イトーヨーカ堂、リストラに着手、収益構造の転換へ!
株式会社 セブン&アイ・ホールディングス成長戦略説明会:
・セブン&アイホールディングス:3/9
・https://www.7andi.com/dbps_data/_template_/_user_/_SITE_/localhost/_res/ir/library/ks/pdf/2016_0309_pre01.pdf
・イトーヨーカ堂の改革:
・個店経営をベースとし、自営主体のGMSから脱却、収益構造を変える
・食品徹底強化、衣料・住居は個店 特性を踏まえ縮小、アリオ(SC)型の強化、首都圏での
・ポテンシャルを活かす、オムニチャネルの活用
・先ずは確実にリストラを実行し、事業構造改革につなげる:累計40店閉鎖 (-2020)
・2020年 142 店舗の姿:
・利益の出せるフォーマットを作り、同時に新規出店を実行
1)アリオSC業態へ構造改革:約45店舗:5,000坪以上、既存の17店舗も含む
2)GMS+ テナントミックス化:約60店舗:5,000坪未満、商圏に合わせたテナント誘致
3)食 品+ テナント:約15店舗:食品特化型の業態
4)食品館・プライス:18店舗:既存18店舗
セブン&アイ、純利益50%減に 2017年2月期:
・日本経済新聞:9/30
・http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL30HH0_Q6A930C1000000/
・スーパーを展開する主力のイトーヨーカ堂では150億円の減損損失を計上。百貨店のそごう・西武の減損は122億円。同事業では「のれん」の減損を334億円計上する。
PI研のコメント:
・日本経済新聞、9/30に「セブン&アイ、純利益50%減に、2017年2月期」の記事が掲載されました。「セブン&アイ・ホールディングスは30日、2017年2月期の連結純利益が前期比50%減の800億円になりそうだと発表した。」とのことです。その要因ですが、「不採算店舗の減損損失の計上」であり、特に、「イトーヨーカ堂では150億円の減損損失を計上」とのことです。いよいよ、イトーヨーカ堂、GMSの本格的なリストラがはじまったといえます。3/9にセブン&アイHが実施した「株式会社 セブン&アイ・ホールディングス成長戦略説明会」では、2020年までに40店舗のイトーヨーカ堂の店舗を閉鎖するとのことであり、その具体的なアクションがはじまったといえます。今後、イトーヨーカ堂は「個店経営をベースとし、自営主体のGMSから脱却、収益構造を変える」をはかるとの方針であり、具体的には、「食品徹底強化、衣料・住居は個店 特性を踏まえ縮小、アリオ(SC)型の強化、首都圏でのポテンシャルを活かす、オムニチャネルの活用」の順に進めてゆくとのことです。今回、その一環として減損損失を計上したことにより、今後、イトーヨーカ堂、すなわち、GMSがどう変り、どう収益構造を立て直してゆくのか、その動向に注目です。
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