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April 13, 2016

セブン-イレブン・ジャパン、本決算、シェアアップ!

セブン‐イレブン・ジャパン、2016年2月、本決算、4/7
・http://www.7andi.com/index.html
・http://www.7andi.com/dbps_data/_template_/_user_/_SITE_/localhost/_res/ir/library/kt/pdf/2016_0407kt.pdf

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:1兆7,938.36億円
・自己資本比率:73.91%(昨年 73.83%)
・現金及び預金:446.27億円(総資産比 2.49%)
・有利子負債:164.79億円(総資産比 0.92%)
・買掛金:1,653.97億円(総資産比 9.22%)
・利益剰余金 1兆2,774.37億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・営業収益:7,936.61億円( 7.7%)、営業利益:2,350.33億円(5.2%)
  ⇒売上高: 1,071.84億円(5.8%)
・経常利益:2,567.26億円(10.3%)、当期純利益:1,629.10億円(18.98%)
・原価:72.09%(昨年 72.27%):-0.18、売上総利益:27.91%(昨年 27.73%):+0.18
・経費:449.10%(昨年 434.17%):+14.93
・本部内相殺利益:-421.19%(昨年-406.44%):-14.75
・その他営業収入:640.47%(昨年626.94%):+13.53
  ⇒加盟店からの収入 :6,804.13億円(8.2%)、その他の営業収入:60.63億円(-1.9%)
・営業利益:219.28%(昨年220.50%):-1.22

セブン‐イレブン・ジャパンのコメント:
・コンビニエンスストア事業における営業収益は 2 兆 6,758 億 90 百万円'前年同期比 1.9%減、営業利益は 3,041 億 10 百万円(同 9.9%増)となりました。
・株式会社セブン‐イレブン・ジャパンは、平成27年3月に高知県、6月に青森県、10月には鳥取県へ出店地域を拡大す るなど1,651店舗の積極的な出店を推進した結果、当連結会計年度末時点の店舗数は46都道府県で18,572店舗(前期 末比1,081店舗増)となりました。商品面では、おにぎりやサンドイッチ等の基本的な商品の更なる品質向上を推進するとと もに、地域のお客様の嗜好に合わせた商品開発を強化いたしました。
・平成26年10月より導入を開始した「SEVEN CAFÉ Donut(セブンカフェ ドーナツ)」は平成27年9月までに全国展開を完了し、平成28年1月には更なる品質の向上を図るた め、全面刷新を行いました。また、「omni7」のオープンに合わせて、店舗留め置き商品の管理や引き渡し業務を効率的に 実施するため、各店の店内体制強化を進めました。 これらの結果、既存店売上伸び率は平成24年8月以来43ヶ月連続でプラスとなりました。また、自営店と加盟店の売上を 合計したチェーン全店売上は4兆2,910億67百万円(前年同期比7.1%増)となりました。
・シェアの推移:シェア50%を目指す
・05年度 (33.6%)、06年度(34.0%)、 07年度(34.1%)、 08年度(34.8%) 、09年度(35.4%)、 10年度(36.4%)、 11年度(37.5%)、 12年度(38.8%) 、13年度(40.0%)、 14年度(41.0%)

PI研のコメント:
・セブン‐イレブン・ジャパンの2016年2月期の本決算です。コンビニの決算ですので、一般の小売業とは違い、フランチャイズビジネスですので、通常の小売業とは異質のビジネス構造です。原則、自社の売上高は極めて小さく、収入の大半、約85%が加盟店収入により成り立っています。したがって、自社、すなわち、本部経費比率が売上高比449.10%と異常値となります。要は、加盟店収入、いいかえれば加盟店が本部の経費を支えているという構図であり、加盟店に依存するビジネス、顧客はその先にありますので、小売業から見ると、一歩先に顧客がいる違和感のあるビジネスといえます。セブン&アイH全体の売上高は-2.09%、営業収益でも0.1%ですので、厳しい経営状況の中、セブン‐イレブン・ジャパンは5.8%、営業収益では7.7%、さらに、加盟店からの収入は8.2%ですので、好調です。セブン‐イレブン・ジャパンがセブン&アイHの成長エンジンであることが鮮明です。しかも、セブン‐イレブン・ジャパンの日本のコンビニ全体のシェアは年々右上がりで、今期は41.0%、将来は50%を目指すとのことですので、当面、高い成長が期待できるといえます。加盟店がまだまだ増え続け、既存店の数字も伸び続けるという予想です。その意味で、次期、セブン‐イレブン・ジャパンのCEOはセブン&アイHにとっても重要なポジションであり、ここを誰が担い、どのような戦略を打ち出すかがセブン&アイH全体にとっても今後の経営を左右するといえます。次の経営陣がどのように決まり、どのようなシェアアップ、成長戦略を打ち出すのか、その行くえに注目です。

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