IY FRESH(生鮮食品)、スタート!
セブンとアスクル、生鮮宅配「IYフレッシュ」28日開始:
・日本経済新聞:11/27
・セブン&アイ・ホールディングス(HD)とアスクルは28日から生鮮宅配サービス「IYフレッシュ」を始める。共働き世帯などのニーズを見込み、カット野菜や調理キットなど5000品を扱う。東京都心の文京区と新宿区でスタートし、2018年度に東京23区全域、20年秋めどに首都圏に拡大する。生鮮宅配はアマゾンジャパン(東京・目黒)も4月から「アマゾンフレッシュ」を展開するなど、競争が激しさを増している。
・IYフレッシュはアスクルの通販サイト「ロハコ」内に出店し、扱う商品は生鮮品を中心に5000品。午後2時までの注文で翌日の午前9時以降、午後2~11時の注文で翌日午後4時以降の受取時間を1時間刻みで指定できる。配送料は1回当たり350円。ロハコの商品を含む購入金額が4500円以上で無料にする。
・IYフレッシュの拠点となるのは東京都荒川区にある「ネットスーパー西日暮里店」。ヨーカ堂が手掛けるネットスーパーの出荷拠点でもあり、2階の作業場にはスーパーの売り場のように冷蔵や冷凍の温度帯ごとに分かれた陳列棚が並ぶ。
・ロハコに出店することで、セブン&アイのグループ通販サイト「オムニ7」では接点のなかった利用者を呼び込む。アスクルもこれまで扱っていなかった生鮮品を売ることでロハコの利便性を高めたい考えだ。
IY FRESH(生鮮食品):
・野菜、 果物、 お肉、 お魚、 乳製品 など、生鮮食品を日用品とまとめてお届け!生鮮食品ならLOHACOで。
簡単調理(ミールキット・カット野菜)(199) 温めるだけ(レトルト食品)(165) そのまま食べられる(お惣菜・サラダ)(112) 野菜・いも類(167) フルーツ・果物(49) 肉類・肉加工品(304) 刺身・干物・鮮魚(153) 牛乳・乳製品・卵(378) パン・軽食・ジャム・はちみつ(205) シリアル・栄養補助食品(47) 米・麺類・調味料(1018) チルド商品(漬物・魚肉加工品・調理品)(160) 冷凍食品(273) 豆腐・納豆・こんにゃく・油揚げ(78) お菓子・デザート(343) 水・コーヒー・お茶・飲料(463) ビール・ワイン・お酒(170)
アスクル株式会社との業務提携の基本合意に関するお知らせ :
・セブン&アイ・ホールディングス:7/6/2017
・当社は本日開催の取締役会において、アスクル株式会社(以下「アスクル」といいます。)との間で、業務提携に関する基本合意について決議いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。
・本提携の目的と理由:
・当社グループは、国内外において 6 万店以上の店舗を展開するコンビニエンスストア、総合スーパー、百貨 店、食品スーパー、専門店に加え、金融サービス、IT/サービスなど、あらゆるお客様のニーズに応える多様な 事業を擁し、顧客サービスの向上、店舗網の拡充、商品開発力・調達力、ブランド力の強化等に日々積極的に 取り組んでおります。
・一方、アスクルグループは、「お客様のために進化するアスクル」を企業理念とし、オフィスに必要なものや サービスを「迅速かつ確実にお届けする」トータルオフィスサポートにおけるパイオニアとして平成 5 年の事 業開始以来、お客様の声を聞きながら、中小事業所を始めとするお客様の多様なニーズに応えてオフィス用品 通販で No.1 の地位を確立しており、平成 24 年からは一般消費者向けのオンライン通販事業「LOHACO(ロハ コ)」を展開しています。
・当社におきましては、2017 年度を開始年度とする中期経営計画において、E コマース事業を中心に推進して きたオムニチャネル戦略の見直しに取り組んでおります。オムニチャネル戦略をグループの顧客戦略と再定義 し、リアルと IT を融合させ全ての購買データを捕捉する CRM 戦略の強化を推進する一方、E コマース事業に 関しては、お客様の利便性向上を追求すべく、商品・サービスの見直しを進めておりました。
・アスクルグループにつきましては、主力業態が異なることはもとより、E コマース事業においてもターゲッ ト客層・扱い商品領域が異なるため、お互いの経営資源を活かしたシナジー効果が期待できると考え、お互い のお客様の利便性・利用満足度の向上を実現していくことが、両社の企業価値の最大化につながっていくと判 断し、本日、当社とアスクルグループは業務提携の基本合意書締結に至りました。
PI研のコメント(facebook):
・11/28、IY FRESH(生鮮食品)が正式にスタートしました。現時点では文京区と新宿区のみですが、2018年度に東京23区全域、20年秋めどに首都圏に拡大とのことで、3年後には首都圏全域へ拡大するとのことです。IYはすでにネットスーパーに取り組んでいますが、今回はアスクルのロハコ内に出店することで、この7月に業務提携したアスクルとの協業に本格的に入ったといえ、今後、さらなる共同のサービスが開発されてくると思われます。このIY FRESH(生鮮食品)については、「E コマース事業においてもターゲッ ト客層・扱い商品領域が異なるため、お互いの経営資源を活かしたシナジー効果が期待」でき、結果、「両社の企業価値の最大化」につながっていくと判断したとのことです。ちなみに、この中に、人工知能が使われており、累計約400万人への商品配送計画に応用されているとのことです。IY FRESH(生鮮食品)のサイトを見ると、最初に、「簡単調理(ミールキット・カット野菜)(199) 温めるだけ(レトルト食品)(165) そのまま食べられる(お惣菜・サラダ)(112)」の3つのカテゴリーが来ており、これがロハコのIDとセブン&アイHのIDとの顧客接点となる戦略カテゴリーといえます。IY FRESH(生鮮食品)、首都圏はネットスーパー、移動スーパー、さらには、この4月からはじまった「アマゾンフレッシュ」等と、どう差別化をはかり、経営を軌道に乗せてゆくのか、この3年間の動向に注目です。
続きは、・・:https://twitter.com/PurchaseTW
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