ベルク、2016年2月、第3四半期、大幅増収増益、好調!
ベルク、2016年2月、第3四半期決算、1/5
・http://www.belc.jp/
・http://www.belc.jp/corporate/uploads/0ec760f21d2a917a3d452ddfae2607ba.pdf
・四季報ONLINE:1/6
・ベルクが反発、15年3~11月期好調・高進捗率から増額期待
・ベルク(9974)が4日ぶりに反発した。11時06分、前日比45円(1.07%)高の4260円で取引されている。
・5日発表の2016年2月期第3四半期(15年3~11月)の連結業績を好感した。営業利益は前年同期比16.3%増の63億8000万円だった。
B/S関連:キャッシュの蓄積
・総資産:899.49億円
・自己資本比率:51.7%(昨年49.6%)
・現金及び預金:45.70億円(総資産比 5.08%)
・有利子負債:195.25億円(総資産比 21.71%)
・買掛金:106.21億円(総資産比 11.81%)
・利益剰余金 :385.81億円
P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:1,332.44億円( 12.8%)、営業利益: 63.80億円( 16.3%)
・経常利益:66.39億円( 16.9%)、当期純利益:39.06億円( 15.8%)
・原価:74.50%(昨年 74.47%):+0.03、売上総利益:25.50%(昨年 25.53%):-0.03
・経費:21.59%(昨年 21.78%):-0.19
・マーチャンダイジング力:3.91%(昨年3.75%):+0.16
・その他営業収入:0.95%(昨年0.97%):-0.02
・営業利益:4.86%(昨年4.72%):+0.14
ベルクのコメント:
・小売業界におきましては、消費者の低価格志向が依然として続く中、業種、業態を超えた競争の激化も相まって、厳しい経営環境が続いております。
・このような状況の中で当社グループは、スーパーマーケットとして地域社会のお客さまの生活防衛意識に応えるべく「Better Quality & Lower Price」を掲げ、商品の品質強化、価格強化に取り組みました。
・販売政策におきましては、ベルクカードポイント販促及びチラシ価格の強化により、お客さまの来店動機を高め、また、接客レベルの向上、品切れの削減、季節催事に合わせた売場づくり及びお買物宅配サービス「ベルクイック」を引き続き行うことにより、固定客化を図る取り組みを実施いたしました。
・店舗運営におきましては、当社最大の特長である標準化された企業体制を基盤にLSP(作業割当システム)の定着化、適正な人員配置を図り効率的なチェーンオペレーションを推進いたしました。
・店舗展開におきましては、平成27年3月埼玉県熊谷市に「熊谷銀座店」、7月群馬県高崎市に「フォルテ高崎店」、9月埼玉県坂戸市に「北坂戸店」、11月埼玉県さいたま市に「浦和根岸店」を新規出店し、ドミナント戦略を推進した結果、平成27年11月末現在の店舗数は93店舗となりました。また、標準化の推進のため、既存店10店舗の改装を実施いたしました。
・物流体制におきましては、自社物流センターにて、商品を産地やメーカーから大量一括調達することにより配送効率を高め、お客さまにお求めやすい価格で、安定した品質の商品を提供することを可能としています。また、店舗作業に合わせた配送体制や納品形態を実現し、店舗作業の標準化を推進いたしました。
・一方、連結子会社である「株式会社ホームデリカ」は、自社開発商品の製造を充実させ、店舗作業の軽減等を図りました。また、「株式会社ジョイテック」は、備品、消耗品、販売用資材等の供給や清掃業務等、当社グループのサービス業務の強化に取り組みました。
PI研のコメント:
・ベルクが1/5、2016年2月期の第3四半期決算を公表しました。結果はずべての指標が2桁増となる好決算となりました。投資家も注目、「ベルク(9974)が4日ぶりに反発」とのことです。好決算となった要因ですが、原価は若干上昇しましたが、それを上回る経費の削減が寄与したためです。また、「店舗展開におきましては、平成27年3月埼玉県熊谷市に「熊谷銀座店」、7月群馬県高崎市に「フォルテ高崎店」、9月埼玉県坂戸市に「北坂戸店」、11月埼玉県さいたま市に「浦和根岸店」を新規出店」と、積極的な新店が売上高を押し上げたといえます。これに加え、「既存店10店舗の改装」も大きいといえます。ベルクは食品スーパー業界の中でも標準化に強く拘っており、今期も「当社最大の特長である標準化された企業体制を基盤にLSP(作業割当システム)の定着化、適正な人員配置を図り効率的なチェーンオペレーションを推進、・・」とのことです。さらに、「物流体制におきましては、自社物流センターにて、商品を産地やメーカーから大量一括調達することにより配送効率を高め、・・」と物流センターの活用も経費比率を改善できた要因といえます。ベルク、この好業績を活かし、今後、どこまで標準化を推し進めるのか、その動向に注目です。
ベルクの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=9974.T
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