コアCPI(消費者物価指数)、3月度、0.4%増!
消費者物価指数、2020年3月度:
・総務省:4/24
・総合指数は2015年を100として101.9、前年同月比は0.4%の上昇、生鮮食品を除く総合指数は101.9 前年同月比は0.4%の上昇、生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数は101.9 前年同月比は0.6%の上昇
・生鮮食品により総合の上昇幅が0.10ポイント拡大、生鮮食品を除く総合の前年同月比の上昇幅は0.2ポイント縮小(2月 0.6% → 3月 0.4%)、ガソリン,灯油の上昇幅が縮小し,エネルギーにより総合の上昇幅が0.12ポイント縮小、生鮮食品を除く食料により総合の上昇幅が0.05ポイント縮小、宿泊料により総合の上昇幅が0.02ポイント拡大、外国パック旅行費により総合の上昇幅が0.02ポイント拡大
食料品目:上昇、下落(影響度の高い項目のみ)
・1 ほうれんそう 16.8 2 りんごB 13.9 3 アイスクリーム 7.8 4 ミネラルウォーター 7.8 5 トマト 7.7 6 焼き魚 6.9 7 ポテトチップス 6.4 8 レタス 6.4 9 弁当A 6.2 10 すし(外食)B 5.7 11 カップ麺 5.5 12 ハンバーガー(外食) 5.2 13 キャベツ 5.2 14 ゼリー 5.1 15 中華麺 4.7 16 ロールケーキ 4.6 17 やきとり(外食) 4.5 18 中華そば(外食) 4.3 19 うどん(外食) 3.9 20 まんじゅう 3.8
・1 たまねぎ -21.7 2 ねぎ -10.7 3 まぐろ -5.5 4 いちご -4.7 5 乾燥スープ -3.0 6 えび -2.8 7 冷凍調理ハンバーグ -2.4 8 みかん -2.1 9 ぎょうざ -2.0 10 もち -2.0 11 さけ -1.8 12 豚カツ -1.8 13 せんべい -1.7 14 鶏肉 -1.6 15 ビスケット -1.6 16 冷凍調理コロッケ -1.3 17 チョコレート -1.2 18 炭酸飲料 -1.2 19 食パン -1.1 20 ソーセージ -1.1
その他:上昇、下落(影響度の高い項目のみ)
・1 ペットフード(ドッグフード) 9.5 2 火災・地震保険料 9.3 3 ノートブック 9.0 4 講習料(英会話) 8.6 5 水道工事費 8.4 6 タクシー代 7.7 7 トイレットペーパー 7.7 8 バッグB 7.4 9 塀工事費 6.3 10 駐車場工事費 6.0 11 鉢植え 5.9 12 写真プリント代 5.6 13 洗濯用洗剤 4.7 14 自動車タイヤ 4.6 15 自動車整備費(定期点検) 4.4 16 運動靴 4.4 17 釣ざお 4.4 18 修繕材料 4.0 19 放送受信料(ケーブル) 3.7 20 演劇観覧料 3.7
・1 幼稚園保育料(私立) -95.0 2 保育所保育料 -58.2 3 外国パック旅行費 -5.9 4 電気冷蔵庫 -5.6 5 婦人用Tシャツ(長袖) -4.8 6 通信料(携帯電話) -4.3 7 都市ガス代 -4.1 8 女児用スカート -4.0 9 電気代 -3.3 10 パソコン(ノート型) -2.9 11 健康保持用摂取品A -2.5 12 携帯電話機 -2.3 13 ルームエアコン -2.1 14 婦人用上着 -1.9 15 宿泊料 -1.4 16 婦人用セーター(長袖) -1.4 17 婦人用コート -0.5 18 テレビ -0.3 19 シャンプー -0.2 20 電球・ランプ -0.2
3月の消費者物価指数 0.4%上昇:
・NHK:4/24
・家庭で消費するモノやサービスの値動きを見る先月の消費者物価指数は、前の年の同じ月と比べて0.4%の上昇となり、プラスの幅は前の月より0.2ポイント小さくなりました。新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、原油価格が下落しているためです。
総務省によりますと、先月・3月の生鮮食品を除いた消費者物価指数は、平成27年を100とした指数で101.9となり、前の年の同じ月と比べて0.4%上昇しました。
・一方、品薄となっている「マスク」は値上がりし、前の年の同じ月より4.1%上昇しました。総務省は、「感染拡大によってさまざまな物価に影響が出てきている。原油価格は値下がり傾向が続いていて、今後の影響を注視したい」と話しています。
PI研のコメント(facebook):
・総務省が4/24、CPI、消費者物価指数、3月度を公表しました。結果は、「生鮮食品を除く総合指数は101.9 、前年同月比は0.4%の上昇」と、0.4%の上昇にとどまり、2月度と比べ0.1%の下落となりました。NHKの報道でも指摘されているように、「新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、原油価格が下落」と、この2つの要因が大きいといえます。ちなみに、食料は1.4%増であり、全体のCPIは0.4%増ですので、高い水準といえます。 ベスト10は「1 ほうれんそう 16.8 2 りんごB 13.9 3 アイスクリーム 7.8 4 ミネラルウォーター 7.8 5 トマト 7.7 6 焼き魚 6.9 7 ポテトチップス 6.4 8 レタス 6.4 9 弁当A 6.2 10 すし(外食)B 5.7 」です。一方、ワースト10は「1 たまねぎ -21.7 2 ねぎ -10.7 3 まぐろ -5.5 4 いちご -4.7 5 乾燥スープ -3.0 6 えび -2.8 7 冷凍調理ハンバーグ -2.4 8 みかん -2.1 9 ぎょうざ -2.0 10 もち -2.0」です。ちなみに、食料以外のベスト5は「1 ペットフード(ドッグフード) 9.5 2 火災・地震保険料 9.3 3 ノートブック 9.0 4 講習料(英会話) 8.6 5 水道工事費 8.4 」と、新型コロナウイルスの影響が大きく反映されているといえます。また、ワースト5は「1 幼稚園保育料(私立) -95.0 2 保育所保育料 -58.2 3 外国パック旅行費 -5.9 4 電気冷蔵庫 -5.6 5 婦人用Tシャツ(長袖) -4.8 」です。今後、新型コロナウイルスの影響が長引けば、この傾向はさらに加速するといえ、消費者物価は下落、デフレの様相を呈してきたといえます。次の4月度、CPIがどこまで下がり、底が見え始めるかどうか、その消費動向が気になるところです。
続きは、・・:https://twitter.com/PurchaseTW #消費者物価指数
━━━━━━ お知らせ! ━━━━━━━━━━━━━━━
1.Slack開設、「AI棚割り分析」
2.週間!食品スーパーマーケット最新情報:まぐまぐ!
3.facebookに「食品スーパーマーケット最新情報」グループ創設_1,150人
« GAP、現金枯渇、家賃支払い停止、SEC! | Main | 百貨店、売上速報、3月度、-33.4%! »
Comments