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August 13, 2019

ライザップG、第1四半期、営業黒字転換!

ライザップG、2020年3月、第1四半期決算:8/9

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:470百万円(昨年 △4,714百万円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△99百万円(21.07%:昨年 △3,075百万円)
  ⇒有形固定資産の取得による支出 :△1,169百万円(昨年△1,154百万円)
  ⇒子会社の取得による支出:0.00百万円(昨年△1,549百万円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△8,431百万円(昨年24,023百万円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):△8,089百万円 (昨年16,248百万円)

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:216,302 百万円
・自己資本比率:14.7%(昨年23.5%)
・現金及び預金:35,289百万円(総資産比 16.32%)
・有利子負債:120,768百万円(総資産比 55.84%)
・買掛金:34,723百万円(総資産比16.06%)
・利益剰余金 :△11,192百万円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:53,501百万円(3.8%) 、営業利益:1,482百万円(  %)
・当期純利益:364百万円(  %)
  ⇒売上高:225,000百万円(1.1%:進捗率23.78%)
  ⇒営業利益:3,200百万円( %:進捗46.32%)
・原価:53.17%(昨年52.96%):+0.21、売上総利益:46.83%(昨年47.04%):-0.21
・経費:43.81%(昨年51.32%):-7.51
・営業利益:+3.02%(昨年-4.28%):+7.30

ライザップGのコメント:
・当第1四半期連結累計期間(以下、「当第1四半期」)よりIFRS第16号「リース」(以下、「IFRS第16号」)を適 用しています。
当社は、2020年3月期連結会計年度(以下、「当期」)において、株式会社タツミプランニングの戸建住宅事業・ リフォーム事業の新設分割による新設会社への承継、および同新設会社の全株式の譲渡を実施しました。当期におい て、同社は非継続事業に分類しており、「非継続事業からの四半期利益(親会社所有者帰属)」として継続事業と区 分して表示しています。
・前期は、一部グループ会社における経営再建の遅れが顕在化したことを受け、「グループ会社・事業の経営再建の 早期完遂」、「強靭な経営体質への変革」、「事業の選択と集中」、「新規M&Aの原則凍結」および「成長事業へ の経営資源集中」を柱とする持続的成長に向けた構造改革を開始しました。その結果、主に在庫や不採算事業の減損 に係る構造改革関連費用を含む非経常的損失が発生し、大きく営業損失を計上するに至りました。 なお、当社は、本構造改革を3つのフェーズ(段階)で計画しており、前期はその第一段階であり最も緊急性が高 い「フェーズI」にあたります。当期は第二段階である「フェーズⅡ(成長基盤の構築)」へ移行し、強靭な事業基 盤への変革やグループ管理体制のさらなる強化に注力するとともに、2021年3月期連結会計年度以降の「フェーズⅢ (成長路線へ)」を目指します。
・(美容・ヘルスケア):
・RIZAP関連事業は、パーソナルトレーニングサービスである「RIZAP」および「RIZAP ENGLISH」が順調な顧客獲 得を背景に計画を上回り推移したことに加えて、RIZAPメソッドを活用した暗闇フィットネス「EXPA」やホットヨ ガ「LIPTY」等のグループスタジオサービスが売上を伸ばしました。また、前第1四半期は、主にRIZAPにおいて積 極的な出店と広告宣伝等の先行投資費用がかさみ、一時的に利益が悪化しましたが、当第1四半期はこれら費用の 計画見直しおよび効率化を進めたことにより改善しました。
・RIZAPは今後、これまでの「結果を出すダイエットジム」から進化し、高齢化社会における健康寿命の延伸や、 糖尿病をはじめとする成人病予防等に資するサービスを幅広く展開していく予定です。今期は、シニア向けの広告 宣伝を強化し、主に50代以上の健康向上を目指す顧客の獲得を加速していきます。また、疾患をお持ちの方や体力 に自信がない方でも安心してトレーニングに通っていただけるよう、特別な教育と訓練を受けたメディカルトレー ナーの育成を進め、将来的にはRIZAP全店舗への配置を目指します。
・この結果、美容・ヘルスケアセグメントの売上収益は18,587百万円(前年同期は17,497百万円、同6.2%増)、 営業利益は214百万円(前年同期は345百万円の損失)となりました。

ライザップGの株価:8/9
・時価総額164,084百万円(8/9) =295円(8/9) ×556,218,400株(8/9)
・株価295円(8/9)=PER(会社予想):327.78倍(8/9)×EPS 0.90円(2020/3)
・株価295円(8/9)=PBR(実績): 3.87倍(8/9)×BPS 76.22円(2019/3)

PI研のコメント(facebook):
・ライザップGが8/9、2020年3月期の第1四半期決算を公表しました。注目の決算ですが、結果は営業、黒字転換、回復の兆しがみえはじめたといえます。ライザップG自身も、「当期は第二段階である「フェーズⅡ(成長基盤の構築)」へ移行」の段階とのことで、再び、成長戦略へ向けての準備段階に入ったといえそうです。ただ、財務状況を見ると、自己資本比率は14.7%(昨年23.5%)と減少、特に、有利子負債が増加、120,768百万円(総資産比 55.84%)と重く、利益剰余金 も△11,192百万円と安心できない状況にあるといえます。実際、CFを見ると、営業CFは黒字転換しましたが、投資CFは△99百万円、営業CFの21.07%に押さえており、前期、子会社の取得による支出が△1,549百万円でしたが、今期はなしと、投資を控えています。また、財務CFも△8,431百万円と、長期借入金、リースへの返済に充てており、財務改善を優先したキャッシュの配分といえます。ライザップG、このフェーズⅡ(成長基盤の構築)にはもう少し時間がかかりそうですが、今後、「2021年3月期連結会計年度以降の「フェーズⅢ (成長路線へ)」を目指し」と、コメントしています。成長戦略を再度、推し進める意欲は明確ですので、まずは、次の四半期、この第1四半期を上回る決算を示せるか、その動向に注目です。

続きは、・・:https://twitter.com/PurchaseTW #ライザップ 

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