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April 24, 2020

食品スーパー、売上速報、3月度、既存店107.4%!

一般社団法人 全国スーパーマーケット協会、2020年3月度:4/21

キーワード TOP3:
•1. 新型コロナウイルスによる需要の高まり、2. 小中高一斉休校による影響、3. イベント・行楽中止の影響

総売上高:96,386,577 万円 108.8% (全体) 107.4%(既存店)

1. 青果 青果 DI:13.4(好調):13.7%(構成比) 107.8%(全体)106.3%(既存店)
•中旬まで青果相場は安値で推移していたが、下旬から上昇した地域が多かった。新型コロナウイル スの影響により内食需要が高まっており売上を底上げした。気温が高く、サラダ関連野菜は動きがよ かった。日持ちするジャガイモや玉ねぎに、カレー用のニンジン、炒め物用食材としてピーマンなど の販売数量が増加。免疫力アップとして報道のあった長芋に特需が発生した店舗もみられた。果物類 では、輸入果物のバナナやオレンジなどが好調、国産果物ではイチゴやりんごが好調となった。

2. 水産 DI:10.5(好調):8.7% 106.8% 105.0%
•新型コロナウイルスの影響により、丸魚販売を中止する店舗も。保存の利く冷凍魚や加工品が好調と なった一方で、刺身などの生食用は伸び悩んだ。春商材である海藻類やアサリが好調とのコメントが多 かった。ひな祭り関連のちらしや手巻き寿司用商材は好調だった。ほたるいか大豊漁で値ごろとなり好 調とのコメントがみられたが、花見や行楽自粛の影響で、つまみ用の珍味類は不振となった。

3. 畜産 DI:23.3(かなり好調): 12.0% 112.3% 110.8%
•新型コロナウイルスの影響による内食需要の高まりを受け、牛・豚・鶏いずれも好調であり、なかで も冷凍保存目的の購入向け大容量パックや、簡便調理用の味付け商材が好調となった。相場が低下傾向 にあることで、国産の動きがよいとのコメントもみられた。ハムやソーセージなどにも、一部にはまと め買いの動きがみられた。高い気温により、焼肉用商材は好調となったが、すき焼き、鍋用の食材は動 きが悪かった。

4. 惣菜 DI:-8.7(やや不調):9.4% 100.6% 99.5%
• 一斉休校による昼食ニーズの増加による需要増加はあったものの、花見や行楽の自粛、卒業式や謝恩 会、送別会など会合の中止によるオードブルや弁当需要の激減、天ぷらや揚げ物などのバラ売り販売を 中止しパック販売を行うことで製造量も増やせず、在宅勤務の増加により仕事帰りの惣菜購入ニーズが 減少した店舗もみられ、全体としてはやや不調となった。人手不足に苦慮した店舗も多くみられた。

5. 日配 DI:22.0(かなり好調):19.4% 111.6% 109.6%
•新型コロナウイルスの影響による内食需要や学校給食の代替需要として、牛乳や卵、麺類やパン類、 冷凍食品が好調で、買いだめ行動もみられた。納豆やヨーグルト、キムチなどの発酵食品、乳酸菌関連 商品の売上が好調となっており、一部では欠品も発生した。高い気温により飲料類の動きもよかった。

6. 一般食品:28.5(かなり好調) :27.4% 113.4% 112.0%
•新型コロナウイルスの影響による内食需要増が売上を底上げし、ほとんどの食品で売上が好調。特に 備蓄向き、簡便調理用の食品が好調となった。米類、パスタ・パスタソース、小麦粉・ホットケーキミ ックスなど粉製品、袋ラーメンの5食パック、カップ麺、シリアル、カレー・レトルトなどが挙げられ る。飲料では 2 リットル PET ボトルの動きがよかった。一部の食品は品薄、店頭欠品もみられた。酒 類・珍味も、宴会の自粛や在宅勤務などによる「家飲み」需要が高まり好調となった。

7. 非食品 DI:23.8(かなり好調):6.6% 102.6% 99.7%
•新型コロナウイルスの影響により、マスクを中心にハンドソープ、除菌関連の衛生用品が品薄となっ ており、点数制限を実施。また、ティッシュやトイレットペーパー、キッチンペーパーなどの紙製品に 対しても買いだめが発生、店頭在庫の回復に時間を要し、機会ロスも発生した。従業員が店頭や電話で の入荷問い合わせ対応、開店前の行列等に苦慮したという声も目立った。

PI研のコメント(facebook):
・4/21、全国スーパーマーケット協会から3月度の全国食品スーパー、270社、8,018店舗の売上速報が公表されました。3月度のキーワードは、「1. 新型コロナウイルスによる需要の高まり、2. 小中高一斉休校による影響、3. イベント・行楽中止の影響」、特に、1の新型コロナウイルスの影響による需要の高まりといえます。その結果ですが、全体の数値は、108.8% (全体) 、107.4%(既存店)と、2月度の106.8%、105.5%と比べても伸びており、需要が高まっていることが鮮明です。平均を上回った部門は、3部門、畜産 DI:23.3(かなり好調): 12.0% 112.3% 110.8%、日配 DI:22.0(かなり好調):19.4% 111.6% 109.6%、 一般食品:28.5(かなり好調) :27.4% 113.4% 112.0%です。一方、平均を大きく下回った部門もあり、惣菜 DI:-8.7(やや不調):9.4% 100.6% 99.5%、非食品 DI:23.8(かなり好調):6.6% 102.6% 99.7%の2部門です。また、地域別では関東地方111.6% 110.5%、近畿地方108.7% 107.3%が突出しており、規模別では、10店舗以下と以上で分かれており、特に10店舗以上が高い伸びとなっています。全体の数値は2月、3月度と伸びており、さらに、4月度は伸びると予想されます。一方で、点数制限を実施、開店前の行列等に苦慮、バラ売り販売を中止しパック販売を行うなど、負担も大きくなってきており、さらに、「需要増による人手不足と従業員の疲弊、感染予防対策強化が求められる中での対応は容易ではない」など、様々な課題も発生しているとのことです。食品スーパー、新型コロナウイルスの影響は当面続くと予想されます。売上増とオペレーションへの負担、そして、感染対策、どうこのバランスを保ち、経営を維持していゆくのか、4月度以降の動向が気になるところです。

続きは、・・:https://twitter.com/PurchaseTW #食品スーパー

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