AI、人事から普及か?
データ分析で6000人を適性に応じ配置 シミックが運用開始、AI活用も視野に:
・日経Big Data:12/26
・http://business.nikkeibp.co.jp/atclbdt/15/258673/122500188/
・シミックホールディングス:
・http://www.cmic-holdings.co.jp/
・医薬品の受託開発業務を手掛けるシミックホールディングスはビッグデータを活用した人材管理に乗り出した。買収や海外展開などで、連結の社員数はここ3年間で約1000人増えた。職種が多様化するなか、6000人のグループ従業員の人材の特性を把握したうえで最適配置を行う。
まず従業員に対し「CUBIC」と呼ぶ専門会社の適性検査を実施し、それぞれの従業員の持つ特性をデータ化。
CUBIC:
・http://www.e-jinjibu.jp/
・サイダス(東京都港区)のクラウド型のタレントマネジメントサービスを採用。プロフィル管理、分析・比較、目標管理、後継者管理の機能を導入した。
CYDAS:
・http://www.cydas.com/
・人事部門を統括する羽野佳之常務執行役員は「AIを活用することで、適切な人材を数千人の中から見いだすだけでなく、ポジションごとに『達成思考』と『論理思考』のどちらが求められるのかも分析したい」と期待を寄せる。
PI研のコメント:
・日経Big Dataが12/26、「データ分析で6000人を適性に応じ配置、シミックが運用開始、AI活用も視野に」とのタイトルの記事を配信しました。AIの活用事例として、人事に焦点を当てた記事であり、興味深い内容です。AIをどのように企業の経営に活かすか、各社、様々な試みがなされていますが、このシミックホールディングスの事例は人事に焦点を当てており、適切な人材を見出すだけでなく、相性を加味した上での最適配置にもつなげてゆくとのことで、多くの企業での応用が効きそうです。これまでAIはロジスティックスや生産現場での活用か、マーケティング、マーチャンダイジングへの活用が主な目的であったといえますが、このシミックホールディングスの事例は新たに、人への活用であり、特に、小売業でも応用が可能といえます。小売業は商品と顧客に焦点が当たりがちですが、さらに、人に焦点を当てると、飛躍的な生産性の改善につながる可能性が高いといえます。シミックホールディングス、まだ、はじまったばかりの試みとのことですが、今後、どのようなAIの人事への活用につながってゆくのか、その動向に注目です。
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