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August 07, 2016

消費者物価指数(CPI)、2016年6月、コア指数-0.5%

消費者物価指数(CPI):2016年6月
・総務省統計局:
・http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf
1.総合指数:CPI
・2010年(平成22年)を100として103.3、前月比は0.2%の下落、前年同月比は0.4%の下落
2.生鮮食品を除く総合指数:コアCPI
・103.0、前月比は0.1%の下落、前年同月比は0.5%の下落
3.食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合指数:コアコアCPI
・101.6、前月比は0.2%の下落、前年同月比は0.4%の上昇

総合指数の前年同月比に寄与した主な内訳:
・下落:
・光熱・水道:電気代 -9.5%(-0.37)
・交通・通信:自動車等関係費 -3.9%(-0.33):ガソリン -13.9%(-0.33) など
・上昇:
・食料:菓子類 3.4%(0.08) :チョコレート 15.6%(0.04) など
・教養娯楽:教養娯楽サービス 2.5%(0.15) :外国パック旅行 14.2%(0.08) など

日本銀行:基調的なインフレ率を捕捉するための指標
・https://www.boj.or.jp/research/research_data/cpi/#p01
・物価動向の分析にあたっては、現実に観測される消費者物価の動きから、様々な一時的要因の影響を取り除いた、基調的なインフレ率(いわゆる「コア指標」)がよく利用されています。その際には、特定のコア指標に依存するのではなく、様々なコア指標を総合的にみていくことによって、基調的な物価変動をより的確に把握することができると考えられます。
・このため、日本銀行調査統計局では、毎月の全国消費者物価指数の公表に合わせて、(1)総合(除く生鮮食品・エネルギー)、(2)上昇・下落品目比率、(3)刈込平均値、(4)最頻値、(5)加重中央値を試算し、公表しています。
(1)総合(除く生鮮食品・エネルギー)・総合(除く食料・エネルギー):5月0.8→6月0.8
(2)刈込平均値・ラスパイレス連鎖指数: 5月0.2→6月0.1
(3)上昇・下落品目比率(%):5月35.3→6月34.4

日本経済新聞:7/29
・http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL29HI5_Z20C16A7000000/
・6月の消費者物価指数、0.5%下落 原油安受け、13年3月以来のマイナス幅の大きさ
・総務省が29日発表した6月の全国消費者物価指数(CPI、2010年=100)は、値動きの大きな生鮮食品を除く総合が103.0と前年同月に比べて0.5%下落した。下落幅は2013年3月(0.5%下落)以来3年3カ月ぶりの大きさになった。QUICKが事前にまとめた市場予想の中央値は0.4%下落だった。原油価格の低迷が続き、電気代やガソリンなどエネルギー価格が下がった。

PI研のコメント:
・2016年6月度の消費者物価指数、CPIが総務省統計局から7/29に公表されました。結果は、コアCPIが「前年同月比は0.5%の下落」となり、マイナスとなりました。光熱・水道の電気代が-9.5%(-0.37)、交通・通信の自動車等関係費 -3.9%(-0.33)、ガソリン -13.9%(-0.33)が響いたためです。また、食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合指数、すなわち、コアコアCPIも「前年同月比は0.4%の上昇」と、日銀、政府が目標としている、コアCPI、2.0%増は厳しい状況といえる結果です。日経新聞でも「下落幅は2013年3月(0.5%下落)以来3年3カ月ぶりの大きさになった、・・」とのことですので、大きく下落との認識です。日銀はこれに加え、独自のCPIもここ最近公表していますが、「総合(除く生鮮食品・エネルギー)・総合(除く食料・エネルギー)が5月0.8→6月0.8」ですので、やはり、2.0%増は厳しい状況といえます。したがって、デフレからの脱却は現時点では厳しいと判断せざるをえないといえます。参議院選挙も終わり、内閣改造もなされ、新体制ができ、今後、さらに強力なデフレ脱却の政策が打ち出されるのか、それとも政策転換をはかるのか、予断をゆるさない状況が続くといえ、日銀、そして、政府の今後の政治判断に注目です。

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August 7, 2016 |

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