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October 13, 2016

イオン、2017年2月、中間、増収増益、GMS赤字!

イオン、2017年2月、中間決算、10/5
・https://www.aeon.info/index.html
・ロイター:10/5
・イオン、16年6―8月期は営業増益に転換 GMSは赤字継続
・http://jp.reuters.com/article/aeon-...
・イオン (8267.T)は5日、2016年3―8月期の連結営業利益が前年同期比0.1%増の723億円になったと発表した。3―5月期は20億円の営業減益だったが、6―8月期は21億円の増益に転じた。総合スーパー(GMS)事業は営業赤字幅が拡大したものの、ドラッグ・ファーマシー事業や総合金融事業などが好調に推移した。

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:1,075.35億円(昨年 △792.02億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー: △1,289.21億円(119.89%:昨年( △2,542.91億円)
  ⇒有形固定資産の取得による支出 : △2,257.91億円(昨年 △2,673.19億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー: 534.41億円(昨年 2,034.80億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少): 162.12億円(昨年 △1,275.57億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産: 8兆4,568.57億円
・自己資本比率: 13.0%(昨年 13.9%)
・現金及び預金: 7,605.86億円(総資産比9.00%: 昨年 7,360.56億円 )
・有利子負債:1兆7,989.98億円(総資産比 21.28%)
・買掛金 : 9,200.94億円(総資産比 10.88%)
  ⇒銀行業における預金:2兆3,336.26億円(総資産比 27.60%)
・利益剰余金 :5,711.45億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・営業収益 : 4兆1,118.37億円(0.9%) 、営業利益:723.67億円(0.1%)
・経常利益: 731.56億円( 0.4%)、当期純利益:△53.72億円(  %)
  ⇒ 通期予想:営業収益: 8兆4,000.00億円(2.7%)、営業利益:1,900.00億円( 7.4%)
・原価:72.62%(昨年 73.18%):-0.56、売上総利益:27.38%(昨年 26.82%):+0.56
・経費:38.11%(昨年 37.34%):+0.77
・マーチャンダイジング力:-10.73%(昨年-10.52%):-0.21
・その他営業収入:12.71%(昨年12.52%):+0.19
・営業利益:1.98%(昨年2.00%):-0.02

イオンのコメント:
・当社は、ライフスタイル・価値観の変化に伴うお客さまニーズの多様化に対応 することで事業競争力の強化を図りました。同時に、絶えず革新し続ける企業集団として、グループ各 事業・各企業がそれぞれの業界・地域でナンバーワンへと成長し、競争力ある事業・企業が有機的に結 合することにより高いシナジーを創出する企業集団へと進化するべく、グループ共通戦略を引き続き推 進しました。
・グループ共通戦略:
・当社は、6月から、新たな共通ポイント「WAON POINT」サービスを開始しました。これ に合わせ、現金でのお買物にも対応する「WAON POINTカード」を新たに発行しました。 「WAON POINT」は、加盟店でのお買物や、ウォーキング等の健康増進活動や環境保護活 動でも貯めることができ、今後グループ各社で運営している会員組織を順次統合します。なお、8 月時点の「WAON POINTカード」稼働人数が 3,000 万人を突破しました。
当社は、6月にフランスを中心とした欧州にてフローズン専門の小型SM(スーパーマーケット) 事業を展開するPicard Surgelés SAS社(本社所在地:パリ)と、日本における「PICARD(ピカー ル)」の本格展開について合意し、日本初のフローズン専門SMとして、新会社「イオンサヴール 株式会社」を設立しました。
・当社は、6月にフランスを中心とした欧州にてオーガニック小型SM「Bio c’ Bon(ビオセボン)」 を90店舗展開しているMarne & Finance Europe社(本社所在地:ブリュッセル)と合弁会社「ビオ セボン・ジャポン株式会社」を設立しました。
・当社は、アジアシフトを推進する中、成長著しいミャンマー市場においてスピーディな事業展開を 図るべく、同国でSM事業、専門店事業や不動産事業等を営むCreation Myanmar Group of Companies Limited(以下、CMGC社)と合弁会社「イオンオレンジ株式会社(AEON Orange Co.,Ltd)」を設立 し、8月にCMGC社傘下のHypermart社から14店舗を譲り受け、事業を開始しました。

イオンの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=8267.T

PI研のコメント:
・イオンが10/5、2017年2月期の中間決算を公表しました。結果は増収増益とはなりましたが、その伸び率はわずかであることに加え、当期純利益は△53.72億円の赤字となり、厳しい結果でした。「総合スーパー(GMS)事業は営業赤字幅が拡大」が主な要因といえ、GMS事業の立て直しをどうはかるかが経営課題として、より深刻になりつつあるといえます。それにしても、経費比率が38.11%と昨年の37.34%と比べ+0.77ポイント上昇しており、GMSが経営の主体であるだけに極めて高い数値です。売上総利益は27.38%と昨年の26.82%よりも+0.56ポイント改善していますが、それを大きく上回っていますので、ここをいかに引き下げるかが喫緊の課題といえます。結果、金融等のその他営業収入で補わざるをえない状況であり、今期も12.71%と、この利益に経営をゆだねる状況であり、今後とも、経費削減以上に、この利益に依存せざるをえない状況が続くといえます。また、有利子負債が1兆7,989.98億円(総資産比 21.28%)と依然として、経営を圧迫していますので、財務改善も同時に進めてゆく必要があるといえます。イオン、今期、「新たな共通ポイント「WAON POINT」」を発行、すでに「稼働人数が 3,000 万人を突破」と順調に会員化が進みつつあり、今後、この活用をどうグループ全体の活性化につながるかが課題といえます。「今後グループ各社で運営している会員組織を順次統合」とのことですが、この「WAON POINT」」がグループ全体の活性化の起爆剤となるか、その動向に注目です。

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