惣菜、10兆円突破、「2018 年版 惣菜白書」!
「2018 年版 惣菜白書」:
~惣菜市場規模は10兆555億円に~
・一般社団法人 日本惣菜協会:5/24
・一般社団法人日本惣菜協会(会長:佐藤総一郎、以下「日本惣菜協会」)は、中食・惣菜業界の国内市場をまと めた「2018 年版惣菜白書~拡大版~」を 5 月 23 日に発刊した。今回の調査結果から算出した惣菜の 2017 年の 市場規模は、前年対比 102.2%の 10 兆 555 億円となり 10 兆円の大台を突破した。今から約 40 年前の市場規模 約 9,000 億円と比べても 10 倍以上の成長を遂げている。
・惣菜市場規模:
・2017 年は、「CVS」が前年比 103.7%の 3 兆 2,290 億円、「食料品スーパー」が 103.1%の 2 兆 6,206 億円 と、同 2 業態が引き続き市場を牽引。その他の業態は、「専門店、他」が 100.6%の 2 兆 9,204 億円、「百貨店」 が 99.2%の 3,644 億円、「総合スーパー」が 100.7%の 9,212 億円と横ばいとなっている。
・業態別構成比では、2015 年に「CVS」が「専門店、他」を上回り、2017 年はさらに 0.5 ポイント増の 32.1%、 「食料品スーパー」が 0.3 ポイント増の 26.1%となった。その他の業態はシェアが低下し、「専門店、他」は 0.5 ポイント減の 29.0%、「総合スーパー」が 0.1 ポイント減の 9.2%、「百貨店」が 0.1 ポイント減の 3.6%となっ た。
惣菜の市場規模、初の10兆円突破:
ライフスタイル変化を反映して拡大続く/日本惣菜協会
・食品産業新聞社:5/25
・拡大を続けている惣菜市場の規模が、ついに10兆円を突破した。2017年の市場規模は、前年比2.2%増の10兆555億円。日本惣菜協会が5月23日に刊行した『2018年版惣菜白書』で明らかにしたもの。
・同協会によると2016年における食の市場規模は、10年前(07年)と比較し、内食が19.9%増36兆1,660億円、中食が23.8%増9兆8,399億円、外食は3.3%増25兆4,169億円、食市場合計は13.9%増71兆4,228億円と推計される。「ライフスタイルの変化を反映し、惣菜の利用が大きく増加している」とみる。
PI研のコメント(facebook):
・日本惣菜協会が5/24、「2018 年版 惣菜白書」を公表しました。「惣菜の 2017 年の 市場規模は、前年対比 102.2%の 10 兆 555 億円となり 10 兆円の大台を突破」とのことで、惣菜の市場規模が10兆円を超えたとのことです。その内訳ですが、「「CVS」が前年比 103.7%の 3 兆 2,290 億円、「食料品スーパー」が 103.1%の 2 兆 6,206 億円 」とのことで、CVSが食品スーパーを上回っており、主役はCVSとのことです。CVSが食品スーパーを上回ったのは、「2015 年に「CVS」が「専門店、他」を上回り」とのことですので、2015年が転機だったといえます。1店舗1店舗で見れば、食品スーパー、百貨店が等がもちろん惣菜の売上高は高いといえますが、市場規模で見ると、CVSが惣菜の頂点にたっているといえ、しかも、伸び率もトップですので、今後、この差は広がってゆくといえます。ちなみに、10年前と比較し、「内食が19.9%増36兆1,660億円、中食が23.8%増9兆8,399億円、外食は3.3%増25兆4,169億円、食市場合計は13.9%増71兆4,228億円と推計」と、内食のシェアは高く、食全体では食品スーパーのポジションは高いといえますが、中食市場の方が伸び率が高く、惣菜は今後、食生活の中でますます重要といえます。食品市場、業態ももちろんですが、生活そのものも大きく変化しているといえ、どう惣菜の商品開発に取り組んで行くか、顧客の食生活の動向をしっかり見てゆく必要があるといえます。
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