一般社団法人 日本フランチャイズチェーン協会:2016年1月度:2/22
・ココストア、サークルKサンクス、スリーエフ、セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、デイリーヤマザキ、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、ローソン
・http://www.jfa-fc.or.jp/folder/1/img/20160222101815.pdf
・コメント:
・今月は中旬以降、強い寒気の影響を受け低温となったものの、平均気温は高かったことから全店・既存店とも来店客数はプラスとなった。また、淹れたてコーヒーを含むカウンター商材や、調理麺・弁当等の中食、アイスクリーム等が好調に推移したことから、全店・既存店とも売上高は前年を上回る結果となった。
・既存店ベースでは、売上高7,502億円(前年同月比+1.0%)が10ヶ月連続のプラス、来店客数12億2,020万人(前年同月比+0.6%)が2ヶ月連続のプラスになり、平均客単価615円(前年同月比+0.3%)は10ヶ月連続のプラスとなった。
売上高:過去1年間掲載
2016年1月:
・全 店:819,895百万円(昨年 787,690百万円):+4.1%
・既存店:750,207百万円(昨年 743,102百万円):+1.0%
2015年12月:
・全 店:900,528百万円(昨年 862,378百万円):+4.4%
・既存店:826,670百万円(昨年 815,603百万円):+1.4%
11月:
・全 店:832,784百万円(昨年 800,950百万円):+4.0%
・既存店:760,749百万円(昨年 754,133百万円):+0.9%
10月:
・全 店:878,461百万円(昨年 829,545百万円):+5.9%
・既存店:802,549百万円(昨年 782,956百万円):+2.5%
9月度:
・全 店:851,138百万円(昨年 811,603百万円):+4.9%
・既存店:779,402百万円(昨年 769,327百万円):+1.3%
8月:
・全 店:922,609百万円(昨年 876,601百万円):+5.2%
・既存店:844,183百万円(昨年 829,813百万円):+1.7%
7月:
・全 店:929,181百万円(昨年 884,151百万円):+5.1%
・既存店:848,507百万円(昨年 838,536百万円):+1.2%
6月:
・全 店:841,723百万円(昨年 806,267百万円):+4.4%
・既存店:767,469百万円(昨年 763,063百万円):+0.6%
5月:
・全 店:865,716百万円(昨年 815,264百万円):+6.2%
・既存店:788,451百万円(昨年 775,719百万円):+1.6%
4月:
・全 店:814,670百万円(昨年 753,856百万円):+8.1%
・既存店:741,504百万円(昨年 712,771百万円):+4.0%
3月:
・全 店:841,091百万円(昨年 829,713百万円):+1.4%
・既存店:762,611百万円(昨年 784,627百万円):-2.8%
2月:
・全 店:730,066百万円(昨年 709,809百万円):+2.9%
・既存店:662,853百万円(昨年 672,208百万円):-1.4%
店舗数:
2016年1月:
・53,655店舗(昨年52,155店舗):+2.9%
2015年12月:
・53,544店舗(昨年52,034店舗):+2.9%
11月:
・53,309店舗(昨年51,720店舗):+3.1%
10月:
・53,182店舗(昨年51,476店舗):+3.3%
9月:
・53,108店舗(昨年51,363店舗):+3.4%
8月:
・53,208店舗(昨年51,367店舗):+3.6%
客数:
2016年1月:
・全 店:1,316,012千人(昨年1,265,895千人):+4.0%
・既存店:1,220,198千人(昨年1,212,603千人):+0.6%
2015年12月:
・全 店:1,412,026千人(昨年1,358,437千人):+3.9%
・既存店:1,311,767千人(昨年1,298,563千人):+1.0%
11月:
・全 店:1,378,315千人(昨年1,339,369千人):+2.9%
・既存店:1,274,456千人(昨年1,280,383千人):-0.5%
10月:
・全 店:1,472,292千人(昨年1,392,011千人):+5.8%
・既存店:1,361,959千人(昨年1,333,554千人):+2.1%
9月:
・全 店:1,397,246千人(昨年1,367,008千人):+2.2%
・既存店:1,302,250千人(昨年1,318,519千人):-1.2%
8月:
・全 店:1,501,173千人(昨年1,426,982千人):+5.2%
・既存店:1,389,722千人(昨年1,371,525千人):+1.3%
客単価:
2016年1月:
