« 食品スーパー売上速報、2015年12月、気温と相場に翻弄! | Main | ヤマナカ、2016年3月、第3四半期決算、減収減益! »

January 27, 2016

ユニクロ、しまむら、暖冬、衣料品不調!

国内ユニクロ事業:売上推移速報2016年8月期
・http://www.uniqlo.com/jp/
・http://www.fastretailing.com/jp/ir/monthly/pdf/MonthlySales_2016.pdf
・12月:12/1-12/30
・既存店(749店舗):売上高88.1%、客数85.4%、客単価103.1%
12月の既存店売上高は前年比88.1%、直営店計の売上高は前年比87.5%、ダイレクト販売を含む売上高は前年比89.3%となりました。12月は気温が極めて高く推移したことから、防寒衣料を中心に販売が苦戦し、既存店売上高は減収となりました。

しまむらグループ:2015年度月次売上速報
・http://www.shimamura.gr.jp/shimamura/
・http://www.shimamura.gr.jp/finance/sales/
・1月度:12/21-1/20
・既存店(1,345店舗):売上高99.0%、客数101.1%、客単価99.4%
当月度は月度を通して暖かい日が続き、コート、ジャケットなどの防寒衣料と冬物肌着、毛布などの冬物実需品が不調でした。一方で、春物のスカートやシャツが動きはじめました。

気象庁:
・http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/monthly_s1.php?prec_no=44&block_no=47662&year=2015&month=&day=&view=p1
・2015年12月:
・日平均9.3、日最高13.4、日最低5.8
・2014年12月:
・日平均6.7、日最高11.0、日最低2.8

YAHOO!JAPAN:天気・災害
・2015年12月:
・http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/past/13/4410.html?c=2015&m=11
・日本付近は冬型の気圧配置が長続きせず、低気圧や前線の影響を受けやすかった。寒気の南下が弱く、気温の高い日が続いたため、全国的に月平均気温がかなり高く、日本海側の降雪量はかなり少なかった。特に東日本の月平均気温は平年差+1.9℃で、12月として1位の高温(統計開始1946年)となった。また、北・東日本日本海側を除き降水量が多く、西日本ではかなり多かった。西日本太平洋側の月降水量は平年比279%で、12月として1位の多雨(統計開始1946年)となった。特に10日から11日にかけては低気圧が発達しながら本州上を東進し、低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだため、東・西日本や沖縄・奄美では12月としては記録的な降水量となった所があったほか、東・西日本太平洋側を中心に南風が強まり、各地で12月としては記録的な高温となった。

2014年12月:
・http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/past/13/4410.html?c=2014&m=11
・低気圧が数日の周期で日本付近を通過した後、強い冬型の気圧配置となる日が多く、上旬の中頃、中旬の中頃から終わり頃、下旬の中頃などに日本付近に強い寒気が流れ込んだ。このため、月平均気温は全国的に低く、日本海側では曇りや雪・雨の日が多くなり、沖縄・奄美でも曇りや雨の日が多かった。太平洋側でも晴れの日が続かず、数日の周期で天気が崩れ大雪となった所もあった。降水量は、沖縄・奄美を除いて全国的に多く、特に、北日本日本海側で平年比154%、東日本日本海側で平年比222%となり、12月としては統計開始の1946年以降で最多記録を更新した。月最深積雪は、北陸地方から東北地方で2mを超えた所があった他、アメダスを含めた全国322の観測地点のうち北・東日本の14地点で、12月としての月最深積雪の最大値を更新した。なお、16日から18日にかけては、日本付近を通過した低気圧が北海道の東で発達し、非常に強い冬型の気圧配置となったため、北日本や東・西日本日本海側で大雪や暴風雪となった他、17日朝から昼前にかけて根室地方沿岸で顕著な高潮が発生した。

PI研のコメント:
・天候が小売業と深い関係にあることは、この12月度の食品スーパーの売上速報で明らかですが、衣料品についてはより深刻であることがユニクロ、しまむらの数値を見ると鮮明です。参考に、YAHOO!JAPANの天気・災害で今年と昨年の12月度の気温を比較してみると、平均気温が9.3度に対し6.7度と大きく違い、まさに暖冬といえます。しかも、「特に東日本の月平均気温は平年差+1.9℃で、12月として1位の高温(統計開始1946年)」とことですので、異常気象といってもよい状況であったといえます。特にユニクロはその影響が深刻で、この12月度の既存店749店舗の売上高は88.1%という結果です。コメントでも「12月は気温が極めて高く推移したことから、防寒衣料を中心に販売が苦戦し、既存店売上高は減収」とのことであり、苦戦しています。天候、特に、気温をどう読み解くか、特に、昨対で数値を比較する場合は、改めて、小売業のマーチャンダイジングでは最重要課題であることがクローズアップされたといえるこの12月度であったといえます。この異常な冬はまだまだ続きますので、1月、2月、小売業各社、マーチャンダイジング戦略を改めて練り直す必要がありそうです。

お知らせ:
NEW!
1.2015年度版、食品スーパー・ドラックストア財務3表連環分析、リリース、8/17!

  *食品スーパー・ドラックストア、全上場企業約100社を対象!
  *過去5年間を(ドラックストア3年)、エクセルで自由自在に分析!
2.週間!食品スーパーマーケット最新情報:まぐまぐ! 
3.facebookに「食品スーパーマーケット最新情報」グループ創設630人!
4.eラーンング:
  *ID付POSデータ実践活用セミナーがeラーニングになりました!

« 食品スーパー売上速報、2015年12月、気温と相場に翻弄! | Main | ヤマナカ、2016年3月、第3四半期決算、減収減益! »

Comments

Post a comment

Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.

(Not displayed with comment.)

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference ユニクロ、しまむら、暖冬、衣料品不調!:

« 食品スーパー売上速報、2015年12月、気温と相場に翻弄! | Main | ヤマナカ、2016年3月、第3四半期決算、減収減益! »