しまむら、第3四半期、増収増益、過去最高!
しまむら、2017年2月、第3四半期、12/26
・https://sslimg.shimamura.gr.jp/fina...
B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:4,376.22億円
・自己資本比率:74.1%(昨年 86.8%)
・現金及び預金:1,184.65億円(総資産比 27.07%)
・有利子負債:0.00億円(総資産比 0.00%)
・買掛金 :816.05億円(総資産比 18.65%:昨年194.46)
・利益剰余金 :2,871.01億円
P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:4,284.62億円(4.8%) 、営業利益:395.69億円(28.1%)
・経常利益:405.27億円(27.8%)、当期純利益:264.23億円(35.9%)
⇒ 通期予想:売上高:5,742.00億円(5.2%)、営業利益:462.00億円(15.8%)
・原価:66.33%(昨年 67.99%):-1.66、売上総利益:33.67%(昨年 32.01%):+1.66
・経費:24.63%(昨年 24.64%):-0.01
・マーチャンダイジング力:+9.04%(昨年+7.37%):+1.67
・その他営業収入:0.19%(昨年0.18%):+0.01
・営業利益:9.23%(昨年 7.55%):+1.68
しまむらのコメント:
・消費環境の概要:
・衣料品の販売に影響を及ぼす天候は、ゴールデンウィークの前半の気温低下や8~9月の相次ぐ台風の襲来、 9~10月の厳しい残暑など異常気象が続いており、10月下旬以降気温が下がったものの、秋物衣料の販売には 厳しいものとなりました。
・当社グループの状況:
・このような消費環境のもと、当社グループは“本質を理解して、変革は大胆に” を統一テーマとし、変革の スピード・範囲を拡大し、国内市場への深耕のため、あらゆる業務を大胆に変化・進化させ、衣料品のチェーン ストアとして更なる業務の単純化・標準化を進めることにより、ローコスト運営を徹底し、業績の向上に努めて おります。
・主力のしまむら事業:
・販売の主力となる商品をコア商品として指定し、“裏地あったかパンツ”、“sweaT's(スウェッターズ)” など、新しい使用価値と販売方法を提案し進化・拡大させるとともに、プライベートブランドは 「CLOSSHI(クロッシー)」に集約し、売場においてボリューム展開することで認知度を向上させました。
・お客様にとって買いやすい売場を実現するため、婦人衣料、実用衣料の最適配置を研究し、売場レイアウトと 什器、店内販促物を大幅に変更する「2016年型新レイアウト」への売場変更を516店舗で実施しました。
当第3四半期連結累計期間は17店舗を開設し、1店舗を閉店した結果、しまむら事業での店舗数は1,361店舗 となりました。また、3店舗で大規模な改装、71店舗で省エネ対応型の改装を実施した結果、売上高は前年同 期比3.6%増の3,430億46百万円となりました。
しまむらの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/s...
・株価14,590円(12/30)=PER(会社予想): 17.52倍(12/30)×EPS 832.53円(12/30)
・株価14,590円(12/30)=PBR(実績):1.65倍(12/30)×BPS 8,821.01円(2016/2)
PI研のコメント:
・しまむらが12/26、2017年2月期の第3四半期決算を公表しました。結果は増収、大幅増益、過去最高益の好決算です。投資家も高く評価、株価も急上昇です。株価と利益の関係を表すPERも17.52倍と高く、株価と資産との関係を表すPBRも1.65倍と安定しています。今期、利益が好調であった要因ですが、経費は若干の改善でしたが、原価が-1.66ポイントと大きく改善したことが大きく、これが利益を大きく押し上げています。しまむら自身も、「“裏地あったかパンツ”、“sweaT's(スウェッターズ)” など、新しい使用価値と販売方法を提案し進化・拡大、・・」、「「CLOSSHI(クロッシー)」に集約し、売場においてボリューム展開することで認知度を向上、」」とコメントしており、これらが原価の改善に寄与したのではないかと思われます。しまむら、有利子負債はなかったのですが、自己資本比率が74.1%と昨年の86.8%より下がっていますが、これは買掛金が大幅に増加、結果、在庫も増加していますので、これも原価に影響を与えたと思われますが、それを差し引いでも好調な決算といえます。しまむら、今期最終予想は控えめですが、好調な決算が期待できるといえ、最終決算結果とともに、来期、どのような成長戦略を打ち出すか注目です。
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