・全 店:623.0円(昨年622.2円):+0.1%
・既存店:614.8円(昨年612.8円):+0.3%
2015年12月:
・全 店:637.8円(昨年634.8円):+0.5%
・既存店:630.2円(昨年628.1円):+0.3%
11月:
・全 店:604.2円(昨年598.0円):+1.0%
・既存店:596.9円(昨年589.0円):+1.3%
10月:
・全 店:596.7円(昨年595.9円):+0.1%
・既存店:589.3円(昨年587.1円):+0.4%
9月:
・全 店:609.2円(昨年593.7円):+2.6%
・既存店:598.5円(昨年583.5円):+2.6%
8月:
・全 店:614.6円(昨年614.3円):+0.05%
・既存店:607.4円(昨年605.0円):+0.4%
部門売上高:
2016年1月:
・日配食品:構成比35.4%:+2.5%
・加工食品:構成比27.0%:+2.8%
・非 食 品:構成比31.5%:-2.7%
・サービス:構成比6.1%:+4.3%
・合 計:構成比100.0%:+1.0%
2015年12月:
・日配食品:構成比36.0%:+2.5%
・加工食品:構成比26.5%:+2.9%
・非 食 品:構成比31.3%:-2.5%
・サービス:構成比6.2%:+9.2%
・合 計:構成比100.0%:+1.4%
11月:
・日配食品:構成比35.7%:+2.6%
・加工食品:構成比27.6%:+0.8%
・非 食 品:構成比31.6%:-2.0%
・サービス:構成比5.1%:+8.0%
・合 計:構成比100.0%:+0.9%
10月:
・日配食品:構成比36.1%:+4.4%
・加工食品:構成比27.3%:+3.8%
・非 食 品:構成比31.3%:-1.0%
・サービス:構成比5.3%:+4.4%
・合 計:構成比100.0%:+2.5%
9月:
・日配食品:構成比36.5%:+3.1%
・加工食品:構成比26.7%:+0.9%
・非 食 品:構成比30.2%:-2.3%
・サービス:構成比5.8%:+13.6%
・合 計:構成比100.0%:+1.3%
8月:
・日配食品:構成比36.3%:+4.2%
・加工食品:構成比28.2%:+2.8%
・非 食 品:構成比31.0%:-2.3%
・サービス:構成比5.3%:+3.7%
・合 計:構成比100.0%:+1.7%
参考:
日配食品:
・米飯類(寿司、弁当、おにぎり等)、パン、 調理パン、惣菜、漬物、野菜、青果、水物(豆腐等)、調理麺、卵、加工肉(ハム、ウインナー、ベーコン等)、牛乳、乳飲料、乳製品(バター、チーズ等)、練物(ちくわ、かまぼこ等)、生菓子(ケーキなどの和洋菓子)、サラダ、デザート類(プリン、ゼリー、ヨーグルト等)等
加工食品:
・菓子類(生菓子を除く)、ソフトドリンク(乳飲料を除く)、アルコール飲料(日本酒、ウイスキー、ワイン等)、調味料(味噌、しょう油、うま味調味料、ソース等)、嗜好品(コーヒー、お茶等)、食塩、砂糖、食用油、米穀、乾物、各種の缶・瓶詰類、冷凍食品、アイスクリーム、レトルト食品、インスタント食品、焼きのり等
非食品:
・雑誌、書籍、新聞、衣料品、袋物類、文房具、ブラシ、玩具、雑貨、たばこ、ペットフード、乾電池、テープ、CD、電球・蛍光灯、電卓、燃料、人形、サングラス、履物、園芸用品、ゲームソフト、花火、洗剤、化粧品、医薬品、医薬部外品栄養ドリンク、陶磁器・ガラス器、金物、紙製品、フィルム、切手、はがき、収入印紙、装身具等
サ ー ビ ス:
・コピー、ファクシミリ、宅配便、商品券、ギフト券、乗車券、各種チケット、テレフォンカード、宝くじ、D.P.E、レンタル、航空券、宿泊券、クリーニング等
PI研のコメント:
・日本全国のコンビニ、53,655店舗の2016年1月度の売上速報が日本フランチャイズチェーン協会から公表されました。結果は、「全店・既存店とも売上高は前年を上回る結果」となり、特に、「既存店ベースでは、売上高7,502億円(前年同月比+1.0%)が10ヶ月連続のプラス」となり、好調さを維持しています。しかも、客数、客単価ともに、全店、既存店ともにプラスとなり、ダブルで売上高を押し上げています。商品面では、平均気温が高かったこともあり、「淹れたてコーヒーを含むカウンター商材や、調理麺・弁当等の中食、アイスクリーム等が好調に推移」とのことです。店舗数も+2.9%と、堅調に増加しており、コンビニの好調さは当面続きそうです。やや気になるのは、非食品の構成比が31.5%と高いですが、伸び率が-2.7%と、依然として厳しい数値であり、伸び悩んでいることです。インバウンド需要等が首都圏等、特定の地域に集中していることもあると思われますが、その恩恵がコンビニ全体にはいきわたっていないようです。コンビニ、2016年、新年度に入り、より寡占化が進むとみられますが、今後、各社、インバウンド需要の取り込みを含め、どのような成長戦略を打ち出すのか、注目です。
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