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March 05, 2017

農業総合研究所、急成長、投資家注目!

農業総合研究所 、2017年8月、第1四半期、1/12
・http://v4.eir-parts.net/v4Contents/...

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:11.19億円
・自己資本比率:44.0%(昨年 43.2%)
・現金及び預金:6.85億円(総資産比 61.22%)
・売掛金:3.53億円(総資産比 31.55%)
・有利子負債:1.11億円(総資産比 9.92%)
・買掛金 :3.97億円(総資産比 35.48%)
・利益剰余金 :1.09億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:3.47億円( %) 、営業利益:0.26億円( %)
・経常利益:0.26億円( %)、当期純利益:0.17億円( %)
  ⇒ 通期予想:売上高:15.60億円(30.6%:進捗 22.25%)、営業利益:1.70億円(8.6%:進捗 15.30%)
・原価:15.94%(昨年  %):+0.00、売上総利益:84.06%(昨年  %):+0.00
・経費:76.29%(昨年  %):+0.00
・営業利益:7.77%(昨年  %):+0.00

農業総合研究所のコメント:
・当社は、農家の直売所事業に注力し、積極的にスーパーマーケット等の小売店(以下、 「スーパー等」という)と交渉及び導入を進め、新規に導入いただいたスーパー等が増加し、平成28年11月30日時 点で798店舗(前期末比+118店舗)まで拡大いたしました。スーパー等に対しては、関東地区や関西地区の店舗で のフェアや販促支援を強化し、より多くの農産物が販売できるよう努めてまいりました。また、登録生産者に対し ては、相場情報やスーパー等の特売情報等を提供し、より多くの農産物を出荷していただけるよう努めてまいりま した。その結果、農家の直売所事業による流通総額は1,615,945千円となりました。拡大しているスーパー等への 農産物供給量確保のため、集荷場を関東地区等に開設し、集荷場は前期末より4拠点増加し平成28年11月30日時点 で61拠点、登録生産者は前期末より240名増加し平成28年11月30日時点で6,005名と拡大いたしました。
・委託販売システム:
・「委託販売システム」における売上高は272,723千円、売上総利益は272,286千円(売上総利益率99.8%)となり ました。
・買取委託販売:
・「買取委託販売」における売上高は53,326千円、売上総利益は13,772千円(売上総利益率25.8%)となりまし た。
・卸販売 :
・「卸販売」における売上高は21,065千円、売上総利益は5,733千円(売上総利益率27.2%)となりました。

農業総合研究所の株価:3/3
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/s...
・時価総額 14,543百万円(3/3) =6,940円(3/3) × 2,095,500株(3/3)
・株価6,940円(3/3)=PER(会社予想):133.41倍(3/3)×EPS 52.02円(2017/08)
・株価6,940円(3/3)=PBR(実績): 29.50倍(3/3)×BPS 235.27円(2016/08)

PI研のコメント:
・昨年、6/16に東証マザーズに上場した農業総合研究所が1/12、2017年8月期の第1四半期決算を公表しました。結果は四半期ベースでは比較できないものの、通期予想を見ると、大幅増収増益ですので、進捗率がやや低いものの、好決算といえそうです。農業総合研究所は市場分類では卸売業ですが、業務内容は農産物直売所、それも都市部の食品スーパー内でのインストアを主とする農産物直売所の運営です。よく似た業態は道の駅ですが、道の駅は大半が地方であるのに対し、都市部、それも食品スーパーに徹しているのが特徴といえます。現在、約800店舗の食品スーパーで農産物直売所を運営しており、 小田急商事、いなげや、 イズミヤ、西友、 山陽マルナカ、 サミット、ヤマザワ、 ヤオコー、平和堂、 阪急オアシス、ヨークベニマル、ライフコーポレーション等で展開されています。これを支える農家、登録生産者数は6,000名を超え、物流拠点も全国60拠点以上ですので、まさに、全国的規模で農産物直売所を展開しているといえます。また、これを支えるIT化も積極的であり、各食品スーパーへ搬入する農産物へ貼付するバーコードをそれぞれの食品スーパー用に独自開発したり、NTTドコモと業務提携し、農家へタブレットを配り、そこで、売れ筋、在庫、相場、値付け情報などが見られるとのことです。やや気になるのは自己資本比率が44.0%と低いですが、これは売掛金が総資産比31.55%と、急激に販路が拡大しているためと思われますが、現金が上場したこともあり、総資産比61.22%と異常値ですので、キャッシュは豊富です。一方、投資家の評価ですが、PERが133.41倍と異常値、3/3現在、6,940円と高値です。PBRも29.50倍とPERに比べ安定しているとはいえ、投資家は、この第1四半期決算発表後も高く評価し、将来性を期待しているといえます。当面、食品スーパーの店舗数と農家を増やしてゆくことが課題といえますが、今後は国内だけでなく、海外展開への布石も(株)世界市場を子会社化したことで打っており、どのように事業を組み立ててゆくのか、興味深いところです。農業総合研究所、国内、海外ともに、競合が見当たらないユニークな事業スキームですので、当面、独占市場といえ、競合が生まれる前に、いち早く市場を確立できるかが課題といえ、今後の食品スーパーの店舗数と農家の増加速度の推移に注目です。

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March 5, 2017 |

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