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May 28, 2016

食品スーパー、売上速報、2016年4月、既存店101.7%!

スーパーマーケット販売統計調査(2016年3月実績速報版):5/20
・http://www.super.or.jp/
・hhttps://www.facebook.com/groups/133574913429782/
・http://www.super.or.jp/wp-content/uploads/2016/05/tokei-20160520hhs.pdf
・日本スーパーマーケット協会:http://www.jsa-net.gr.jp/
 ⇒97社、7,550店舗、80,392億円:2015年4月現在
・オール日本スーパーマーケット協会:http://www.ajs.gr.jp/
  ⇒55 社、1,924店舗、15,833億円:2014年12月現在
・一般社団法人 新日本スーパーマーケット協会:http://www.super.or.jp/?page_id=264...
  ⇒350社、6,044店舗、73,000億円:2014年6月現在

2016 年4月:景気判断 DI 現状判断は小幅に改善も、見通し判断は弱含みな傾向が続く
・4 月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断 DI 現状判断は前月から+0.6 の 47.3、見通し判断は前月から-0.4 の 43.4 となり、現状判断は小幅に改善するも、見通し判断は小幅に低下した。
・経営動向調査では、売上高 DI、収益 DI ともにわずかに上昇し、底堅く推移している。気温の上昇や土曜日が一日多い曜日めぐりを背景に客単価 DI が上昇したことが支えとなっている。一方で、来客数DI は低迷を続けているほか、仕入原価の低下により、販売価格も低下傾向がみられている。
・カテゴリー動向結果では、これまで好調を牽引してきた生鮮品では、青果 DI のみわずかなプラスとなっているものの、畜産 DI、水産 DI はマイナスとなった。行楽需要が好調であった惣菜や機能性ヨーグルトが引き続き好調な日配 DI、気温上昇や熊本地震による影響で一般食品 DI がプラスとなっている。
・景況感調査では、現状判断はやや持ち直しをみせているものの、見通し判断は総じて弱含みな結果となっている。また、長期トレンドでは現状判断、見通し判断共に引き続き下降傾向が続いている。
・足元では、売上や収益は、共に底堅い推移を続けているものの、来客数の低迷が続くなか、仕入原価や販売価格が下降傾向にあり、先行きへの不安が強まっている。現在は、価格上昇による売上増の好循環が試金石をむかえている局面であり、今後の動向を十分に注視していく必要がある。

集計企業数(社):パネル270(270社)
・総店舗数(店舗):7,693店舗
・既存店総売上高:82,878,876万円(店舗平均月商:11,102万円)
・総売場面積(平米):12,632,771平米:店舗平均売場面積:497.60坪)

概要:4月度(速報)
・総売上高:85,409,003万円(全体103.5%、 既存店101.7% )
・青果:11,905,269万円(構成比13.9% 、全体103.5%、 既存店101.6% )
・水産:7,589,641万円( 構成比8.9% 、全体102.3% 、 既存店100.3%)
・畜産:9,447,195万円(構成比11.1%、全体102.3%、 既存店100.3% )
・惣菜:8,346,785万円(構成比9.8%、 全体104.5%、 既存店102.4%)
・日配:16,462,608万円(構成比19.3%、全体104.7%、 既存店102.7% )
・一般食品:22,605,892万円(構成比26.5%、全体104.6%、 既存店103.1% )
・非食品:6,635,100万円(構成比7.8%、 全体100.8%、既存店100.5%)
・その他:2,416,559万円(構成比2.8%、 全体95.8%、既存店96.4%)

エリア別:4月度
・北海道・東北地方:全体104.6% 、既存店102.6%
・関東地方:全体103.3%、既存店101.4%
・中部地方:全体103.8% 、既存店102.8%
・近畿地方:全体102.2% 1、既存店101.0%
・中国・四国地方:全体104.2%、既存店101.1%
・九州・沖縄地方:全体105.4% 、既存店103.8%

保有店舗数別集計:4月度
・1~3店舗 :全体100.7%、既存店99.8%
・4~10店舗 :全体101.5%、 既存店101.1%
・11~25店舗 :全体100.9%、既存店100.4%
・26~50店舗 :全体103.3%、 既存店101.2%
・51店舗以上 :全体104.1%、既存店102.2%

