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October 30, 2016

エイチ・ツー・オー リテイリング、3月中間、減収減益!

エイチ・ツー・オー リテイリング、2017年3月、中間決算、10/26
・https://www.h2o-retailing.co.jp/kessan/pdf/161026tanshin.pdf
・株探ニュース :10/21
・H2Oリテイ、上期経常を一転34%減益に下方修正
・https://kabutan.jp/news/?b=k201610210036
・エイチ・ツー・オー リテイリング <8242> が10月21日大引け後(15:30)に業績修正を発表。17年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の80億円→51.2億円(前年同期は77.2億円)に36.0%下方修正し、一転して33.7%減益見通しとなった。

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:85.43億円(昨年 48.92億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー: △139.53億円(163.33%:昨年( 73.52億円)
 ⇒有形固定資産の取得による支出 : △189.93億円(昨年 △112.97億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー: 248.93億円(昨年 △115.12億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少): 192.90億円 エ(昨年 7.48億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産: 6,233.86億円
・自己資本比率: 41.1%(昨年 42.1%)
・現金及び預金: 678.02億円(総資産比 10.88%)
・有利子負債:1,655.84億円(総資産比 26.57%)
・買掛金 : 554.45億円(総資産比 8.90%)
・利益剰余金 : 1,202.13億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:4,335.39億円( △1.8%) 、営業利益: 66.23億円( △12.3%)
・経常利益: 51.21億円( △33.7%)、当期純利益: 65.52億円(3.6%)
  ⇒ 通期予想:売上高: 9,020.00億円(△1.5%)、営業利益:222.00億円( △6.8%)
・原価:70.83%(昨年 70.95%):-0.12、売上総利益:29.17%(昨年 29.05%):+0.12
・経費:27.65%(昨年 27.35%):+0.30
・営業利益:1.52%(昨年1.70%):-0.18

エイチ・ツー・オー リテイリングのコメント:
・当社グループでは、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントを従来の「百貨店事業」、「スーパーマーケ ット事業」、「イズミヤ事業」、「その他事業」の4区分から、「百貨店事業」、「食品事業」、「不動産事業」、 「その他事業」の4区分に変更しております。各セグメントの概況は次のとおりです。
・百貨店事業:売上高 1,970.60億円(98.0%)
・阪急うめだ本店では、2012年11月のグランドオープン以降初めての大規模改装を行い、本年3月に3階・4階、 9月には5階・6階の婦人ファッション売場をリニューアルオープンしました。従来の「年齢」から「趣向性」を 軸に売場を再構築し、ブランドを超えた新しい価値の提供に取り組み、ファッション感度の高いお客様に支持され ております。また、阪急メンズ大阪では、高額品が好調に推移したことによる客単価の上昇が売上高の増加に寄与 しました。一方で、インバウンドの客数は増加しましたが、客単価の減少により免税売上高は前年実績を下回った こともあり、阪急メンズ大阪を含めた阪急本店の売上高は99,984百万円、前年同期比99.2%となりました。
・食品事業: 2,055.95億円
・イズミヤ株式会社では、SM店舗の食品プロトタイプへの転換や、食料品売場を中心としたGMS店舗の改装を 7店舗で実施し、既存店舗の営業力強化を推し進めるとともに、販促施策や業務委託契約の見直しなど、様々なコ スト削減への取り組みも続けてまいりました。
また、株式会社阪急オアシスでは、「みんなで創るあなたの市場」をスローガンに掲げ、当期も大阪府内に2店 舗を出店し、順調に事業規模を拡大しております。

エイチ・ツー・オー リテイリングの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=8242.T

PI研のコメント:
・セブン&アイH、関西スーパーマーケットとの資本業務提携と、ここ最近、急激な動きのエイチ・ツー・オー リテイリングが2017年3月期の決算を10/26、公表しました。結果は減収減益、通期も同様、厳しい状況です。「インバウンドの客数は増加しましたが、客単価の減少により免税売上高は前年実績を下回った、・・」と、インバウンドの恩恵が消え、百貨店事業が98.0%になったことが、大きな要因といえます。結果、もう一方の柱、「スーパーマーケ ット事業」、「イズミヤ事業」を統合した食品事業が百貨店事業の売上高を上回り、事業構造にも変化が表れつつあるといえます。その意味で、セブン&アイHからの「そごう神戸店、西武高槻店及びそごう西神店」の譲渡は百貨事業の梃入れとしても重要な業務提携といえます。今期決算でやや気になるのは、財務キャッシュフローが 248.93億円とプラスになり、長期借入金を調達していることであり、営業キャッシュフローの範囲内で投資キャッシュフローが賄えない状況にあることです。特に、今後、関西スーパーマーケットへの出資比率を高めるには、今回の資本業務提携が約50億円の出資ですので、仮に、50%以上の出資となると、約200億円は必要であり、通期の営業キャッシュフローの大半を回すことになるからです。エイチ・ツー・オー リテイリング、今後、どう財務の安定化をはかり、セブン&アイH、関西スーパーマーケットとの資本業務提携の内容を深めてゆくのか、次のアクションに注目です。

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