情報銀行、政府、設立に動く!
情報銀行:
個人データを一括管理し、データ流通を促進 政府が世界最先端IT国家創造宣言に盛り込む
・日経Big Data:6/3
・http://business.nikkeibp.co.jp/atclbdt/15/258679/060100019/?n_cid=nbpbdt_fbed
・個人に関する情報を信頼できる機関に託して一括管理する仕組み。政府の検討では「情報利用信用銀行制度構想」と称されており、一般に「情報銀行」と呼ぶ。個人が、健康や身体に関するデータ、ネット通販やポイント情報、銀行やカードの決済情報などを蓄積し、自分自身の管理ために活用するだけでなく、他社に情報を提供することで対価を得ることも可能になる。
個人データ、「情報銀行」で一括管理 政府が構想後押し:
・日本経済新聞:5/16
・http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS16H4A_W6A510C1PP8000/
政府はネット通販の購買履歴などの情報を一括管理する「情報銀行」の仕組みづくりを後押しする。テレコム事業者など民間企業が情報銀行をつくり、個人が利用できるようにする。2年後の利用開始を目指す。民間企業が蓄積したビッグデータの活用が広がるなか、情報の提供先を個人が把握できるようにし、個人情報の無断使用の防止にもつなげる。
個人情報の自己管理を支援する社会システム: 情報銀行に関する研究:
・東京大学:柴崎・関本研究室
・http://shiba.iis.u-tokyo.ac.jp/research/information-bank/
個人情報を自己管理することで、本人管理による個人情報の名寄せと利活用促進、安全な情報管理を実現する社会システムとして情報銀行を構想し、情報銀行を社会システムとして実装するための利活用のユースケースを検討し技術・制度と合わせて研究開発を行っている。
PI研のコメント:
・日経Big Dataが6/3、「情報銀行」の記事を取り上げました。5/16、日経新聞でもすでに報道されているように、政府が2年後を目指し、設立に動いているとのことです。「個人が、健康や身体に関するデータ、ネット通販やポイント情報、銀行やカードの決済情報などを蓄積し、自分自身の管理ために活用するだけでなく、他社に情報を提供することで対価を得ることも可能」とのことです。個人にも、企業にもメリットがある個人情報流通の仕組みであり、すでに、このビジネスに様々な企業が参入をはかっているとのことです。東京大学の柴崎・関本研究室では「個人情報の自己管理を支援する社会システム」の研究が進められており、実現に向けて動き出しているといえます。ID付POSデータもこの流れにあるといえ、2年後に設立されるという「情報銀行」の動きに注目です。
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