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April 27, 2018

NEC、日本スーパーマーケット協会、AIの実証実験!

AIがスーパーマーケットの業務を自動化する!
─需要予測とマーケティングにおけるAI活用の実証実験:

・NEC:2017年06月08日
・この数年、AIが人の職業を奪うという予測がネガティブに語られてきた。しかし実際には、AIが人の作業をサポートすることで、生産性が大きく向上し、ビジネスが効率化することがさまざまな業界の取り組みで明らかになってきている。スーパーマーケットの業界団体である一般社団法人日本スーパーマーケット協会は、人手不足の悩みをAI活用によって解決しようとしている。同協会とNECによる実証実験をレポートしながら、スーパーマーケットの現場におけるAI活用の可能性を探る。

スーパーマーケットの課題は人手不足と「独自化」:

AIが需要を予測し、商品を自動発注する:
・それらの課題を解決する強力なツールとして期待されているのがAIである。同協会は一昨年、2025年に向けたスーパーマーケット業界の課題と展望をまとめた「シナリオ2025」を発表するのと同時に「ロボット・AI研究会」を立ち上げ、店舗現場におけるAI活用の検討を始めた。その一環として昨年10月に実施されたのが、NEC独自の「異種混合学習技術」を用いた需要予測の実証実験だった。
・「この実験に使ったのは、過去の計16カ月分のデータでした。まず、13カ月分のデータをAIに学習させ、それをもとにその後3カ月間の需要予測を立てさせ、それを実際の売れ行きと比較するという方法です」
東京都内の「クイーンズ伊勢丹」2店舗で行われたこの実験をサポートしたNEC産業ソリューション事業部の安田智は、そう説明する。
・「活用したのは、売り上げ、客数のほか、曜日、週、イベント情報、気象といったデータです。それらのデータから読み取ることのできる規則性は一種類だけではありません。異なる種類のデータをもとにいくつかの予測式と条件を自動的に作り、そこから高精度の予測結果を導き出す。その異種混合学習技術の仕組みをこの実験で用いました」

AIが人間を上回るパフォーマンスを見せた:
・まず、客数のずれはわずか7%でした。これは非常に高精度の結果と言っていいと思います。一方、ヨーグルトを対象にした商品販売数予測は、20%から30%の誤差が発生しました。
もう一つ、今後、大手スーパーマーケットで実施されることになっているのが、「NEC Marketing Segmentation」というソリューションを使った実験だ。安田は話す。
・「商品固有の特性である“商品DNA”と顧客の属性や過去の購買行動履歴を関連付けて、きめ細かなマーケティングを実現するのがこのソリューションです。商品の個性と顧客の個性をマッチングさせることによって、その店舗の独自性を生みだすことができます」

技術と現場の実業務をどうマッチングさせるか:
・これらの実証実験の結果を受けて、技術と現場の実業務をどうマッチングさせ、実用的なモデルを作っていくか。それが、今後のJSAとNECの挑戦となる。

PI研のコメント(facebook):
・AIの食品スーパーへの適用事例はまだ少ないといえますが、このNECと一般社団法人日本スーパーマーケット協会が昨年6月に取り組んだ事例は興味深いものです。同協会加盟のクイーンズ伊勢丹で行った2つの実証実験、ひとつは需要予測、もうひとつは商品DNAと顧客とを結びつけ、新たなマーケティングへの活用です。需要予測はDL、ディープラーニングですが、「過去の計16カ月分のデータでした。まず、13カ月分のデータをAIに学習させ、それをもとにその後3カ月間の需要予測」と、学習データ13ケ月、予測データ3ケ月の計16ケ月のデータでの実証実験だそうです。結果、「客数のずれはわずか7%」と客数の精度が高かったようですが、「ヨーグルトを対象にした商品販売数予測は、20%から30%の誤差が発生」と、人がやるよりは高い精度だそうですが、やや誤差が大きいといえます。そして、もうひとつは、いわゆるAIを活用したクラスター分析ですが、商品と顧客を融合させるとのことで、もしかしたらPLSAを使っているかもしれない、実証実験といえます。食品スーパーもやっと、このような先進的な事例が取り組まれ始めたといえ、今後の各社の動向に注目です。

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