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February 26, 2016

食品スーパー、売上速報、1月度、堅調、既存店102.2%!

スーパーマーケット販売統計調査(2016年1月実績速報版):2/23
・http://www.super.or.jp/
・https://www.facebook.com/superkyokai/timeline
・http://www.super.or.jp/wp-content/uploads/2016/02/tokei-20160223htl1.pdf
・日本スーパーマーケット協会:http://www.jsa-net.gr.jp/
  ⇒97社、7,550店舗、80,392億円:2015年4月現在
・オール日本スーパーマーケット協会:http://www.ajs.gr.jp/
  ⇒55 社、1,924店舗、15,833億円:2014年12月現在
・一般社団法人 新日本スーパーマーケット協会:http://www.super.or.jp/?page_id=2646
  ⇒350社、6,044店舗、73,000億円:2014年6月現在

2016 年1月:
・1 月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断 DI 現状判断は前月から+2.1 の 48.2、見通し判断は前月から+1.2 の 45.2 となり、共に前月からや小幅に改善をみせた。
・経営動向調査では、売上高 DI が 3.2(前月比+5.2)、収益 DI(前月比+7.6)と共に大幅な上昇をみせている。前月、マイナスまで低下した客単価 DI が 7.2(前月比+8.8)とプラスを回復したことが経営環境を好転させている。来客数 DI は横ばいの-3.2 であるが、生鮮品・食品の両仕入原価 DI がゆるやかな下降傾向をみせており、販売価格 DI 5.8(前月比-2.0)は下押しされつつある。
・カテゴリー動向結果は、中旬以降の気温低下による冬物需要の増加に加え、日曜日が一日多い曜日まわり、寒波予報による買いだめ需要なども加わり、畜産 DI と日配 DI が二桁のプラス、一般食品と非食品でも前月に比べ大きく上昇する結果となった。一方で相場が落ち着きをみせてきた青果 DI は-6.1 と低迷した。(カテゴリー動向については最終ページに詳細を掲載)
・景況感調査では、景気判断 DI や消費者購買意欲 DI が改善し、一旦下げ止まりとなった。しかし、周辺地域景気判断 DI は、現状判断が横ばい、見通し判断はわずかなマイナスと弱含みな動きとなった。そのため、2015 年 5 月をピークとした下降トレンドに変化はみられていない。(周辺地域景気動向 DI 長期傾向参照)
消費の低迷が懸念されている経済情勢のなかでも、様々な追い風を受け、総じて底堅い動きとなった。一方で、仕入原価の落ち着きから販売価格が徐々に低下傾向をみせるなど、これまでの堅調な販売動向を支えてきた構造に変化の兆しがみられている。当月は大きく上昇した客単価ではあるが、次月以降の推移を注視していく必要がある。

集計企業数(社):パネル275(275社)
・総店舗数(店舗):7,473店舗
・既存店総売上高:82,750,538万円(店舗平均月商:11,419万円)
・総売場面積(平米):12,737,628平米:店舗平均売場面積:516.51坪)

概要:1月度(速報)
・総売上高:85,337,750万円(全体104.1%、既存店102.2%)
・青果:11,196,024万円(構成比13.1%、全体101.7%、既存店99.6%)
・水産:8,151,025万円(構成比9.6% 、全体103.2%、既存店100.8%)
・畜産:10,026,368万円(構成比11.7%、全体106.2%、既存店104.1%)
・惣菜:8,234,425万円(構成比9.6%、 全体105.1%、既存店102.3%)
・日配:16,264,479万円(構成比19.1%、全体105.8%、既存店103.8%)
・一般食品:22,040,008万円(構成比25.8%、全体105.5%、既存店103.8%)
・非食品:6,892,393万円(構成比8.1%、 全体100.4%、既存店99.5%)
・その他:2,533,072万円(構成比3.0%、 全体95.2%、既存店94.5%)

エリア別:1月度
・北海道・東北地方:全体104.2% 、既存店102.5%
・関東地方:全体105.1%、既存店102.7%
・中部地方:全体102.8%、既存店101.9%
・近畿地方:全体102.0%、既存店100.6%
・中国・四国地方:全体106.5%、既存店102.7%
・九州・沖縄地方:全体105.0%、既存店105.2%

