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January 22, 2016

日本の農業変わるか?小泉進次郎議員に期待集まる!

自民、農業骨太チーム設置 人材力強化など中長期対策検討:
・Sankeibiz:1/15
・http://www.sankeibiz.jp/macro/news/160115/mca1601150500004-n1.htm
・自民党は14日、農林水産関係会合を開き、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の中・長期的な対策を検討する「農林水産業骨太方針策定プロジェクトチーム(PT)」の設置を正式に決めた。来週にも初会合を開き、秋をめどに目標や施策をまとめる。
・小泉進次郎農林部会長は会合で「生産者の不安払拭、成長産業化に取り組む生産者の応援、生産者の努力では対応できない分野の環境整備の検討を行う」と趣旨を説明した。
具体的には、人材力の強化、肥料や農薬といった生産資材の価格引き下げに加え、輸出体制の整備などを主要なテーマに設定した。
・産経ニュース:2015.11.18
・http://www.sankei.com/premium/news/151118/prm1511180002-n1.html
・小泉進次郎の登場で自民党農林部会の雰囲気一変 「ミニ小泉劇場」に農業団体もタジタジ:
自民党の小泉進次郎衆院議員が農林部会長に就任して以降、党の農林関係会合の雰囲気が一変した。農業団体などの要望や意見を受け、シャンシャンと終わるような感じはない。今は小泉氏が出席者に質問を投げかけ意見を引き出せば、自ら提案もする。会の終わりには「本日の感想」も忘れない。年配の農水族議員が仕切っていた会合は、今や“小さな小泉劇場”となり、若きリーダーの言動に出席者全員が目を見張る。
・こうした小泉氏の一連の言動に、農林族幹部や農水省関係者からは「古株には浮かばない斬新なアイデア。農水行政を変えようとする意気込みを感じる」と評価する声も多い。前農林部会長の齋藤健農水副大臣も「年配の農水族の方々だと意見を言うときに身構える人もいるが、小泉さんだと若い人の意見も引き出しやすい」と称賛する。
・来夏の参院選でTPPは党にとっての懸念材料となっている。小泉氏の部会長起用は、農林系の「広告塔」の役割を担わせ、農業現場の不安払拭を図る狙いもある。今後打ち出すTPP対策が農業者からの支持を得ることができれば、党内での存在感と影響力はこれまで以上に増すことは間違いない。農林部会長としての働きぶりが、小泉氏が党の将来を背負う政治家に成長できるかどうかの試金石となりそうだ。

谷垣禎一幹事長記者会見(役員連絡会後):平成27年10月27日
・https://www.jimin.jp/news/press/chief-secretary/130776.html
・テレビ朝日の植村です。人事も固まりまして部会などもスタートしていまして、小泉進次郎農林部会長も本日がほぼ仕事始めのような感じになるのですが、率直に期待されることはありますか。
・農林部会というところはなかなか、今はご承知のようにTPPをどうしていくかということがありますので、しっかり大筋を固めて神経を使いながら議論を進めていかなければならないところだと思いますので、小泉進次郎部会長にも農林部会長として農業者の不安を解消し、これからの日本の農業がしっかりするような骨太の議論を部会でうまくまとめられるように頑張っていただきたいと思います。加えまして、難しい議論が起こりました時の自民党の議論の進め方も、いろいろなことがあります。しかし農林部会の進め方というのは、ある意味で難しい議論を進める時も、元々昔は農業社会であった日本がどのように全員ある程度理解しながら進めるというような、ある意味で日本の政治の議論の進め方の典型であるようなところがありまして、若い政治家が難しい案件を処理するときの議論の進め方を学ぶには極めていいところだと私は思います。そういう意味でも、こういうところで若い方が議論するとき、大いに学んで大きく成長する、飛躍の土台にしてほしいなと私は思っています。

小泉 進次郎 衆議院議員のFacebook、HP:
・https://www.facebook.com/shinjiro.koizumi :Facebook:1/15
・http://ameblo.jp/koizumi-shinjiro/entry-12117308554.html :HP:1/14
・明日から、自民党の「農林水産業骨太方針策定プロジェクトチーム」がスタートします。その中で、生産資材の価格の見直しという課題に取り組むのですが、実際に生産資材の売り場を視察しようという事で、先日、茨城県でホームセンターのコメリ2店舗とJA土浦を訪問しました。
・農林水産業骨太方針策定PTで、私が中心となって取り組むのは、こういった生産資材の価格と、流通加工の業界構造の見直しです。生産者の努力では対応できない部分は、政治が変えていくべきところです。

PI研のコメント:
・ 1/18、自民党の小泉進次郎衆議院議員を会長とする農林部会で「農林水産業骨太方針策定プロジェクトチーム」がスタートをしました。1/14にはそのための予備調査として、「茨城県でホームセンターのコメリ2店舗とJA土浦を訪問」しています。目的は、このPTで議論される「農林水産業骨太方針策定PTで、私が中心となって取り組むのは、こういった生産資材の価格と、流通加工の業界構造の見直し」とのことです。小泉進次郎議員は1981年生まれ、現在35歳という若さであり、これまで自民党の重鎮が努めてきた農林部会の会長に昨年就任しており、このPTを今後仕切ってゆくことになります。TPPの議論も同時に扱ってゆくことになり、極めて難しい、そして、センシティブな課題への取り組みといえます。特に、今回のPTの中では「生産資材の価格の見直しという課題に取り組む」とのことであり、コメリを含めた小売業ではホームセンター業界と密接なかかわりがあります。また、TPPでは農産物の流通改革にまで踏み込むことになるといえますので、食品スーパー業界とも関係が深まると思われます。産経ニュースでは、農林族幹部や農水省関係者からは「古株には浮かばない斬新なアイデア。「農水行政を変えようとする意気込みを感じる」」と報道されており、その期待は大きいといえます。小泉進次郎議員が農業、そして、ホームセンター、食品スーパー等の流通業界にどのような提案を打ち出すのか、今後の動きに注目です。

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