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March 28, 2016

売上速報、食品スーパー、2016年2月、既存店104.0%!

スーパーマーケット販売統計調査(2016年2月実績速報版):3/22
・http://www.super.or.jp/
・https://www.facebook.com/superkyokai/timeline
・http://www.super.or.jp/wp-content/uploads/2016/03/tokei-20160322hsm.pdf

日本スーパーマーケット協会:http://www.jsa-net.gr.jp/
  ⇒97社、7,550店舗、80,392億円:2015年4月現在
オール日本スーパーマーケット協会:http://www.ajs.gr.jp/
  ⇒55 社、1,924店舗、15,833億円:2014年12月現在
一般社団法人 新日本スーパーマーケット協会:http://www.super.or.jp/?page_id=2646
  ⇒350社、6,044店舗、73,000億円:2014年6月現在

2016 年2月:景気判断 DI は現状判断は 50 台を回復、見通し判断も小幅に改善
・2 月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断 DI 現状判断は前月から+2.8 の 50.9、見通し判断は前月から+1.5 の 46.6 となり、共に前月から改善し、現状判断は 50 台を回復した。
・経営動向調査では、うるう年で営業日が 1 日多い影響で来客数 DI+4.3 と上昇しプラス圏となり、売上高 DI 6.2(前月比+3.1)、収益 DI 5.7(前月比+0.8)の改善に結びついている。また、生鮮品・食品の仕入原価 DI の上昇により、販売価格 DI が 7.8(前月比+1.9)となったことも支えになっている。
・カテゴリー動向結果では、生鮮相場が高安まちまちとなったほか、気温変化が大きくなったため、消費者需要への対応に苦慮したが、うるう年の恩恵、節分などのイベントが好調となり、DI は非食品以外すべてプラスとなった。(カテゴリー動向については最終ページに詳細を掲載)
・景況感調査では前月に引き続き、現状判断、見通し判断共に改善し、底堅く推移している。一方で長期トレンドはやや下向きであることに変化はなく、直近では方向感のない動きとなっている。(周辺地域景気動向 DI 長期傾向参照)
・消費の低迷が指摘されているなかで、うるう年による追い風を受け、総じて堅調な動向を示している。以前から指摘しているが、販売価格が徐々に低下と客単価の頭打ち傾向をみせはじめるなかで、来客数の動向が今後の方向性を決める可能性があり、次月以降も動向を注視したい。

集計企業数(社):パネル275(275社)
・総店舗数(店舗):7,475店舗
・既存店総売上高:79,186,129万円(店舗平均月商:10,965万円)
・総売場面積(平米):12,743,694平米:店舗平均売場面積:516.61坪)

概要:2月度(速報)
・総売上高:81,966,347万円(全体105.9%、既存店104.0%)
・青果:11,139,005万円(構成比13.6%、全体105.9%、既存店103.8%)
・水産:7,393,183万円(構成比9.0% 、全体104.9%、既存店102.5%)
・畜産:9,398,571万円(構成比11.5%、全体106.3%、既存店103.9%)
・惣菜:8,094,235万円(構成比9.9%、 全体108.1%、既存店105.7%)
・日配:15,821,531万円(構成比19.3%、全体107.8%、既存店105.9%)
・一般食品:21,762,065万円(構成比26.6%、全体106.4%、既存店104.9%)
・非食品:5,965,869万円(構成比7.3%、 全体101.5%、既存店100.5%)
・その他:2,391,935万円(構成比2.9%、 全体95.8%、既存店94.5%)

エリア別:2月度
・北海道・東北地方:全体106.2% 、既存店104.1%
・関東地方:全体106.1%、既存店104.0%
・中部地方:全体105.3%、既存店104.1%
・近畿地方:全体105.1%、既存店103.3%
・中国・四国地方:全体106.7%、既存店104.1%
・九州・沖縄地方:全体107.1%、既存店106.0%

保有店舗数別集計:2月度
・1~3店舗 :全体101.5%、既存店101.8%
・4~10店舗 :全体105.4%、既存店104.3%
・11~25店舗 :全体103.8%、既存店102.9%
・26~50店舗 :全体106.2%、既存店103.8%
・51店舗以上 :全体106.3%、既存店104.2%

好調コメント 不調コメント :( )は少数コメント

2016 年2月調査(2月実績)キーワード:
  1.うるう年
  2. 気温の変化が大きい
  3. 生鮮相場 高安まちまち

青果 DI:7.3(やや好調)
・1 月の相場安から品目ごとに高安まちまちの相場となり、販売に苦心した店舗が多くなった。大型野菜は比較的豊作で価格は安定しているが、九州地方の雪影響があった土物類を中心に相場高や品薄となった。野菜ではサラダ用食材が好調、果物では価格が高騰しているいちごや柑橘類を不振にあげるコメントが多くみられた。

水産 DI:5.1(やや好調)
・鮮魚は不安定な仕入状況が続いているが、気温の上昇とともに刺身類や寿司関連が好調とコメントが多くみられた。鍋関連食材の好不調により、水産カテゴリーでも好不調がわかれる状況となっている。

畜産 DI:8.1(やや好調)
・国産牛肉は相場高が続き苦戦傾向にあるが、比較的相場の安定している豚肉を中心に輸入牛、鶏肉が好調となっている。加工肉は回復傾向と不振とするコメントがわかれる状況となっている。気温の変化により消費者ニーズが大きく変化する月となった。

惣菜 DI:13.5(好調)
・節分恵方巻きについては好調とするコメントが多く、受験生応援企画や季節商材を使った商品などの取り組みが好評との指摘が多くみられた。

日配 DI:13.2(好調)
・気温が高い上旬と中旬は和日配が不振も、下旬以降気温が低下するとやや回復をみせた。インフルエンザや花粉症対策として機能性ヨーグルトやアイスクリームを中心とした洋日配が好調であるとのコメントが多くみられた。

一般食品:10.4(好調)
・前半は気温が高く、鍋つゆやカップ麺などホット商材が伸び悩む一方で、飲料が好調となった。菓子類は好調とのコメントが多くなったが、米類については好不調まちまちとなった。

非食品 DI:-0.7(やや不調)
・気温の変化により、冬物商材の動向に影響があったほか、ドラッグストアなどとの価格競合により、苦戦したとのコメントが多かった。

PI研のコメント:
・ここまで食品スーパーに特化した調査データ、しかも、定期公表のものはないと思います。特に、他の調査データではGMSなど、食品スーパーとは異質の業態が入った統計となるため、食品スーパーの数値が薄くなりがちですので、この調査データは、その意味で貴重なデータといえます。さて、最新、2016年2月度の結果ですが、既存店が104.0%と堅調な結果となりました。2月度は閏年となっため、1日、昨年よりも営業日数が多かった点もありますが、それを差し引いても堅調な結果といえます。やや意外だったのは、生鮮食品よりも、惣菜、日配、一般食品の3部門が全体を押し上げたことが大きかったといえます。また、エリアでは全体的に堅調ですが、特に、九州・沖縄地方が106.0%と好調であったといえます。さらに、規模では4~10店舗と51店舗以上の両極の規模の企業が全体を引き上げたといえます。それにしても、食品スーパーは相場との戦いといえ、この2月度は、気温の関係もあり、高安まちまちの相場が業績を翻弄したといえます。来月、3月度はどのような相場となるか、そして、食品スーパーの売上げはどう動くか、注目です。

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March 28, 2016 |

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