バブルチャート分析の活用、視聴者像が解明!
テレビ視聴データをバブルチャートで分析、アニメとバラエティーで全く異なる視聴行動:
・日経Big Data:4/1
・http://business.nikkeibp.co.jp/atclbdt/15/258689/033000010/
・なじみ深いテレビ視聴データを、番組の人気を示すランキングや勢いを表す折れ線グラフ以外の手法で可視化できないか。そこで番組ジャンル別のバブルチャート分析によって、大まかな視聴傾向から個々の視聴者像まで探れるようにした。
・関東エリア2000世帯・個人5000人超の調査パネルから取得したテレビ視聴データの分析サービス「SMART」を提供するスイッチ・メディア・ラボの協力を得て、番組ジャンル別のテレビ視聴傾向をバブルチャートで可視化した。それぞれの円が視聴者を表し、円の色はその人の1番組あたりの平均視聴時間を表す。円の大きさはその人の1週間の合計視聴時間を各ジャンル内で相対的に表す。
・(1)円が「大きい」かつ「色がより赤い」視聴者は、多くの番組を長時間視聴する、いわゆる「コア視聴者」(2)円が「大きい」かつ「色がより青い」視聴者は、長時間テレビを見ているが、1番組あたりの視聴時間が短い「ザッピング視聴者」(3)円が「小さい」かつ「色がより赤い」視聴者はテレビの視聴時間を限られた数の番組に当てるという「ロイヤル視聴者」(4)円が「小さい」かつ「色がより青い」視聴者は最もカジュアルにテレビを視聴している人々
・詳細:
・1つの円が視聴者1人であり、その色が1番組あたりの平均視聴時間を表し、大きさは1週間の合計視聴時間をジャンル内で相対的に表す。左上の「ジャンル」を切り替えることで、番組ジャンル別に傾向を見られる。1つの円をクリックすると、右下のようにその視聴者の属性を表示できるため、個々の視聴者像も理解できる。
・ジャンル:
・アニメ/特撮、スポーツ、ドキュメンタリー、ドラマ、ニュース/報道、バラエティー、映画、演劇/公演、音楽、趣味/教育、情報/ワイドショー
PI研のコメント:
・日経Big Dataが4/1、「テレビ視聴データをバブルチャートで分析、アニメとバラエティーで全く異なる視聴行動」の記事を公開しました。興味深い内容です。以前からタブローを活用していますが、バブルチャートの使い方が難しかったのですが、この記事では「関東エリア2000世帯・個人5000人超の調査パネル」の一人一人の視聴者をバブルチャートで表現し、その視聴者を掘り下げたダッシュボードをつくり、公開しています。ジャンルも「アニメ/特撮、スポーツ、ドキュメンタリー、ドラマ、ニュース/報道、バラエティー、映画、演劇/公演、音楽、趣味/教育、情報/ワイドショー」の11項目に分け、比較できるために、それぞれの傾向が鮮明です。バブルチャートをこのように、それだけでなく、ダッシュボードを活用し、一つ一つの円の解説と全体像の解説を同時に入れることにより、その活用の幅が広がるとは驚きです。Big Dataはひとつのグラフではなく、角度を変えて、より掘り下げることと、全体観を同時に落とし込むことにより、付加価値が増すといえ、この事例はその意味で示唆に富むものといえます。今後、タブローをより活用してゆく上においても、Big Dataをわかりやすく分析する上においても、参考になる、好事例といえます。
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