アイドマMC、第3四半期、増収増益、市場変更申請!
アイドママーケティングコミュニケーション、2017年3月、第3四半期、1/31
・http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1434192
B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:46.77億円
・自己資本比率:62.8%(昨年64.3%)
・現金及び預金:26.43億円(総資産比 56.51%)
・有利子負債:1.28億円(総資産比 2.74%)
・買掛金 :12.16億円(総資産比 26.00%)
利益剰余金 :19.31億円
P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:58.56億円(6.4%) 、営業利益:7.20億円(13.3%)
・経常利益:7.21億円(13.9%)、当期純利益:4.69億円(10.8%)
⇒ 通期予想:売上高:73.52億円(2.5%:進捗 79.66%)、営業利益:8.22億円(9.2%:進捗 87.60%)
・原価:74.56%(昨年 75.79%):-1.23、売上総利益:25.44%(昨年 24.21%):+1.23
・経費:13.15%(昨年 12.65%):+0.50
・営業利益:12.29%(昨年 11.56%):+0.73
アイドママーケティングコミュニケーションのコメント:
・当社は、流通小売業におけるクライアントからのニーズにより一層応えるため、スーパ ーマーケット及び食品メーカー等を対象とする独自のマーケティングデータ分析プラットフォームを用いて、 POSデータ、気象データ、商圏シェアデータ、独自調査のトレンドデータといった複合的なデータ分析を行うこ とで消費者に対する広告効果の最大化、消費者の視点に立ったセールスプロモーションの品質強化に注力いたし ました。また、当社では流通小売領域における知見を活かし、食品メーカー等と生活者と店頭とをつなぐ新たな ダイレクトマーケティングサービスの準備に着手しており、商品・ブランドの認知、販売促進や継続購入等のイ ンセンティブ機能を有するダイレクトマーケティングサービスを各種メーカーへ提供していく予定であります。 現在、ダイレクトマーケティング支援アプリ「CASH☆BACK」のテストマーケティング(オープンβテスト)を今 春に予定しており、その後に正式サービスを開始いたします。
・既存サービスに関しては、平成28年5月に西日本一帯への当社ソリューションの普及を目指して国内17カ所目 となる福岡支店を開設いたしました。これと同時に西日本エリアを当社の重要営業戦略地域として位置づけて全 国的に営業活動を行ってまいりました。その結果、西日本エリア及び東北エリアの新規クライアントに対する販 売促進業務が開始見込みとなるなど業容の拡大に向けて注力いたしました。
・また、販売促進業務の拡大や新規開拓へ向けて、当社独自の自動広告システムである「Automatic Digital Publishing System(ADPS)」を開発いたしました。今後のADPSの稼働・運用により、広告工数・コストの低減 や制作時間の短縮が見込まれることから、引き続き積極的な事業開拓を進めてまいります。
日本経済新聞:決算サマリー(Beta):1/31
・決算サマリー自動生成について:
・企業がネット上に開示した決算発表資料から業績データやポイントを人工知能(AI)技術を使って自動で文章を作成しました。
・アイドママーケティングコミュニケーションの16年4~12月期、税引き利益10.9%増4億6900万円
・http://www.nikkei.com/article/DGXLRST0482166W7A120C1000000/
・アイドママーケティングコミュニケーションが31日に発表した2016年4~12月期の決算は、税引き利益が前年同期比10.9%増の4億6900万円となった。売上高は前年同期比6.4%増の58億円、経常利益は前年同期比13.9%増の7億2100万円、営業利益は前年同期比13.4%増の7億2000万円だった。
・2017年3月期は税引き利益が前期比7.8%増の5億2600万円、売上高が前期比2.5%増の73億円、経常利益が前期比10%増の8億900万円、営業利益が前期比9.2%増の8億2200万円の見通し。
Kabutan:1/16
・アイドマMCが続伸、東証本則市場へ変更申請
・https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201701160137
・13日、アイドママーケティングコミュニケーション <9466> [東証M]が東証1部または2部への市場変更を申請したと発表したことが買い材料視された。
アイドママーケティングコミュニケーションの株価:1/31
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=9466.T
・時価総額 9,464百万円(1/31) = 700円(1/31) × 13,520,000株(1/31)
・株価700円(1/31)=PER(会社予想):17.99倍(1/31)×EPS 38.91円(2017/03)
・株価700円(1/31)=PBR(実績):3.42倍(1/31)×BPS 204.47円(2016/3)
PI研のコメント:
・アイドマMCが1/31、2017年3月期の第3四半期決算を公表しました。結果は増収増益、特に利益はいずれの段階でも2桁増となる好決算となりました。この時点の利益の進捗率も営業利益ベースで87.60%という好調さです。また、今月13日には「東証1部または2部への市場変更を申請」とのことです。これを受けて、株価も上昇、投資家は買いと判断したといえます。実際、PERは17.99倍、PBRも3.42倍ですので、株価へ対する投資家の評価も高いといえます。それにしても、日経新聞のAI(人工知能)による記事は、この結果を淡々とつえているのみであり、味気ない記事といえ、もう一言か、二言、数値を裏付けるコメントが欲しいところです。アイドマMCですが、今期は福岡支店と盛岡支店がオープンしており、新規受注が増加しており、これが売上高を押し上げています。今期、「Automatic Digital Publishing System(ADPS)」を開発し、「広告工数・コストの低減 や制作時間の短縮が見込まれる」とのことですので、今後、既存クライアントへのフォローと新規受注への強力な支援システムができたといえます。また、将来の成長の柱として、小売業に加え、メーカーへのキラーコンテンツとなる「ダイレクトマーケティング支援アプリ「CASH☆BACK」」の実証実験にも着手したとのことで、今後、本格展開が今春にもはじまるとのことです。アイドマMC、今期決算も好調な結果が予想されますが、これを踏まえ、来期、市場変更と新たな成長に向けて、メーカー向け「CASH☆BACK」がいつリリースされるか、注目です。
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