Preferred Networks、注目のAIベンチャー!
Preferred Networks、トヨタ自動車から約105億円の資金調達
モビリティ分野でAI技術の共同研究・開発を加速:
・Preferred Networks:8/4
・株式会社Preferred Networks(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 最高経営責任者:西川徹、以下、PFN)は、トヨタ自動車株式会社(本社:愛知県豊田市、社長:豊田 章男、以下、トヨタ)と自動運転技術など、モビリティ事業分野におけるAI(人工知能)技術の共同研究・開発を加速させるため、トヨタから約105億円の追加出資を受けることで合意しました。PFNが第三者割当増資により発行する株式をトヨタが引き受けます。これにより、トヨタはPFNの外部筆頭株主となります。
・PFNとトヨタは、2014年10月から共同研究・開発を開始し、関係強化を目的に2015年12月、トヨタがPFNに10億円を出資しています。
・これまで両社で実施した、物体認識技術や車両情報の解析技術などの共同研究・開発を通じ、PFNが持つ世界トップレベルの知能化関連技術(機械学習、深層学習、ビッグデータ処理等)は、自動運転をはじめとした、次世代のモビリティ社会の実現を目指すトヨタにとって必要不可欠であると、高く評価されました。
・PFNは今回の資金調達により、計算環境の拡充、優秀な人材の確保をすすめ、モビリティ事業分野におけるトヨタとの関係強化、共同研究・開発をさらに加速させます。
コミックマーケット93にPaintsChainerブースを出展:
・Preferred Networks:12/14
・プロジェクションマッピングによるマンガへの自動着色を体験:
・株式会社Preferred Networks (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長 最高経営責任者: 西川 徹、以下PFN)は、2017年12月29日(金)~31日(日)の3日間、東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催されるコミックマーケット93に、企業ブース「AIがマンガに色付け!PaintsChainer(ペインツチェイナー)」を出展します。
・PaintsChainer(ペインツチェイナー)とは:
・PFNが開発・提供し、2017年1月のサービス公開と同時にTwitter等で大きな反響のあった、オンライン線画自動着色サービス。白黒等で描かれた線画ファイルや写真画像をアップロードするだけで、深層学習の技術を使ってイラスト上の顔や服装、風景等を認識し、完全自動着色または色指定による自動着色をおこないます。現在は着色モデルが異なる「たんぽぽ」「さつき」「かんな」を公開しています。
IoTNEWS:12/12
・Preferred Networksが約20億円の資金調達を実施、ファナック・博報堂DYHD・日立・三井物産など:
・株式会社Preferred Networks(以下、PFN)は、本年12月に第三者割当増資をおこない、新たに、株式会社博報堂DYホールディングス、株式会社日立製作所、株式会社みずほ銀行、三井物産株式会社が、それぞれ約5億円ずつ引き受けることで合意したと発表した。
同様に、2015年6月に協業を開始し、同8月に資本提携をしたファナック株式会社も、約5億円分の同社株式を追加取得することで合意した。
日本経済新聞:12/15
・米でのAI学会で脚光 トヨタもほれた「日本のグーグル」:
・人工知能(AI)といえばグーグルなど米西海岸のネット大手が注目されがちだが、日本でも気を吐く企業がある。4日からロサンゼルスで開催された世界最高峰のAI国際学会「NIPS」。米企業の展示が目立つなか、ブースを構えた唯一の日本企業がベンチャー企業のプリファード・ネットワークスだ。トヨタ自動車やファナックもほれたその実力とは。
・機械学習の世界では知名度が高いNIPSには世界から優秀な研究者が集まる。プリファードのブースにはスタンフォード大学など欧米の有名大学に通う学生がひっきりなしにおとずれ担当者の説明に聞き入っていた。同じフロアには米グーグルやアマゾンなどAIの「重鎮企業」がブースを構える。企業規模は違えども、技術で競うとの自負がにじむ。
・出展日本企業がプリファードのみというNIPSの現状は、AIの活用を掲げながら実行が伴わない日本企業の状況をよく示してもいる。今年のNIPSには米国の大手銀行やドイツの大手自動車メーカー、中国の大手ネット販売企業も出展していた。「ベンチャー精神を持て」と現場に説く日本の大手企業経営者は、まずはプリファードの姿勢を学んだ方がいいのかもしれない。
PI研のコメント(facebook):
・Preferred Networks、日本でいま最も注目されているAIベンチャーです。「世界トップレベルの知能化関連技術(機械学習、深層学習、ビッグデータ処理等)」を武器に、世界でともいっていいかと思いますが、唯一、googleにも勝てる可能性を秘めた企業といえます。西川社長自ら公言していますが、googleの不得意分野はIoTとAIを結びつける視点がどちらかというと弱い点であり、これに対し、Preferred Networksは、ここに社運をかけてAIに取り組んでいるがゆえに、この分野では、勝つ可能性があるとのことです。IoTは物作り、日本のお家芸でもあり、AIをここに集中させることは、日本にとってもAIの自然な活用ともいえます。実際、ロボットのファナックは早くから出資し、ロボットにAIを取り入れており、ここ最近ではトヨタも100億円以上の資本を入れ、筆頭株主となり、自動運転を目指し、AIを活用しています。一方で、この1月には、ChainerというAIを搭載したお絵かきソフト、PaintsChainer(ペインツチェイナー)を発売したり、京都大学iPS細胞研究所の山中教授と共同研究をしたりと、IoT以外のAIの活用にも取り組んでいます。日経新聞によれば、今年の世界最高峰のAI国際学会「NIPS」に参加した日本企業はPreferred Networks、1社だけだったとのことで、いまや日本を代表するAI企業ともいえます。この会議はスタンフォード大学などの優秀なAIの研究者をリクルートする場でもあるとのことですので、豊富な資金で世界最高峰の頭脳がさらに増えるのではないかと思います。残念ながら、これまでの動向を見ると、Preferred Networksがまだ流通の世界には本格的に取り組んでいないようです。ただ、流通業界も物流、在庫管理、店舗開発など、IoTの波が押し寄せており、さらに、POS、ID-POS、EC、さらには、SNS、天候情報、地図情報などとの連携を含め、ビッグデータの時代に入りましたので、いずれ、Preferred Networksもこの世界にAIを本格導入する時が来るのではないかと思います。流通業界も、まずは、この企業に数10億円投資し、AIの共同研究に入って欲しいと思いますし、同時に、流通業界も本格的なAIの研究体制、人材確保を本気で検討するAIシフトの時代に入ったのではないかと思います。
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