関西スーパーマーケット、第3四半期、増収、大幅増益!
PI研のコメント(facebook):
・1/29、関西スーパーマーケットが2021年3月期の第3四半期決算を公表しました。結果は増収、大幅増益の好決算となりました。特に、利益はいずれの段階でも大幅な増益です。その要因ですが、原価、経費とともに改善、ダブルで利益を押し上げたことによります。ただ、その他営業収入、食品スーパー特有の物流収入や不動産収入ですが、こちらは若干の減少、トリプルでの利益改善にはなりませんでした。一方、BSの方ですが、この好決算により、財務構造が大きく変わっています。総資産が109.0%増え、600億円を超えました。自己資本比率は若干下がりましたが、現預金は上昇、有利子負債も削減しています。ただ、この第3四半期決算時は、「会計期間末日が金融機関休業日にあった」ため、買掛金約50億円の支払いが発生しなかっため、買掛金は大きく上昇しています。これが現預金の異常値を産んでいますので、これらを勘案すると、有利子負債が削減された分、自己資本比率も上昇しますので、財務改善が進み、強化されたといえそうです。本決算ではこのようなことは起こらないのですが、四半期決算ではまま起こり、よく見ないと財務の判断を誤ることがありますので、注意が必要です。関西スーパーマーケットのコメントですが、11月に「65店舗目となり富田林駅前店(大阪府富田林市)」をグランドオープンしています。この店舗は新型コロナウィルス対策店舗とのことで、「抗菌店内カゴと抗菌グリップ・フック付のアルミカート、及び抗菌・抗ウイルス加工を施したレジカウンターやサッカー台を導入」とのことです。今後の食品スーパーのモデル事例となる先駆けの店舗といえます。さて、これを受けて、関西スーパーマーケットの株価ですが、残念ながら下がっており、投資家は売りと見ています。通期予想が残り四半期ですが、厳しい数値となっており、新型コロナウイルスの影響を懸念したものといそうです。関西スーパーマーケット、残り、四半期、増収増益は確保できそうですが、どこまで利益改善を図れるか、その動向に注目です。
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