食品スーパー、年末株価ベスト10、PER、PBR!
年末株価上昇率ベスト10:12/30
1.エコス:1,305円(2.56%)
・株価1,305円(12/30)=PER(会社予想): 8.44倍(12/30)×EPS 154.59円(12/30)
・株価1,305円(12/30)=PBR(実績):1.36倍(12/30)×BPS 962.23円(2016/2)
2.神戸物産:4,110円(1.16%)
・株価4,110円(12/30)=PER(会社予想): 15.13倍(12/30)×EPS 271.64円(12/30)
・株価4,110円(12/30)=PBR(実績):6.49倍(12/30)×BPS 633.50円(2016/2)
3.スーパーバリュー:2,069円(1.11%)
・株価2,069円(12/30)=PER(会社予想): 8.32倍(12/30)×EPS 248.71円(12/30)
・株価2,069円(12/30)=PBR(実績):0.76倍(12/30)×BPS 2,707.29円(2016/2)
4. いなげや :1,480円(0.68%)
・株価1,480円(12/30)=PER(会社予想): 171.89倍(12/30)×EPS 8.61円(12/30)
・株価1,480円(12/30)=PBR(実績):1.36倍(12/30)×BPS 1,087.85円(2016/2)
5. バローHD :3,050円(0.66%)
・株価3,050円(12/30)=PER(会社予想): 13.56倍(12/30)×EPS 224.98円(12/30)
・株価3,050円(12/30)=PBR(実績):1.51倍(12/30)×BPS 2,016.52円(2016/3)
6. Jミート :1,578円(0.57%)
・株価1,578円(12/30)=PER(会社予想): 17.25倍(12/30)×EPS 91.46円(12/30)
・株価1,578円(12/30)=PBR(実績):2.13倍(12/30)×BPS 741.99円(2016/7)
7. 天満屋ストア :1,078円(0.56%)
・株価1,078円(12/30)=PER(会社予想): 12.45倍(12/30)×EPS 86.58円(12/30)
・株価1,078円(12/30)=PBR(実績):0.70倍(12/30)×BPS 1,546.22円(2016/2)
8. ライフコーポ :3,295円(0.46%)
・株価3,295円(12/30)=PER(会社予想): 20.57倍(12/30)×EPS 160.19円(12/30)
・株価3,295円(12/30)=PBR(実績):2.62倍(12/30)×BPS 1,259.26円( )
9. マミーマート:1,720円(0.29%)
・株価1,720円(12/30)=PER(会社予想): 10.61倍(12/30)×EPS 162.11円(12/30)
・株価1,720円(12/30)=PBR(実績):0.80倍(12/30)×BPS 2,159.33円(2016/9)
10. 関西スーパー :1,504円(0.20%)
・株価1,504円(12/30)=PER(会社予想): 60.69倍(12/30)×EPS 24.78円(12/30)
・株価1,504円(12/30)=PBR(実績):1.58倍(12/30)×BPS 952.59円(2016/3)
PI研のコメント:
・食品スーパー、昨年年末の株価上昇率ベスト10のPERとPBRを集計してみました。PERは株価と利益との関係、PBRは株価と総資産との関係を指標化したものであり、投資家が企業を利益面と資産面からどう評価しているかを表す指標といえます。また、どちらも、株価=PER(PBR)×1株当たりの利益(資産)と表すことができますので、株価との関係とはいえ、株価の上昇、ないしは、下落の要因を分解した1指標ともいえます。さらに、この両辺に総株式数を掛けてもPER(PBR)は変わりませんので、時価総額と利益(資産)との関係を表しているともいえ、投資家の評価に加え、企業価値を表しているともいえます。さて、このような観点からベスト10を見てみると、いなげやはEPS、すなわち、利益が異常値のため、PERは参考になりませんが、PERの平均は約15倍、PBRの平均は約1.5倍といえそうです。これが株価上昇率トップクラスの数値ですので、食品スーパーの株価を見る時は、この数値を参考にしてよいかと思います。こう見ると、No.1のエコスはPERが低く、No.8のライフコーポレーション、No.10の関西スーパーマーケットはPERが高いといえそうです。また、No.3のスーパーバリュー、No.7の天満屋ストア、No.9のマミーマートはPBRが1.00倍を下回っており、気になる株価といえます。食品スーパー、今年、2017年度は投資家からどう評価されるか、そして、どう企業価値を高めてゆくのか、各社の株価の動向に注目です。
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