DIAMOND online、鈴木敏文氏のインタビュー、その2!
セブン&アイが展開する、買い手市場の時代に売るための戦略とは:
・DIAMOND online:9/12:第2回
⇒第1回9/5、第2回:9/12、第3回:9/20、第4回:9/26予定
・今月の主筆 :鈴木敏文 [セブン&アイ・ホールディングス 名誉顧問]
・http://diamond.jp/articles/-/101520
「客層」という言葉に縛られるな売れる小売りが実践する勝利の方程式とは
⇒ 自主マーチャンダイジング以外に小売りが生き残れる道はない、売り手市場から買い手市場への転換、「平均的などこにでもあるもの」は売れない
「今までにない新しい商品をつくる」にはどういう発想で取り組むべきか?
⇒ おにぎりやおでん、ATMサービスのように、お客さまの立場でものを見て、「こうだったらいいのに」と考えたものを現実化することが、セブン-イレブンの自主マーチャンダイジングだ。
オムニチャネルの胆は商品開発力そのものだ
⇒ セブン&アイが進めるオムニチャネルの胆は、商品開発にこそある。グループの各社が自主マーチャンダイジングで魅力ある商品を作り、オムニチャネルに乗せていく。
オムニチャネルは小売店の常識を根本から変える
⇒ 膨大な数の商品への窓口、店が別の新しい性質を備えた場へと生まれ変わるきっかけ、従来の延長線上で考えていては新しい展開は生まれてこない
PI研のコメント:
・鈴木敏文氏(セブン&アイ・ホールディングス 名誉顧問)のDIAMOND onlineでの独占インタビュー、第2回目です。全4回シリーズの中間となります。第1回が「GMSの衰退に歯止めがかからない理由」というテーマでしたが、今回は「セブン&アイが展開する、買い手市場の時代に売るための戦略とは」です。この2回とも一貫して、「変化への対応」が根底にあり、その背景には「売り手市場から買い手市場への転換」の認識があります。これに乗り遅れたのがGMSであり、これに乗れたのがセブン・イレブンという構図かと思います。特に、セブン・イレブンは「自主マーチャンダイジング」に果敢に挑戦し、そのための業態を作り上げたことに「勝利の方程式」があるのとことです。「「平均的などこにでもあるもの」は売れない」、まさに、その通りだと思います。そして、その後に来るのが「セブン&アイが進めるオムニチャネル」であり、その胆は、「商品開発にこそある」との強い思いです。結果、これまでのすべてのチャネルは、「膨大な数の商品への窓口、店が別の新しい性質を備えた場へと生まれ変わるきっかけ」となってゆくとのことです。ポスト小売業、脱小売業ともいえ、オムニチャネル=脱小売業であり、「変化に対応した商品開発=オムニチャネル=顧客」という構図に商売が変化してゆくことになろうということかと思います。次回、第3回も、どのようなことが語られるのか、気になるところです。
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