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July 29, 2016

任天堂、2017年3月、第1四半期決算、減収赤字!

任天堂 、2017年3月期、第1四半期決算:7/27
・https://www.nintendo.co.jp/index.html
・https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2016/160727.pdf
・CNET Japan:7/28
・http://japan.cnet.com/news/business/35086542/
・任天堂、1Q決算で245億円の大幅な赤字に--円高も影響:
・任天堂は7月27日、2017年3月期第1四半期(2016年4~6月)の連結決算を発表。売上高は619億6900万円(前年同期比31.3%減)、営業損益51億3400万円の赤字(前年同期11億円の黒字)、経常損益は386億7400万円の赤字(同142億円の黒字)、最終損益は245億3400万円の赤字(同82億円の黒字)となり、大幅な減収かつ赤字決算となった。

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:1兆2,146.42億円
・自己資本比率: 90.0%(昨年 89.5%)
・現金及び預金: 5,825.32億円(総資産比47.96%)
・有利子負債 0.00億円(総資産比 0.00%)
・買掛金 : 325.70億円(総資産比 2.68%)
・利益剰余金 :1兆3,624.09億円
  ⇒自己株式:△2,505.67億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高 : 619.69億円(△31.3%) 、営業利益: △51.34億円(  %)
・経常利益:△386.74億円( %)、当期純利益: △245.34億円(  %)
  ⇒通期予想:売上高:5,000.00億円( △0.9%)、営業利益: 450.00億円(36.9%)
・原価:50.73%(昨年 52.69%):-1.96、売上総利益:49.27%(昨年 47.31%):+1.96
・経費:57.56%(昨年 46.04%):-11.52
営・業利益:-8.29%(昨年1.27%):-9.56

任天堂のコメント:
・当第1四半期(平成28年4月~6月)の状況は、ニンテンドー3DSでは、全世界で発売した『星のカービィ ロボボ プラネット』が好調に推移したほか、米国では『ブレイブリーセカンド』を、欧州では『ファイアーエムブレムif 白夜王国/暗夜王国』をそれぞれ発売し順調な滑り出しを見せましたが、ハードウェアの販売台数は94万台(前年同 期比7%減)、ソフトウェアの販売数量は847万本(前年同期比7%増)となりました。
・Wii Uでは、全世界で発売した『スターフォックス ゼロ』『スターフォックス ガード』や『マリオ&ソニック AT リオオリンピック ™ 』に加えて、前期に発売した『Splatoon(スプラトゥーン)』や『スーパーマリオメーカ ー』も販売を伸ばしましたが、ハードウェアの販売台数は22万台(前年同期比53%減)、ソフトウェアの販売本数 は468万本(前年同期比3%増)となりました。
・一方で、amiibo(アミーボ)は、amiiboを使って楽しむ新作ソフトが少なかったため、フィギュア型が約170万 体、カード型が約130万枚の販売にとどまりました。
・なお、ダウンロード売上は、追加コンテンツによる売上が少なかったため、前年同期と比較して減少しました。
このような状況に加え、為替レートが大きく円高に推移したことによる影響もあり、売上高は619億円(うち、海 外売上高448億円、海外売上比率72.3%)となり、営業損失は51億円となりました。また、為替差損が350億円発生し た結果、経常損失386億円、親会社株主に帰属する四半期純損失は245億円となりました。
・連結業績予想に関する説明:
・米国法人Niantic, Inc.が開発、配信を行っているスマートデバイス向けアプリ『Pokémon GO※』の周辺機 器として、当社はアプリと連動してプレイヤーにポケモンの存在を教えてくれる「Pokémon GO Plus」を販売する予 定です。

任天堂の株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=7974.T

PI研のコメント:
・任天堂が7/27、2017年3月期の第1四半期決算を公表しました。Pokémon GOが日本でもリリースされた直後だけに注目の決算ですが、結果は増収、大幅赤字決算、厳しい状況です。「為替レートが大きく円高に推移したことによる影響もあり、売上高は619億円(うち、海 外売上高448億円、海外売上比率72.3%)」、さらに、「為替差損が350億円発生」とのことで、為替の影響が経営を直撃したといえます。また、空前のブームとなているPokémon GOについても、すでに、「当社の連結業績に与える影響は限定的」とのコメントを公表しており、予想外の展開といえます。結果、株価もジェットコースターのような展開となり、この決算発表前後では大きく下げています。ただ、それにしても、財務基盤は盤石といえ、自己資本比率 90.0%と極限の数値、さらに、現金も 5,825.32億円と総資産比47.96%と、これも異常値、極めつけは利益剰余金が1兆3,624.09億円と総資産1兆2,146.42億円を上回っており、こんな超安定な財務状況は世界に存在しないのではないかと思います。当期純利益 △245.34億円は、全く財務には軽微な影響といえ、「Pokémon GO Plus」をはじめ、中長期的なゲーム市場のポジショニングを時間をかけて確立し、経営を立て直せるだけの財務基盤といえます。任天堂、通期は若干の減収、増益予想ですので、これからどう経営を改善してゆくのか、Pokémon GOのゆくへとともに、その動向に注目です。

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