ジャパンミート、第3四半期、増収増益、好調!
ジャパンミート、2018年7月期、第3四半期決算 :6/11
B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:41,408百万円
・自己資本比率:56.5%(昨年 57.0%)
・現金及び預金:12,992百万円(総資産比31.38%)
・有利子負債:4,190百万円(総資産比 10.12%)
・買掛金:7,749百万円(総資産比18.72%)
・利益剰余金 :18,587百万円
P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:81,280百万円(5.5%) 、営業利益:3,637百万円(14.6%)
・経常利益:3,720百万円(13.5%)、当期純利益:2,216百万円(1.5%)
・通期予想:
⇒売上高:109,647百万円(5.7%:進捗率74.13%)
⇒営業利益:4,180百万円(5.8%:進捗87.01%)
・原価:71.68%(昨年71.16%):+0.52、売上総利益:28.32%(昨年28.84%):-0.52
・経費:23.85%(昨年24.73%):-0.88
・営業利益:+4.47%(昨年4.11%):+0.36
ジャパンミートのコメント:
・スーパーマーケット事業:
・スーパーマーケット事業につきましては、大型商業施設内店舗「ジャパンミート生鮮館」、関東圏単独店舗 「ジャパンミート卸売市場」、北関東で展開する地域密着型店舗「パワーマート」、東京都内を中心に展開す る業務用スーパー「肉のハナマサ」を展開しております。
・いずれの店舗におきましても、来店される顧客が楽しんでお買い物が出来る店づくりを目指し、当社グルー プの強みである精肉部門を中心とした生鮮各部門および一般食品から惣菜にいたるまで、それぞれの部門が商 品力・技術力に磨きをかけ、お客様のニーズにあった値頃感のある商品展開をすすめ、より安心・安全な商品 を提供できるよう、努めてまいりました。
・商品の販売につきましては、特定の商品を大量に陳列し、値頃感がある商品を顧客へアピールすることで購 買意欲を高める「異常値販売」を定期的に実施するほか、グループ各社で開発した商品を共有し販売を行うこ とで、販売点数及び商品の仕入力の向上、採算の安定に繋がるよう努めてまいりました。
・また、当社の加工物流センターでの大量かつ効率的な精肉加工、商品供給を行うことで店舗オペレーション を安定的にサポートするほか、店舗内においても必要に応じて精肉加工を行い、売れ筋に対応した商品の速や かな提供により販売機会のロスを削減するなど、戦略的、効率的な販売に努めております。商品の仕入につき ましては、当社の加工物流センターにおける大量備蓄機能を活用することで、食材価格変動の影響を受けにく い商品仕入体制を構築し、採算の安定と在庫の確保を図ってまいります。
・当第3四半期連結累計期間の店舗の状況は、平成30年3月に「肉のハナマサ」八王子店(東京都八王子市) を新規出店いたしました。既存店舗におきましては平成29年11月に「肉のハナマサ」錦糸町店(東京都墨田 区)の改装を行いました。また、平成29年9月に「肉のハナマサ」金沢店(神奈川県横浜市)が賃貸借契約期 間満了に伴い閉店いたしました。これにより、当第3四半期連結累計期間末時点におけるスーパーマーケット 事業の店舗数は80店舗になりました。
・当第3四半期連結累計期間における経営成績につきましては、前連結会計年度に新規出店した5店舗の売上寄与と、同店舗の採算が徐々に改善していることに加え、年間最大の繁忙期である年末商戦が好調に推移した ことにより、売上高78,249百万円と前年同四半期と比べて2,755百万円(3.6%)の増収、セグメント利益(営業 利益)は3,359百万円と前年同四半期と比べて345百万円(11.5%)の増益となりました。
ジャパンミートの株価:6/15
・時価総額66,966百万円(6/15) =2,524円(6/15) ×26,679,500株(6/15)
・株価2,524円(6/15)=PER(会社予想): 29.48 倍(6/15)×EPS85.22円(2018/7)
・カレー株価2,524円(6/15)=PBR(実績):2.86倍(6/15)×BPS878.79円(2017/7)
PI研のコメント(facebook):
・ジャパンミートが6/11、2018年7月期の第3四半期決算を公表しました。結果は増収、大幅増益、好調な決算となりました。株価も右上がりと、投資家は買いと判断しています。ジャパンミートは社名にミートがついていることにもより、精肉部門が強く、肉のハナマサも傘下に入れ、グループを上げ強化しています。この決算でも、「スーパーマーケット事業で最大の繁忙期である年末商戦が好調に推移したことことが売上高を押し上げた、・・」、とのことです。また、「特定の商品を大量に陳列し、値頃感がある商品を顧客へアピールすることで購買意欲を高める「異常値販売」を定期的に実施」と、これらが売上高を押し上げたといえます。一方、利益の方ですが、P/Lを見ると、原価は+0.52ポイントと上昇していますが、それを上回る経費の削減が-0.88ポイントと寄与したことが利益を押し上げたといえます。「前連結会計年度に新規出店した5店舗の売上寄与と、同店舗の採算が徐々に改善している」とのことですので、新店5店舗の採算が改善していることが大きいといえそうです。ジャパンミート、この決算を背景に、今期、好調な決算が期待できそうす。残る四半期、そして、来期、どのような成長戦略を打ち出すのか、注目です。
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