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January 10, 2018

アークス、第3四半期決算、増収減益!

アークス、2018年2月、第3四半期決算:1/5

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:2,161.83億円
・自己資本比率:60.4%(昨年61.8%)
・現金及び預金:420.47億円(総資産比 19.45%)
・有利子負債:200.56億円(総資産比 9.28%)
・買掛金:303.19億円(総資産比14.03%)
・利益剰余金 :907.24億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:3,812.35億円(0.1%) 、営業利益:97.65億円(△4.4%)
・経常利益:108.57億円(△5.0%)、 当期純利益 :70.29億円(△14.4%)
・通期予想:
  ⇒売上高:5,200.00億円(1.4%:進捗率73.32%)
  ⇒営業利益:151.00億円(1.7%:進捗64.67%)
・原価:75.41%(昨年75.60%):-0.19、売上総利益:24.59%(昨年24.40%):+0.19
・経費:22.04%(昨年21.72%):+0.32
・営業利益:+2.55%(昨年2.68%):-0.13

アークスのコメント:
・当社グループの主力事業である食品小売業界におきましては、消費者の節約志向が継続していることによる価格競 争の激化に加え、人手不足の問題や、人件費の増加など、経営環境は厳しさを増してまいりました。
・今期の最重要課題でありますシステム統合基盤構築プロジェクトにつきましては、既存システムの延長線上という ことではなく、新たな業界標準たりうるシステムプラットフォームを構築すべく邁進しております。新業務に対する 従業員への教育・訓練や、お取引先様との事前準備などに充分な時間を確保し、平成30年9月までに万全の状態で稼 働できるよう、引き続きグループ全社を挙げて推進して参ります。
・また、過去にとらわれない業務改革及び組織改革の断行を目指したトランスフォーメーション計画につきまして は、具体的な施策である商流改革及び物流改革、後方業務の集約など、定量的な効果を生み出すべく、新たな業務体 制構築に注力しております。その他、グループシナジーを追求する取り組みとして、アークス商品調達プロジェクト におきまして、グループ統一で取り組む商品企画の拡大を、また店舗運営情報共有会におきましては、生産性向上や 粗利益率向上に向けた情報共有及び具体的事例のグループ内への横展開などを図ってまいりました。
・営業面につきましては、周年事業にかかわる販促面の強化や、顧客の生活防衛意識に対応した販促企画の継続、物流面では製造能力の拡充及び商品提案力の強化を図るべく、デリカセンターの新・増設を実施してまいりました。
・グループ共通のポイントカードであるアークスRARAカードにつきましては、グループ内店舗へのカード展開が ほぼ完了したことや、従来から実施している新規会員獲得キャンペーンなどにより、当第3四半期連結会計期間末の 総会員数は、前年同期末に対し15万人増の287万人となりました。
・店舗展開におきましては、新規出店として平成29年4月に「ダ*マルシェ沼田店」(運営会社㈱道北アークス)、 平成29年7月には「ユニバース十和田西店」(運営会社㈱ユニバース)を開店した他、平成29年11月には「ビッグハ ウス東光店」(運営会社㈱道北アークス)を「スーパーアークス東光」として建替増床オープンいたしました。
・当第3四半期連結会計期間末における当社グループの 総店舗数は337店舗となりました。

アークスの株価:1/5
・時価総額149,557百万円(1/5) =2,640円(1/5) × 56,650,468株(1/5)
・株価2,640円(1/5)=PER(会社予想): 14.67 倍(1/5)×EPS 179.98円(2018/2)
・株価 2,640円(1/5)=PBR(実績): 1.12倍(1/5)×BPS 2,346.93円(2017/2)

PI研のコメント(facebook):
・アークスが1/5、2018年2月期の第3四半期決算を公表しました。結果は増収減益、増収幅もわずか0.1%であり、厳しい決算といえます。アークス自身も、「消費者の節約志向が継続していることによる価格競 争の激化に加え、人手不足の問題や、人件費の増加など、経営環境は厳しさを増し、・・」とコメントしているように、食品スーパーを取り巻く経営環境はまさに厳しさを増しているといえます。減益になった要因ですが、原価は改善していますが、それを上回る経費増が大きく、これが利益を圧迫したためです。ここへ来て、食品スーパーの2月期決算企業の第3四半期決算の公表がはじまりましたが、経費増が利益を圧迫しているケースが多いといえ、経費増は、個別の問題を超えた業界全体の課題といえそうです。気になるのは経費増に加え、売上高も伸び悩んでいることです。現在、アークスグループは337店舗となりましたので、5%以上のアップを目指すには15店舗以上の新店が必須ですが、今期の新店は数店舗にとどまっており、新規出店による成長戦略も課題となってきているといえます。アークス、システム統合基盤構築プロジェクト等、今期は内部体制の強化を優先しているといえますので、今後、どう成長戦略を推し進めてゆくかが気になるところです。今期も残りわずかですが、次の四半期、どこまで利益の回復が図れるか、その動向に注目です。

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