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April 15, 2017

サンエー、2017年2月本決算、増収増益!

サンエー、2017年2月、本決算、4/6
・http://www.san-a.co.jp/common/uploads/2017/04/tanshin20170406.pdf

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:13,486億円(昨年4,845億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△7,110億円(52.73%:昨年△7,254億円)
  ⇒ 有形固定資産の取得による支出 :△72.59億円(昨年△68.91億円) 
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△19.83億円(昨年△18.06億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):43.91億円 (昨年△42.15億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:1,304.27億円
・自己資本比率:77.4%(昨年75.7%)
・現金及び預金:461.22億円(総資産比 35.37%)
・有利子負債:1.41億円(総資産比 0.11%)
・買掛金 :82.71億円(総資産比 6.35%)
・利益剰余金 :933.29億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・営業収益: 1,802.43億円(3.7%) 、営業利益:150.06億円(6.3%)
・経常利益:154.11億円(6.6%)、当期純利益:97.85億円( 11.5%)
  ⇒ 通期予想:営業収益:1,854.32億円(2.9%:進捗 0.00%)、営業利益:150.83億円(0.5%:進捗 0.00%)
・原価:68.95%(昨年 69.00%):-0.05、売上総利益:31.05%(昨年 31.00%)+0.05
・経費:28.58%(昨年 28.47%):+011
・マーチャンダイジング力:+2.47%(昨年+2.53%):-0.06
・その他営業収入:6.39%(昨年6.09%):+0.30
・営業利益:8.86%(昨年 8.62%):+0.24

サンエーのコメント:
・当社は経営方針を「意識して考えよう」とし、安心・安全・信頼を求めるお客様に応える ため、仕組み力、商品力、人材力の向上について意識して考え実行するとともに、引き続き企業理念の浸透、七大 基本の徹底、既存店の活性化、効率化を図り、お客様満足度の向上に努めてまいりました。
店舗展開につきましては、4月に「ハンビータウン」(沖縄県中頭郡北谷町)を改装し、ベビー用品専門店の 「ベビー館」及び「無印良品」を出店いたしました。
・小売事業におきましては、ワンランクアップ商品、沖縄県産品、PB商品(くらしモア・ローソンセレク ト)の販売強化に取り組んだことにより、食料品が堅調に推移したことと、既存店の増床効果により住居関連 用品と外食が好調に推移した結果、売上高は1,689億77百万円(前年同期比3.4%増)となりました。
・出店対策について:
・当社は、衣料品・住居関連用品・食料品を販売するスーパーマーケットチェーンとして、沖縄県内に店舗網を展 開しており、平成29年2月末現在、衣料品・住居関連用品・食料品を全て取り扱う「総合店舗」を22店舗、衣料 品・住居関連用品を取り扱う「衣料・住関店舗」を1店舗、食料品・住居関連用品を取り扱う「食品店舗」を41店 舗、「ドラッグストア」を2店舗、「外食店舗」を14店舗有しております。その他、ペンション1軒を有しており ます。
・今後も、沖縄県内においてドミナント出店を行ってまいりますが、それに伴い、出店計画の進捗状況や他社との 競争激化、同県内の経済情勢及び台風等の天候不順により、当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの 状況に影響を及ぼす可能性があります。

サンエー、18年2月期は増収増益を予想=コスト圧力に対応:
・JIJI.COM:4/6
・http://www.jiji.com/jc/article?k=2017040601066&g=eco
・サンエー=2018年2月期の連結業績は増収増益を予想。人口が増加し、観光客が過去最高を記録するなど沖縄県の好調な経済に支えられ、17年2月期は過去最高益を更新した。爆買いが一服したインバウンド消費は、化粧品や美容小物など身近な生活用品にシフトしたという。客単価は下がったがクルーズ船の寄港が増えることもあり、上地哲誠社長は「(客数面で)横の広がりがでてきた」と指摘、好調を維持するとみている。

サンエーの株価:4/12
・https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2659.T
・時価総額 149,994百万円(4/12) =4,690円(4/12) × 31,981,654株(4/12)
・株価4,690円(4/12)=PER(会社予想):15.01倍(4/12)×EPS 312.49円(2018/2)
・株価4,690円(4/12)=PBR(実績):1.49倍(4/12)×BPS 3,156.36円(2017/2)

PI研のコメント:
・サンエーが4/6、2017年2月期の本決算を公表しました。結果は増収増益、好決算ですが、2018年2月期の通期予想が営業利益0.5%増と厳しい数値であり、投資家は今後の動向にやや不安を抱いているようで、決算発表後、株価は低迷しています。今期増益になった要因ですが、原価は若干改善、経費は増加、差引、商品売買から得られる利益、マーチャンダイジング力は-0.06ポイント下がりましたが、サンエーの利益の源泉ともいえるその他営業収入、特に、加盟店からの収入増が寄与、利益を押し上げたことが大きいといえます。それにしても、サンエーの自己資本比率は77.4%と、限界に近い高さであり、安定した財務基盤です。コメントでは、「今後も、沖縄県内においてドミナント出店を行って、・・」とのことですが、ここ数年、新規出店が少なく、成長戦略に課題があるといえます。来期も新店は「6月に「V21食品館嶺井店」(沖縄県南城市)、8月に「大湾シティ」(沖縄県中頭郡読谷村)」とのことですが、いかに新店を通じた成長戦略を果たしてゆくかが課題といえそうです。サンエー、利益面もさることながら、今後、どのような新店戦略へ豊富なキャッシュを配分するか、その動向に注目です。

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