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June 18, 2018

神戸物産、第2四半期決算、増収増益!

神戸物産 、2018年10月度、第2四半期決算:6/13

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:142,910百万円
・自己資本比率:19.6%(昨年 16.6%)
・現金及び預金:76,252百万円(総資産比53.36%)
・有利子負債:75,459百万円(総資産比 52.81%)
・買掛金:18,022百万円(総資産比12.61%)
・利益剰余金 :31,612百万円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:131,498百万円(5.8%) 、営業利益:7,697百万円( 6.2%)
・経常利益:7,294百万円(△9.0%)、当期純利益:5,180百万円(16.3%)
・通期予想:
  ⇒売上高:265,000百万円(5.4%:進捗率49.63%)
  ⇒営業利益:15,000百万円(2.7%:進捗51.32%)
・原価:84.88%(昨年83.58%):+1.30、売上総利益:15.12%(昨年16.42%):-1.30
・経費:9.28%(昨年10.59%):-1.31
・営業利益:+5.84%(昨年5.83%):+0.01
  ⇒デリバティブ評価益:0.00百万円(昨年446百万円)
  ⇒デリバティブ評価損:420百万円(昨年0.00百万円)

神戸物産のコメント:
・当社グループは食の製販一体体制の更なる強化というグループ目標のもと、積極的な商 品開発を行い、神戸物産グループ全体の競争力を高めてまいりました。また、お客様のニーズを素早く捉えた施 策を実施し、高品質で魅力のある商品をベストプライスで提供してまいりました。
業務スーパー事業:
・当第2四半期連結累計期間の業務スーパー事業における出店状況は、出店25店舗、退店3店舗、純増22店舗の 結果、総店舗数は802店舗となりました。新規出店の内訳といたしましては、直轄エリア16店舗、地方エリア9 店舗であります。出店に関しましては関東エリアへの出店を中心に新規出店を進めており、また、営業年数が長 くなり老朽化してきた店舗の移転等を積極的にFCオーナーに勧めております。
・商品戦略につきましては引き続き顧客ニーズに対応したPB商品の開発に注力しており、国内自社工場や自社 輸入商品の増強を図り、他社にはない商品の開発を進めております。
・この結果、業務スーパー事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は1,153億69百万円(前年同期比 8.3%増)となりました。

神戸物産の株価:6/15
・時価総額180,576百万円(6/15) =5,280円(6/15) ×34,200,000株(6/15)
・株価5,280円(6/15)=PER(会社予想): 14.55倍(6/15)×EPS362.89円(2018/10)
・株価5,280円(6/15)=PBR(実績):4.99倍(6/15)×BPS1,057.93円(2017/10)

PI研のコメント(facebook):
・神戸物産が6/13、2018年10月期の第2四半期決算を公表しました。結果は、営業段階では増収増益、経常段階では増収減益、そして、当期純利益段階では大幅増収となる、やや複雑な決算結果です。投資家も微妙に反応、決算後は売りでしたが、ここへ来て買い、6/15の食品スーパー関連の株価では5,280円、+220+4.35%でトップとなり、乱高下といえます。その要因はデリバティブ取引きにあります。神戸物産は輸入依存度が高く、円高、円安で業績が大きく左右されます。1円のブレが1億円近くになるとのことで、円高では営業利益は有利になりますが、円安では不利となります。そのため、この不安定さを相殺するためにデリバティブ取引を行っており、結果、今期はデリバティブ評価損が420百万円、前期はデリバティブ評価益が446百万円と真逆に働き、利益の安定を図っています。結果、当期純利益は16.3%増ですので、好調な決算と見て、よさそうです。小売業は本来ドメスティックな業態ですが、神戸物産のように輸入依存度が高いと、ディリバティブは必須の経営の武器といえ、ここまで配慮しないと経営の本質が見えないといえますので、独特な小売業といえます。ただ、今後、日本の小売業の輸入依存度もあがり、海外進出も増加してゆくと、このような為替相場も経営に大きな影響を与えるといえます。神戸物産、主軸の業務スーパーは堅調ですので、今後、為替がどう動くかも含め、次の半期、どのような成長戦略を打ち出すのか、注目です。

続きは、・・:https://twitter.com/PurchaseTW

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