少により第46期までに、2期連続の経常損失、3期連続の当期純損失を計上いたしました。また、第47期においては、特別損失の計上により、当期純損失を計上し、債務超過となりました。
・当第2四半期連結累計期間におきましては、中期経営計画に基づき経費の削減について取り組んだ結果、営業利益1億4千2百万円(前年同四半期比98.0%増)、経常利益3千6百万円(前年同四半期は1千8百万円の経常損失)、四半期純利益は3千3百万円(前年同四半期は1億3千7百円の四半期純損失)を計上したものの、当第2四半期連結会計期間末において債務超過の状態になっております。また、第47期において行いました不採算店舗の閉鎖等により、売上高は前同四半期比5.6%減の154億4千8百万円となりました。
当該状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義が存在しております。

マツヤの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=7452.T

アルピコホールディングス:
・http://www.alpico.co.jp/
・http://www.alpico.co.jp/news/docs/VALUE_UP_ALPICO_2020.pdf

PI研のコメント:
・アルピコホールディングスがマツヤの株式 8,367,400 株「当社の総株主の議決権に対するアルピコホールディングスの有する当社株式の議決権の割合にして 95.28%を」取得し、特別支配株主となったと、マツヤが12/8、公表しました。マツヤは12/28付けで上場廃止になるとことです。アルピコホールディングスによるマツヤへのM&Aであり、今後、マツヤはアルピコホールディングスのアップルランドのもとで食品スーパーの経営の立て直しをしてゆくことになるといえます。アルピコホールディングスは、アップルランドの流通事業に加え、交通、観光の3本柱を事業の中核としており、今期、約700億円を目指している長野県の有力な地場企業です。通常のM&Aは食品スーパーが地場企業等から食品スーパー部門を譲り受けることが多いといえますが、今回は逆の構図であり、それだけ、地方の食品スーパー事業が厳しい経営環境にあるといえます。今後、このようなM&Aは増えると予想され、食品スーパーからの積極的なM&Aだけでなく、今回のように食品スーパー救済の地場有力企業によるM&Aも起こるといえ、様々な形で業界再編が本格化しそうです。食品スーパー業界、新たな業界再編の時代に入ったといえます。

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December 14, 2015 |

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