好調コメント 不調コメント :( )は少数コメント

2016 年4月調査(3月実績)キーワード:
  1.気温上昇(気温の変化が激しい)
  2. 前年に比べ、土曜日が一日多い
  3. 熊本地震の影響

青果 DI:1.9(やや好調)
・青果相場は、前半はやや高値、後半は下落するなど上下に幅のある動きとなりました。熊本地 震の影響で、一時的に供給が滞るなど入荷が不安定となりました。 月を通じて気温が高く、サラダ関連やカットフルーツが好調となりました。野菜の販売数量が伸 び悩むなかで、輸入果物(オレンジ、バナナ、キウイ)が好調となっています。国産柑橘類やいち ごは、地域により好不調が分かれる結果となっています。

水産 DI:-2.4(やや不調)
・生魚の入荷不足や相場高が続いており、やや不調となっています。気温の上昇により刺身類が好調とのコメントが多くなりました。アサリを中心とした貝類は熊本地震による入荷減により不振と なっています。漁獲量の減少と相場高のマグロ、カツオは不調とするコメントが多くみられました。 TV 報道により海藻類(もずく、めかぶ)などは好調となっています。

畜産 DI:-1.2(やや不調)
・国産牛相場の高騰が続いている一方で、輸入牛や豚肉や鶏肉相場は低下傾向にあります。気温上 昇に伴い、焼肉やバーベキュー用商材が好調となっています。国産牛は伸び悩みをみせているもの の、輸入牛や豚、鶏の価格低下が数量増につながった店舗では、好調とのコメントが多くみられま した。一方、行楽商材の代表ともいえるはずの、ソーセージやハムなどの加工肉は引き続き不調と のコメントが多くなっています。

惣菜 DI :6.1(やや好調)
・花見シーズンが 4 月にずれ込んだことで好調となったが、天候不順により、伸び悩んだ地域もみ られた。週末に好天に恵まれ、行楽需要が高まった地域では、弁当やおつまみ、オードブルなど好 調に推移しました。気温の変化が大きく、売れ筋が変化したため、対応に苦慮したとのコメントが 散見されました。人手不足で需要に対応しきれなかったという指摘もあります。

日配 DI: 5.1(やや好調)
・前半は全国的に気温が上昇し、涼味関連商材(アイスやデザート、麺)などが好調に推移しまし た。一方で。気温の変化が大きく、売れ筋が変化したため、対応に苦慮したとのコメントが散見さ れました。引き続き、機能性ヨーグルトや乳酸菌飲料が好調となっています。熊本地震により九州 地区を中心に、納豆やパンなどで商品供給に影響がありました。ドラッグストアやディスカウント ストアなどとの競合による価格競争の厳しいとの指摘もあります。

一般食品: 3.4(やや好調)
・気温の上昇や、行楽需要により飲料や酒類、お弁当商材などが好調。米は昨年の不振だった反動 から好調に推移しています。中旬以降は、熊本地震の影響で水、カップ麺、缶詰、レトルトなど備 蓄商品が大幅に売り上げを伸ばしました。ドラッグストアやディスカウントストアなどとの競合に よる価格競争の厳しいとの指摘もあります。

非食品 DI :-4.8(やや不調)
・他業態との競合で厳しい状況にあります。行楽関連が好調とのコメントが散見されました。地震 発生以降は、マスクや懐中電灯、乾電池など非常用品の需要が高まりました。たばこが値上げを受 けて不調となっています。

PI研のコメント:
・5/20、新日本スーパーマーケット協会から2016年4月度の全国の食品スーパー7,693店舗の売上速報が公表されました。結果は全体が103.5%、 既存店は101.7%となり、堅調な伸びとなっています。ただ、「価格上昇による売上増の好循環が試金石をむかえている局面であり、今後の動向を十分に注視、・・」とことで、価格上昇が一段落した現在、今後はやや厳しい局面に入るのではないかとのことです。実際、価格上昇による売上げを牽引してきた畜産は全体が102.3%、 既存店も100.3%と全店平均よりも下回っており、畜産を含め、生鮮3品は厳しい状況にあるといえます。一方、一般食品は104.6%、 既存店103.1%と、全店平均を上回っており、価格上昇、すなわち、値上げが売上増に寄与しているといえ、今後、生鮮の伸び悩みをどうカバーしてゆくかがポイントといえます。また、エリアで見ると、北海道、中部、九州・沖縄地方が全店平均を上回っていますが、大都市をかかえる関東、近畿は厳しい状況です。規模別では51店舗以上のみが全体平均を上回っており、中、小規模が厳しい状況です。食品スーパー、次回は5月度、今年のゴールデンウィークがどのように売上げに影響を与えたか、その結果に注目です。

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May 28, 2016 |

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