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August 04, 2016

食品スーパー、財務3表連環分析2016:出店余力ランキング

出店余力:純資産-出店にかかわる資産(土地、建物、敷金保証金等)

0%以上:7社
・ヨークベニマル 32.2%(出店余力) 76.5%(純資産) 44.2%(出店にかかわる資産) 399(1店舗当たりの出店関連資産:百万円) サンエー 31.6% 77.8% 46.3% 696 マルキョウ 18.5% 81.7% 63.2% 372 アオキスーパー 13.8% 61.0% 47.1% 251 マックスバリュ東海 9.5% 62.8% 53.3% 264 いなげや 3.9% 52.0% 48.0% 308 マックスバリュ西日本 3.0% 49.4% 46.4% 238

-20%以上:15社
・USMH -1.9% 51.8% 53.8% 275 リテールパートナーズ -3.6% 49.6% 53.2% 213 PLANT -5.7% 36.0% 41.7% 715 オークワ -8.2% 57.1% 65.3% 564 ダイイチ -11.1% 52.3% 63.5% 481 タイヨー -11.2% 65.0% 76.2% 679 関西スーパーマーケット -13.0% 50.3% 63.2% 518 マックスバリュ九州 -13.2% 33.7% 46.8% 112 アルビス -13.3% 55.9% 69.2% 426 マミーマート -16.9% 48.9% 65.8% 410 マックスバリュ中部 -17.7% 34.2% 51.9% 222 ヤオコー -18.0% 47.7% 65.8% 633 フジ -19.1% 41.4% 60.5% 993 ヤマナカ -20.5% 38.7% 59.2% 351 バロー -20.6% 38.7% 59.3% 220

-20%以下:16社
・マックスバリュ北海道 -23.2% 26.3% 49.5% 165 ハローズ -23.5% 37.7% 61.2% 457 トライアルホールディングス -24.8% 19.6% 44.4% 254 Olympic -25.1% 35.6% 60.7% 437 平和堂 -25.1% 46.0% 71.1% 1398 ベルク -27.1% 50.8% 77.9% 771 ライフコーポレーション -30.0% 27.3% 57.4% 474 エコス -32.6% 24.9% 57.5% 189 イズミ -37.2% 33.7% 71.0% 3224 天満屋ストア -39.7% 33.2% 72.9% 813 スーパーバリュー -40.9% 23.9% 64.8% 556 マックスバリュ東北 -41.8% 14.1% 55.9% 129 イオン九州 -41.8% 13.5% 55.3% 498 ドミー -42.9% 16.3% 59.2% 332 北雄ラッキー -43.8% 22.7% 66.5% 368 マルヨシセンター -59.7% 10.3% 70.1% 320

参考:

1店舗あたりの出店関連資産:ベスト10
・イズミ -37.2% 33.7% 71.0% 3224 平和堂 -25.1% 46.0% 71.1% 1398 フジ -19.1% 41.4% 60.5% 993 天満屋ストア -39.7% 33.2% 72.9% 813 ベルク -27.1% 50.8% 77.9% 771 PLANT -5.7% 36.0% 41.7% 715 サンエー 31.6% 77.8% 46.3% 696 タイヨー -11.2% 65.0% 76.2% 679 ヤオコー -18.0% 47.7% 65.8% 633 オークワ -8.2% 57.1% 65.3% 564

PI研のコメント:
・財務3表連環分析2016、出店余力です。これも、この3表を公表した8年前につくった食品スーパー特有の指標のひとつです。食品スーパーを財務面から見ると、すべての資産、負債は成長戦略のためにあるといっても過言ではありません。食品スーパーは1店舗出店するのに、上場企業の平均を見ると約5億円かかます。土地を購入し、設備投資をし、敷金保証金等を支払わなければならないからです。現在、約100店舗となった食品スーパーが毎年10%の成長を目指すとなると10店舗必要であり、結果50億円の資金が必須となるわけです。問題はその資金調達ですが、資本で可能か、負債に依存するか、ここで戦略が大きく分かれます。一時的な成長戦略であればどちらでも良いといえますが、持続的な成長を続けるには負債に依存しすぎると、いずれ資金ショートを起こし、負債過多、支払い不能となり、成長が止まります。したがって、このバランスがポイントであり、このバランスを見る指標のひとつが出店余力です。出店余力は純資産-出店にかかわる資産(土地、建物、敷金保証金等)で算出しますので、この数値が高い食品スーパーほどまさに出店余力があると判断できるわけです。2016年度本決算では、平均の出店余力が-14.1%ですので、この近辺がバランスといえそうです。すなわち、純資産をやや上回る資産、結果、負債への依存ですが、この辺がバランスといえます。ちなみに、上場食品スーパーの平均有利子負債は約200億円、総資産に占める割合は 21.5%ですので、これをやや下回るあたりがバランスといえそうです。それにしても、出店余力0%以上の上位7社は、すごい数値であり、今後、成長を期待できる財務状況にあるといえ、どのような成長戦略を打ち出すか、注目です。

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August 4, 2016 |

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