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January 12, 2016

セブン&アイH vs イオン、2016年第3四半期、GMS苦戦!

セブン&アイH vs イオン、2016年2月、第3四半期決算:

セブン&アイH、2016年2月、第3四半期決算、1/7
・http://www.7andi.com/index.html
・http://www.7andi.com/dbps_data/_template_/_user_/_SITE_/localhost/_res/ir/library/kt/pdf/2016_0107kt.pdf
・ロイター:1/7
・7&iHD、3―11月期は3期連続で最高益 日米コンビニがけん引
・セブン&アイ・ホールディングス (3382.T)は7日、2015年3-11月期の連結営業利益が前年同期比4.6%増の2610億円になったと発表した。3期連続で過去最高益を更新する。イトーヨーカ堂は営業赤字となっているものの、主力の日米コンビニ事業がけん引する。16年2月期の通期見通しは据え置いた。
・セブン&アイHの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3382.T

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高: 4兆5,138.93億円( 0.3%)、営業利益: 2,610.37億円( 4.6%)
・経常利益:2,594.08億円( 4.1%)、当期純利益:1,254.39億円(△1.5%)
・原価:77.92%(昨年 78.73%):-0.81、売上総利益:22.08%(昨年 21.27%):+0.81
・経費:38.72%(昨年 35.56%):+3.16
・マーチャンダイジング力:-16.64%(昨年-14.29%):-2.35
・その他営業収入:23.80%(昨年21.00%):+2.80
・営業利益:7.16%(昨年6.71%):+0.45
・セブン-イレブン・ジャパン及び7-Elevn, Inc.における加盟店売上を含めたグループ売上、平成28年2月期第3四半期8兆251.41億円(前年同期比 4.9%増)

イオン、2016年2月、第3四半期決算、1/8
・http://www.aeon.info/
・http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1315823
・ロイター:1/8
・イオン、3―11月期は63%営業増益 通期見通しは据え置き
・イオン は8日、2015年3-11月期の営業利益が前年同期比63.8%増の808億円になったと発表した。新規連結企業の寄与のほか、地域起点の商品展開などが奏功している。16年2月期通期見通しは据え置いた。
・改革を進めている総合スーパー(GMS)事業は、増収を確保したものの、新店開店や既存店の活性化投資により、258億円の営業赤字となった。ただ、ディスカウントストア事業や小型店事業、ドラッグ・ファーマシー事業、総合金融事業などが増益に貢献した。
・イオンの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=8273.T

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:6兆360.49億円( 18.9%)、営業利益: 808.51億円( 63.8%)
・経常利益: 819.88億円( 43.9%)、当期純利益:△174.74億円( %)
・原価:73.13%(昨年 73.20%):-0.07、売上総利益:26.87%(昨年 26.80%):+0.07
・経費:37.85%(昨年 39.46%):-1.61
・マーチャンダイジング力:-10.98%(昨年-12.66%):+1.68
・その他営業収入:12.49%(昨年13.77%):-1.28
・営業利益:1.51%(昨年1.11%):+0.40

セブン&アイHのコメント:
・当社グループにおきましては、お客様の心理変化を捉えた付加価値の高い商品や地域の嗜好に合わせた商品の開発、接客力の向上に取り組んでまいりました。グループのプライベートブランドである「セブンプレミアム」やグループ各社のオリジナル商品につきましては、新商品の開発を推進するとともに既存商品のリニューアルを計画的に実施することで、品質の向上と新しい価値の提案を図りました。平成 27 年 9 月には、日々の暮らしを豊かにする「上質な日常服」をコンセプトとした衣料品の新たなプライベートブランド「SEPT PREMIÈRES(セットプルミエ)」を、同年 10 月には高感度で上質なファッションをお買い求めやすい価格で提供することを目的に、世界的デザイナーであるジャンポール・ゴルチエ氏とのコラボレーション「Jean Paul GAULTIER FOR SEPT PREMIÈRES」を、イトーヨーカドーとそごう・西武の一部店舗にて販売開始いたしました。なお、当第3四半期連結累計期間における「セブンプレミアム」の売上は 7,410 億円(前年同期比 22.1%増)となり、年間計画 1 兆円に対して順調に推移いたしました。
・また、当社グループは「成長の第 2 ステージ」に向けたグループ横断的な取り組みとしてオムニチャネル戦略を推進しております。当第 3 四半期連結累計期間におきましては平成 27 年 11 月に、「あらゆるお店が、あなたの近くに。」をコンセプトに、お客様に新たな買い物スタイルを提案する統合ポータルサイト「omni7(オムニセブン)」をグランドオープンし、順調な立ち上がりとなっております。

イオンのコメント:
・当社は、グループ横断的に進める地域起点の商品展開及びサービスの拡充に加え、相場高が続く生鮮品の価格訴求や関連フェアの開催等、お客さまの家計負担の軽減につながる取り組みを全国のグループ小売店舗で推し進め、集客力の向上と事業競争力の強化を図りました。これらの結果、連結営業収益は6兆 360 億 49 百万円(対前年同期比 118.9%)となり、同累計期間として過去最高となりました。営業利益は 808 億 51 百万円(同 163.8%)、経常利益は 819 億 88 百万円(同143.9%)となりましたが、四半期純損益につきましては、新規連結企業の段階取得に係る差益の減少に加え、税率変更の影響を含めた法人税等合計の増加、少数株主利益の増加などが主な要因となり、174億 74 百万円の四半期純損失(前年同期より 468 億 38 百万円の減益)となりました。
・当社は、さらなるグループ成長を目指し、共通戦略として推進する「アジア」「都市」「シニア」「デジタル」の「4シフトの加速」及び「商品本位の改革」への継続的な経営資源の配分とともに、これら成長戦略を支える事業及び組織再編を実施しました。

PI研のコメント:
・セブン&アイHが1/7、イオンが1/8、2016年2月期の第3四半期決算を公表しました。結果は、いずれも営業段階では増収増益となる好決算となりました。特に、セブン&アイHは「3期連続で過去最高益を更新」とのことです。ただし、両企業とも、GMSは「イトーヨーカ堂は営業赤字」、イオンは「総合スーパー(GMS)事業は、増収を確保したものの、新店開店や既存店の活性化投資により、258億円の営業赤字」とのことで、GMSは赤字決算と苦戦しています。セブン&アイHは1/8に異例のイトーヨーカ堂の「代表取締役社長の異動を行うことを決議」をしており、亀井 淳氏が顧問から返り咲くなど、混乱を来たしています。それだけGMS業態は業態として厳しい経営環境に追い込まれているといえ、今後、どのような立て直しをしてゆくのか、予断をゆるさない状況とえいます。それにしても、両企業ともその他営業収入の比率が異常に高く、もはや、商品売買から得られる利益、マーチャンダイジング力のマイナスをカバーするにはなくてはならない利益となっており、食品スーパーではありえない収益構造といえます。それだけ、GMSに、その他様々な業態が加わり、小売業とは異質の経営構造に変化したといえ、脱小売業とも呼ぶべき段階に入っているともいえます。気になるのは、両企業とも最終利益、当期純利益が芳しくない点です。今期本決算、そして、来期へ向けてどのように収益改善をはかってゆくのか、そして、経営課題のGMSをどう立て直してゆくのか、その動向に注目です。

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