ローソン、セーブオンとメガFC契約!
株式会社セーブオンとのメガフランチャイズ契約の締結について:
・ローソン:2/1
・http://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1290457_2504.html
・株式会社セーブオン(本社:群馬県前橋市、代表取締役 社長:平田実、以下「セーブオン」)と株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役 会長CEO:玉塚元一、以下「ローソン」)は、群馬県・栃木県・新潟県・埼玉県・千葉県におけるメガフランチャイズ契約(以下「メガFC契約」)を締結しました。
・メガFC契約について:
・セーブオンが群馬県・栃木県・新潟県・埼玉県・千葉県で展開するコンビニエンスストア「セーブオン」503店舗(2016年12月末、長野県2店舗含む)を、2017年夏頃より2018年中に順次「ローソン」店舗に転換いたします。転換店舗については、今後セーブオンとローソン両社で協議し、転換後はセーブオンがローソンのメガフランチャイジーとして5県における「ローソン」店舗のチェーン展開を行います。
セーブオンとローソンは、2012年8月以降、これまで富山県・長野県・茨城県・福島県・山形県の5県で82店舗を「ローソン」店舗に順次転換してまいりました。
三菱商事、ローソン子会社化=TOBで、コンビニ2強に対抗:
・時事通信社:2016/09/16
・http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091500115&g=eco
・三菱商事は15日、コンビニエンスストア3位のローソンを子会社化する方針を固めた。TOB(株式公開買い付け)を実施し、現在33・4%の出資比率を50%超に引き上げる。取得額は千数百億円になる見通し。経営への関与を深めて収益力を高め、コンビニ上位2社を追い上げる。週内にも正式決定する。
・小売り間競争が激化する中、三菱商事が持つ海外ネットワークを生かし、食材調達や商品開発力を強化。出遅れている海外展開を加速させるほか、金融などの事業でも商社のノウハウを提供する。
・大手商社は資源価格下落で収益が悪化、小売りなどの非資源分野に力を入れている。伊藤忠商事は統合したユニー・ファミリーマートホールディングスに33.4%、三井物産はセブン&アイ・ホールディングスに1.8%それぞれ出資。調達や物流などで結び付きを強めている。
PI研のコメント:
・2/1、ローソンがセーブオンとのメガフランチャイズ契約の締結を公表しました。「2017年夏頃より2018年中に順次「ローソン」店舗に転換」とのことで、今後、セーブオンの約500店舗がローソンへと転換してゆくことになります。ローソンは昨年9/16の時事通信社の報道にもあったように、三菱商事が「現在33.4%の出資比率を50%超に引き上げる」とのことで、事実上、三菱商事の子会社となっており、この動きはこれを反映、三菱商事としての小売事業強化の一環と思われます。三菱商事は食品スーパー業界でも、ライフコーポレーション、オーケー、アルビス等とも関係が深く、流通業へ力を入れており、今後、ローソンについても、さらに、事業拡大が進むと思われます。コンビニは新規出店が一段落しつつありますので、今後は既存コンビニ同士の業務提携、M&Aが成長戦略の柱となるといえ、今回のケースのようなメガフランチャイズ契約は、さらに、進むといえます。ローソン、今後、このメガフランチャイズ契約を含め、どのような成長戦略を打ち出すのか、三菱商事の流通への取り組みを含め、その動向に注目です。
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