保有店舗数別集計:1月度
・1~3店舗 :全体99.8%、既存店100.6%
・4~10店舗 :全体102.9%、既存店101.8%
・11~25店舗 :全体102.0%、既存店101.3%
・26~50店舗 :全体104.3%、既存店102.2%
・51店舗以上 :全体104.5%、既存店102.4%

好調コメント 不調コメント :( )は少数コメント

2016 年2月調査(1月実績)キーワード:
  1. 日曜日が一日多い
  2. 天候要因(中旬以降気温低下)
  3. 寒波による買いだめ需要

青果 DI:-6.1(やや不調)
・前半は暖冬の影響で野菜相場安に加え、気温が高く鍋物商材が不調となり、中旬以降は降雪に伴い相場が高くなり、気温の低下とともに鍋物商材が好調となりました。いちごは相場高と入荷不安定のため厳しかったという声が全国的に聞かれ、柑橘類も相場高傾向ではありましたが、好調とのコメントが散見されました。

水産 DI:1.0(やや好調)
・海水温の上昇によるブリの不漁、シケが続き近海魚の水揚げ不良、そして前半は鍋物商材の不調と厳しい月となりましたが、日曜日が一日多いことを追い風に刺身類や塩干物、気温低下後の鍋関連が好調とのコメントがみられました。

畜産 DI:12.1(好調)
・気温低下による季節商材需要の増加を背景に好調となりました。牛肉の相場高が続き、拡売しにくい状況が続く中、豚肉相場の落ち着きから、価格が低下し、好調であったとのコメントが多くみられました。保存が利くことから、降雪予報による買いだめ需要があったことも好調の要因と考えられます。加工肉は、WHOの報道発表の影響が徐々に薄らぎ、回復傾向にあるとのコメントがみられました。

惣菜 DI:6.3(やや好調)
・正月商戦が短くなり、年始の寿司などハレの日メニューが伸び悩んだものの、正月明けのヘルシー需要や、春を先取りした、たけのこや菜の花などを使用した弁当・惣菜の展開などにより好調に推移しました。中旬以降は、気温低下により麺や煮物などのホットメニュー、受験生応援のカツなどが好調とのコメントがみられました。

日配 DI:10.5(好調)
・前半は気温が高く、アイスやデザートなどが好調に推移し、気温低下に伴い、豆腐やこんにゃく、麺、練り物などの鍋商材が伸長しました。降雪予報による買いだめも発生し好調でした。インフルエンザ流行の兆しで、機能性ヨーグルトの需要が高いとのコメントがみられました。

一般食品:8.0(やや好調)
・前半は気温が高く、鍋つゆやカップ麺などホット商材が伸び悩む一方で、飲料やカレー関連などが支持されました。後半は、降雪予報による買いだめ需要が発生し、米、水、カップ麺、缶詰などが売り上げを好調であったとのコメントがみられました。

非食品 DI:-1.5(やや不調)
・後半から気温が低下し、衣料、マスク、カイロ、入浴剤、ハンドクリームなど冬物、防寒関連商品が動くようになりました。ドラッグストアやホームセンターとの競合を指摘するコメントが多くみられました。

PI研のコメント:
・新日本スーパーマーケット協会が2/23、全国7,473店舗の食品スーパーの売上速報を公表しました。結果は全体が85,337,750万円となり、104.1%、既存店は102.2%となる堅調な結果となりました。これまで全体を牽引していた青果が伸び悩みましたが、畜産、惣菜、日配、食品等が好調で、これらの部門が全体を押し上げたためです。各部門のDIを見ても、畜産と日配は特に顕著であり、季節商材が順調に売上高を伸ばしたようです。地域別では九州・沖縄が良く伸びており、規模別では店舗数が多い企業ほど、伸び率が高かったといえます。ただ、気になるのは青果であり、野菜相場安とのことで、相場に翻弄され、業績が落ちつかない点です。食品スーパー、今後、2月、3月は本決算の季節ですが、前半から中旬にかけては好調であっただけに、後半の陰りが、どのような影響を与えるか、気になるところです。

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