レシートの活用、ビジュアル化、Zaim!
レシートデータ分析で各地の旬な食材を発掘
地図上にイラスト配置し、スマホでも見やすく
・日経Big Data:6/22
・http://business.nikkeibp.co.jp/atclbdt/15/258689/061900015/
・スマートフォンを活用したビジュアライゼーションでは、デザインやインターフェースでは PC向けとは異なる工夫が必要だ。「Zaimおいしい旬の地図」は、データ分析から判明した旬の食材をスマホを通じて消費者に分かりやすく伝える。
・500万ダウンロードを突破したオンライン家計簿サービス「Zaim」で、最も使われている機能の一つに「レシート自動読取」がある。これは、スマートフォンから読み取ったレシート画像から解析エンジンにて文字を抽出し「商品名」「時間」「支出カテゴリー」などの情報を自動的に家計簿に記録するものだ。
おいしい旬の地図の最大の特徴は、「一般消費者向けのビッグデータのビジュアル化」に挑戦している点である。スマートフォンから閲覧することを前提とし、誰にでも分かりやすく親しみが持てるよう色彩や美しさを重視した。利用者が「今日は何を料理しよう?」と悩んだときに楽しみながら晩ごはんを決められる、というシーンを想定して開発している。
・Zaim:
・https://zaim.net/
・Zaimおいしい旬の地図
・https://content.zaim.net/seasonal_foods
PI研のコメント:
・日経Big Data、6/22でレシートデータのビジュアル化の事例として、Zaimが取り上げられました。Zaimは「レシート自動読取」ができるスマホサービスであり、家計簿のデジタル化、すなわち、デジタル家計簿といえます。これまで家計簿作成に挫折した若い主婦を中心にそのシェアを増やしており、現在、「500万ダウンロードを突破」とのことです。この記事のポイントはその膨大な、まさにBig Dataを「Zaimおいしい旬の地図」として、新サービスを生み出したことです。これまでレシートデータはPOS分析の活用が大きな流れであり、ID付POSデータになっても、同様な傾向が続いていたといえます。ところが、このデータはそもそもPOSシステムの流れは真逆ともいえ、顧客が自らスマホでレシートを読み込むことにより、データが集約され、しかも、その利用は企業側ではなく、消費者にあるといえ、発想も真逆といえます。そこに、今回さらに、ビジュアルが加わったことにより、ここで逆転、企業側がマーケティング戦略に活用できるようになったといえます。その意味でレシートデータの新たな発想、新たな仕組みによる新たなサービスの誕生といえ、実に、ユニークです。今後、このサービスがどのように進化してゆくのか、そして、これまでのPOS分析、ID付POS分析とどう交わってゆくのか、興味深いところです。
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