豆腐、常温販売へ、解禁!
豆腐の「常温」販売を解禁へ 非常食での利用も可能に:
・朝日新聞:11/29
・http://www.asahi.com/articles/ASJCY55H2JCYULBJ00F.html
・厚生労働省の部会は29日、通常は冷蔵庫や水槽で保存されている豆腐を、「常温」状態でも販売できるよう、基準を見直すことを了承した。食品安全委員会に諮問し、リスク評価を経て、早ければ来年にも販売が解禁される見通し。災害時の緊急物資や非常食にも利用できるようになる。
パッケージや殺菌技術などが進歩、海外向けに常温で長持ちする豆腐を作っている会社もあり、全国豆腐連合会などが2014年に基準の見直しを要望。厚労省が海外に輸出している2社の商品をもとに安全性を調査していた。
災害時の重要なたんぱく源…豆腐「常温で販売」解禁へ:
・YOMIURI ONLINE:11/30
・https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20161130-OYTET50014/
・厚生労働省は29日、豆腐を常温で販売できるよう食品衛生法に基づく規格基準を見直す方針を決めた。
同日開かれた同省の専門部会で、高度な殺菌や包装の技術を使用すれば常温保存でも安全性に問題がない、と判断した。今後、食品安全委員会の評価などを経て、実際の販売開始は1~2年後になる見通し。
薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会食品規格部会資料:
・厚生労働省 共用第6会議室:11/29
・http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000144313.html
・議題1:豆腐の規格基準の改正について
・資料1:豆腐の規格基準の改正について
・参考人提出資料:豆腐中の微生物に関する試験検査
・参考資料
・参考資料1-1:全国豆腐連合会・日本豆腐協会要望書
・参考資料1-2:豆腐の規格基準
・参考資料1-3:容器包装詰加圧加熱殺菌食品の規格基準
PI研のコメント:
・「豆腐の規格基準を改正し、無菌充填豆腐について常温保存を認める」、厚生労働省が「薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会食品規格部会」にて、豆腐の常温販売を認める方向で動き出しました。すでに、朝日新聞、読売新聞等でも報道されており、早ければ、来年には食品スーパーの売場が様変わりすることになりそうです。業界団体の全国豆腐連合会の要望に沿ったものでもあり、既存の豆腐メーカーも新たな常温の新商品づくりが本格化するといえ、豆腐の売場だけでなく、品揃えも大きく変わるのではないかと思います。豆腐は食品スーパーの中でもあらゆる商品との併買率が高い商品でもあるので、豆腐だけでなく、食品スーパー全体を活性化する可能性も高く、新たなマーチャンダイジング戦略の構築にもつながるといえます。また、豆腐で可能なことは他の日配食品、チルド商品にもこの動きは波及するといえ、商品の温度戦略、在庫戦略、物流戦略の見直しにもつながりますので、幅広い波及効果が期待できるといえます。早ければ1年後とのことですが、それまでに、いろいろなアイデアを検討し、食品スーパーとしての受け皿をしっかりつくっておきたいところかと思います。
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