ヤオコー、決算説明の要点、中間決算!
ヤオコー 決算説明会:2019年3月期 第2四半期
・ヤオコー:11/12
売上概況 ― 売上高既存店昨年比の月次推移:
・99.6(10月)102.7(11月)103.3(12月) 103.6(2018年1月) 103.2(2月)101.4(3月)100.9(4月)101.1(5月)103.5(6月)103.0(7月)103.2(8月)105.1(9月)
・売上高(102.8%)=客数(99.2%)×客単価(103.6%)
→客単価(103.6%)=点数PI値(102.4%)×一品単価(101.1%)
1.商圏シェア (FSP/ヤオコーカード会員に基づく推計)
・累計会員数 181万人(77.2%:59期9月) 195万人(78.6%:60期9月) 205万人(78.5%:61期9月) 220万人(79.7%:62期9月:+15万人:1.2%)
・9月末のヤオコーカード会員数は220万人、全売上に占める会員売上は約8割。
2.商圏のシェア(既存店・1km商圏シェア)は着実に増加
・商圏シェア 17.4%(来店率56.4%:59期9月) 17.5%(56.8%:60期9月) 17.8%(57.8%:61期9月) 18.6%(58.3%:62期9月:+0.8:0.5%)
・商圏のシェア(既存店・1km商圏シェア)は着実に増加、来店率(純客数)は増進。 買上点数が増加の一方で来店頻度が低下。
3.第9次中期経営計画の重点目標:
① 商品・販売戦略 1km商圏シェア 25%:
→基本レベル(鮮度・クリンリネス・欠品・接客)の向上
→ヤオコーでしか買えない商品づくり
→販売力アップ(単品量販、メニュー提案)
② 運営戦略 店舗作業 15%削減、既存店MH売上高の向上
→カイゼンの定着・浸透・進化
→新情報システムによる効果創出(業務の効率化・高度化)
→デリカ・生鮮センター、新物流センターの機能活用
PI研のコメント(facebook):
・ヤオコーが11/12に公表した中間決算の説明会の資料から要点を抜粋しました。まず、既存店の数値ですが、昨年の10月のみ99.6%ですが、その後は100%を一度も下回らず、103%前後で推移、堅調です。その要因は客数よりも客単価、さらに、PI値にあるといえ、買上点数が全体を押し上げていることによります。ヤオコーは、ここ数年、商圏のシェアに拘っており、特に、既存店の1km商圏シェアがKPIとなっています。実際の推移を見ると、今期58.3%であり、過去4年間上昇しています。また、カード会員は220万人となっており、その売上比率も約80%と、会員に力強く支えられているといえます。結果、既存店、特に1km圏内の顧客からの支持を高めたことが、好調な要因と思われます。これを踏まえ、今後の経営方針ですが、 「商品・販売戦略 1km商圏シェア 25%」、「運営戦略 店舗作業 15%削減、既存店MH売上高の向上」と、既存店の売上高と経費削減を同時に追求し、利益最大化をはかってゆくとのことです。ヤオコー、今期も堅調な業績が期待できるといえますが、それ以上に、今後、500店舗体制に向けて、M&Aを含め、新規出店を首都圏にどのように進めてゆくのか、その成長戦略に注目です。
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