ダイヤモンド・チェーンストアへPower Category分析を投稿!
空前の増収増益、好調な本決算を牽引したPower Categoryを探る!
・ダイヤモンド・チェーンストア:6月15日号
・http://diamond-rm.net/common/users/...
・2016年度の本決算が各食品スーパーマーケットから公表され、その結果が明らかになったが、大半の企業が増収増益、それも、大幅増益となる好決算となった。今回取り上げるPower Categoryは、まさに、この好調な本決算の後半、2015年10月から2016年3月までの結果であり、その要因を探る上で貴重な資料である。そこで、ここでは、主要Power Categoryを食品と雑貨とに分け、好調な要因を検証し、新年度に入った現在、この好調さを維持してゆくための課題を探ってみたい。
1.増収増益が大半、そのほとんどは大幅増益!
⇒図表1:2015年度主要食品スーパーマーケットの決算
2.食品のPower Categoryが好調な要因
⇒図表2:食品・酒類のPower Category
⇒図表3:オリゴ糖とルウカレーの比較
3. 雑貨のPower Categoryが好調な要因
⇒図表4:雑貨のPower Category
⇒図表5:除湿剤とラッピングフィルムの比較
4. 好調な決算を踏まえ、今後のPower Category強化のポイント
PI研のコメント:
・ダイヤモンド・チェーンストア6/15へPower Categoryの分析を投稿しました。4章構成、図表5つの小論です。このPower Categoryの評価期間は2015年10月から2016年3月までですので、前期決算の後半の部分であり、その影響が色濃く出ているといえます。決算結果は図表1に示したように空前の増収増益、特に、利益が大きく増加しており、好決算でした。したがって、その要因をPower Categoryで裏付けるのが今回のポイントといえます。結論からいえば、図表2、図表4から明らかなように金額PIの増加が大半のPower Categoryで見られ、その要因が数量PIよりも、平均単価にあったといえることです。その典型的な事例を図表3と図表5で示しました。もちろん、数は少ないですが、数量PIが牽引し、金額PIを引き上げたPower Categoryもあります。したがって、好決算の要因はPower Categoryから見れば、平均単価のコントロールにあったといえ、通常、円安、相場高などにより、数量PIを大きく落とすことなく、金額PIを引きあげ、結果、利益を押し上げたことが、好決算の大きな要因になったといえそうです。今回は、数量PIよりも平均単価の重要性を示す典型的なケースであったといえ、今期も好決算を維持するためには、改めて、価格のマネジメントを再検討する必要があるといえます。
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