リフト値、ベイズの定理、マーケティング!
ベイズの定理:P(B|A)=P(A|B)P(B)/P(A)
・この定理はイギリスの牧師トーマス・ベイズ(1701–1761)によって発見され、彼の死後にリチャード・プライスによって(Bayes & Price 1763)で発表された。その後ピエール=シモン・ラプラスによって再発見・発展され、その存在が広く認識されるようになった。
・ウィキペディア(Wikipedia)
リフト値:空間
・ベイズの定理:P(B|A)=P(A|B)P(B)/P(A)
⇒P(B|A)P(A)=P(A|B)P(B):同値
・リフト値を上げるには?:
⇒P(A)、P(B)を小さくする。
⇒P(B|A)、P(A|B)を大きくする。
因果関係への応用(ベイジアンネットワーク):時間
・P(A)とP(B)を事前、事後にすると、因果関係となり、事後(結果)から事前(原因)の推定ができる。
・マーケティングへの応用:
⇒PDCAのPとCへ活用
PI研のコメント(facebook):
・人工知能のアルゴリズムのひとつBN(ベイジアンネットワーク)を購入し、ID-POS分析への活用を模索中ですが、その中で、鮮明になってきたことがいくつかあり、メモ的に取り上げてみました。BN(ベイジアンネットワーク)はベイズの定理が根底にあり、そのベイズの定理は研究すればするほど、マーケティングへの応用が広く、深いことです。ポイントは時間と空間であり、この視点をベイズの定理に入れると、おもいしろいことがわかります。空間の視点を入れた典型的な応用がリフト値であり、リフト値はベイズの定理の変形に過ぎず、商品A、商品B、どちらのリフト値も同値であるがことが一瞬で解けます。したがって、リフト値を引き上げる手法は商品A、商品B、どちらに注目してもよく、様々な手法があるということになります。同様に、分母を小さくしても良いのですが、そうするとパイの縮小となり、バランスがポイントとなります。一方、時間の視点を入れると、因果関係が発生し、マーケティングへの応用が可能となります。ベイズの定理のユニークな点はここにあるといえ、数式からもわかる通り、因果関係が逆転、結果から原因を推定できることになります。したがって、PDCAの仮説検証に活用でき、アクションの評価を推定することにつながるといえます。これをAIにまで高めたのがBN(ベイジアンネットワーク)ですので、今後、BN(ベイジアンネットワーク)はマーケティングにどう活用してゆくか、有望かつ強力な武器となる可能性を秘めているといえます。
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