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February 18, 2017

鳥貴族、ワタミ抜く、店舗数500店舗!

「鳥貴族」がワタミをついに追い抜いた理由:
・東洋経済ONLINE:2/14
・http://toyokeizai.net/articles/-/157602
・展開するのはメニュー全品が280円均一(以後、価格は税抜きで記載)の焼き鳥店「鳥貴族」。主要駅の繁華街で黄色と赤色の看板を目にしたことのある人も多いだろう。異例の成長を続けられるワケはいったい何か。それは低価格ながら「100%国産食材」など高品質で特徴のあるメニューを取りそろえ、業界他社の追随を許さないビジネスモデルを構築したことだ。鳥貴族は「ファミレス業界におけるサイゼリヤ」の立ち位置を居酒屋業界で実現しようとしている。外食業界を30年以上にわたって取材してきた筆者が4回に渡る短期集中連載で、鳥貴族の正体に迫る。
・鳥貴族は今年度決算の2017年7月期中には約600店舗を達成し、カムレード加盟店を含むチェーン年商は約540億円規模(鳥貴族単体では300億円程度)になる見込みだ。ワタミの国内外食部門売上高は現在、年商500億円に届くかどうかである。鳥貴族は名実ともにワタミを追い抜く局面に差し掛かっている。
・鳥貴族の店舗数がワタミを上回る:
・ワタミの大きな失敗:
・大型ではなく小型の店舗展開:
・リーマンショック後の不況が追い風に:

鳥貴族、2017年7月、第1四半期、12/9
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/...

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:118.14億円
・自己資本比率:48.6%(昨年 44.4%)
・現金及び預金:29.02億円(総資産比 24.57%)
・有利子負債:12.97億円(総資産比 10.98%)
・買掛金 :9.23億円(総資産比 7.82%)
・利益剰余金 :27.78億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:69.82億円(27.0%) 、営業利益:3.97億円(14.4%)
・経常利益:3.84億円(13.2%)、当期純利益:2.50億円(25.0%)
  ⇒ 通期予想:売上高: 307.40億円( 25.4%:進捗 22.72%)、営業利益:19.59億円( 22.8%:進捗 20.27%)
・原価:31.54%(昨年 31.35%):+0.19、売上総利益:68.46%(昨年 68.65%):-0.19
・経費:62.77%(昨年 62.32%):+0.45
・営業利益:5.69%(昨年 6.33%):-0.64

鳥貴族のコメント:
・外食業界におきましては、景気回復傾向に伴う人件費関連コスト等の上昇に加え、天候不安による原材料価格 の上昇、消費嗜好の多様化による動態変化、業種・業態を超えた企業間競争の激化により経営環境は引き続き厳し い状況で推移しております。
・このような状況の中、当社では、中期経営目標を達成すべく重要施策に掲げていた「国産国消への挑戦」を10 月のメニュー変更により達成しました。引き続き商品力のブラッシュアップと新規出店に取り組み、さらなるブラ ンド力の強化に努めてまいります。また、様々な経済情勢の変動の中、280円(税抜)均一を維持すべく、生産性 向上のためプロジェクトを立ち上げ従来の品質・サービスを維持しつつも、利益率の向上を目指し取り組んでまい りました。なお、当第1四半期累計期間は関東圏を中心に6店舗の新規出店を行い、当第1四半期会計期間末日に おける「鳥貴族」の店舗数は497店舗(前事業年度末比5店舗純増)となりました。当社の直営店につきまして は、当第1四半期累計期間は6店舗の新規出店を行い、当第1四半期会計期間末日においては290店舗(同5店舗 純増)となりました。なお、11月には新規出店により「鳥貴族」500店舗を達成致しました。

鳥貴族:2/15
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3193.T
・時価総額 27,337百万円(2/15) =2,360円(2/15) × 11,583,300株(2/15)
・株価 2,360円(2/15)=PER(会社予想):23.48倍(2/15)×EPS 100.49円(2017/03)
・株価2,360円(2/15)=PBR(実績):4.76倍(2/15)×BPS 495.97円(2016/03)

PI研のコメント:
・鳥貴族の特集記事、「「鳥貴族」がワタミをついに追い抜いた理由」が東洋経済ONLINE、2/14に掲載されました。全4回シリーズで、今回が第1回目とのことです。鳥貴族が2017年7月期中には約600店舗を達成し、「ワタミを追い抜く局面」に入ったことに因み、この記事が公開されたといえます。今回の記事の骨子は、4つ、「鳥貴族の店舗数がワタミを上回る」、「ワタミの大きな失敗」、「大型ではなく小型の店舗展開」、「リーマンショック後の不況が追い風に」であり、ワタミとの違いを特に強調した記事となっています。今後、続編にて、さらに、鳥貴族の経営内容等に踏み込んでゆくと思われますが、興味深い内容です。その鳥貴族ですが、直近の決算、2017年7月期の第1四半期を見ると、2桁の増収増益、好決算であり、特に、売上高は27.0%増と急成長です。通期も25.4%ですので、流通業界でこれだけ高い成長率の企業は稀であり、コンビニの草創期のような急成長ぶりです。鳥貴族の中期計画を見ると、2021年までに、首都圏、関西圏、中部圏を中心に今後1,000店舗を目指すとのことで、今期の500店舗は通過点といえます。さらに、その後、全国、海外への展開も視野に入り、2,000店舗まで目指すとのことですので、当面、高成長が継続するのではないかと思います。投資家も鳥貴族に注目しており、PER23.48倍、PBRも4.76倍と高めです。それにしても、コンビニのビジネスモデルによく似ており、40坪70席、投資額4000万円、ドミナント出店を基本にし、ロジスティックスを重視する出店戦略を採用しているとのことです。また、FCではありませんが、「「のれん分け」を基本にした「TCC鳥貴族カムレードチェーン」方式を構築」と、経営形態もFCによく似た独特なモデルであり、これらがあいまって急成長を遂げているといえます。鳥貴族、極めて競争力の強いビジネスモデルを作り上げたといえ、流通業界でも類稀な成長軌道に乗ったといえます。今後、この高成長をどこまで維持してゆくのか、その動向に注目です。

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